横地 裕 Hiroshi Yokochi

ヘルスカウンセリング学会公認ヘルスカウンセラー。あなたがあるがままの自分で、まわりと共…

横地 裕 Hiroshi Yokochi

ヘルスカウンセリング学会公認ヘルスカウンセラー。あなたがあるがままの自分で、まわりと共にしあわせに生きることを支援しています。世界は変わる。競争の時代が終わり、支えあう時代がやってきます。https://lit.link/HiRO4

マガジン

記事一覧

「昭和の日」に想う

今日、4月29日は、かつて「天皇誕生日」という国民の祝日だった印象が、昭和生まれの私には強い。 しかし、この日が「天皇誕生日」と呼ばれていたのは1948年から1988年ま…

人格成長

先日、宗像恒次「SAT療法」の中から、 どうすれば、人は、自己のあり方と行動を変え、人格成長することができるのか? という部分を紹介しました。 今日はSATでいう「人格…

自分のあり方を変えるとき

私の恩師・宗像恒次の書いた本「SAT療法」の中に、こんな記載がある。 あなたは、どうすればそれが可能だと思いますか? ちょっと考えてみてください。 宗像恒次は答えま…

補完し支え合って、ともに愉しみましょう!

毎年年賀状に書いてきた元旦の誓い。 もう11年経ちますが、2013年にブログでこんなことをシェアしていました。 2013年、あけましておめでとうございます! 1年前の今日、…

ありのままに生きる

あなたの思うように、 ありのままに生きるのがいいよ! ..そんなふうに言うと、よく誤解されることがあります。 そんなの無理に決まってるじゃん!..とか、 理想だよね(…

責任が取れない人

なにか問われると、必ずといっていいほど、 「その件は上司に相談してみないとお答えできません。」 そんな応え方をする人がいる。 あるいは、なにか断る場合には、 「そ…

面倒くさがりやのあなたがうまくいく!?

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則 私がFBで本田直之さんの書籍の宣伝を見かけたのは12年前だったか、タイトルが気になって、リンクをクリックしてみると、Amaz…

胎内サバイバー

「サバイバーズ・ギルト(Survivor's guilt)」という言葉がある。 Wikipedia によれば、 東日本大震災の後にも、多くの方がPTSDに苦しんだと聞く。 しかし、このような…

学ぶ楽しさ

今日は私が学生だったころを振り返ってみる。 いい高校、いい大学、そして、いい会社... 教員をしていた両親の下で育った私は、疑いもせずに、この言葉を信じ、受験戦争真…

うつ病を防ぐ感情表現法

2012年8月15日、私はSATカウンセラー仲間の投稿を見て、こんな記事を書いていました。 SAT仲間のじゅんじゅんこと山本潤一さんが、こんな記事をアップされています。 ア…

究極の生き方

今日ここで示す文章は、以前私の友によってフェイスブックに掲載されたものです。私の恩師・宗像恒次先生が筑波大学を退官される時に、教室のみなさんに配られたものなので…

病に学ぶ

私が以前読んだ本に、こんなくだりがあります。 これだけ聞くと、いま現在病気の方の多くは、なにをバカなことを言うんだ!、と腹立たしく思われるのではないでしょうか?…

いまここを生きる

時間は、過去から、いまを経て未来に至る。 本当にそうでしょうか? 過去の話、記憶の話をしました。 いまを基点に過去を眺めてみると、その過去はあまりにあいまいで、 …

死ぬ前に後悔しないために

私が『ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5』を見て2012年2月12日に綴ったブログ記事です。 先日、フェイスブックのリンクを辿ると、こんな記事が紹介されてい…

過去は変えられる

いまから12年前、2012年1月23日、ヘルスカウンセリング学会公認心理カウンセラーとなって1年半が経過し、さらに自分と向き合っていた頃に書いたブログ記事をシェアします。…

過去にとらわれないで生きる

過去に心が傷つくような体験をすると、それが妨げとなって、同じような状況に置かれた時に動けなくなってしまう。 そんな経験を、あなたもされたことがあるのではないでし…

「昭和の日」に想う

今日、4月29日は、かつて「天皇誕生日」という国民の祝日だった印象が、昭和生まれの私には強い。 しかし、この日が「天皇誕生日」と呼ばれていたのは1948年から1988年までの40年余りであり、それ以前1927年から1947年は「天長節」、昭和天皇崩御後2006年までは「みどりの日」とされ、2007年から「昭和の日」となったのだそうだ。 祝日法には「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」と定められている。 敗戦後、「激動の日々を経て、復興を

人格成長

先日、宗像恒次「SAT療法」の中から、 どうすれば、人は、自己のあり方と行動を変え、人格成長することができるのか? という部分を紹介しました。 今日はSATでいう「人格成長」のお話をします。 「感情や思考の矛盾」を減らし、「病気や問題を克服する可能性の強い自己へと変わること」、これを人格成長と呼んでいるんですね。 すなわち「ありのままの自分」で、臆することなく、問題解決に立ち向かい健康的な自分、ウェルビーイングな自分になること、といってもいいかもしれません。 また、こ

自分のあり方を変えるとき

私の恩師・宗像恒次の書いた本「SAT療法」の中に、こんな記載がある。 あなたは、どうすればそれが可能だと思いますか? ちょっと考えてみてください。 宗像恒次は答えます。 本当にそうだと思いませんか? 「心の階層的充足の原則」という考え方がSATにはあります。 人は、人から無条件に愛されて、はじめて自分の存在に自信が持て、自分自身を愛せるようになる。ありのままの自分を出して生きていることが自然になると、まわりの人を無条件に愛せるようになる。 ・人から愛される ・自分

補完し支え合って、ともに愉しみましょう!

毎年年賀状に書いてきた元旦の誓い。 もう11年経ちますが、2013年にブログでこんなことをシェアしていました。 2013年、あけましておめでとうございます! 1年前の今日、ここに書いた私の目標です。 これ、実現させました! その場はタスクール。 今年も1月10日より開講します。 2013年の第1回テーマは「自分の思いを上手に相手に伝える方法」。 さらに、1月20日、2月11日に、ヘルスカウンセリング静岡勉強会に講師としてお招きを受けました。 ありがたいことです。

ありのままに生きる

あなたの思うように、 ありのままに生きるのがいいよ! ..そんなふうに言うと、よく誤解されることがあります。 そんなの無理に決まってるじゃん!..とか、 理想だよね(でも無理)..とか、 バカなこといってんじゃないよ!..とか。 みなさんは、どうですか? ありのままに生きるとは、 自分の好き勝手に生きるということではありません。 自分の好きなように生きる。 これは、いいですねー。 でも、勝手、はどうでしょう? 「勝手」をネット検索してみたら、goo辞書にこのようにあ

責任が取れない人

なにか問われると、必ずといっていいほど、 「その件は上司に相談してみないとお答えできません。」 そんな応え方をする人がいる。 あるいは、なにか断る場合には、 「その件についてですが、上司からどうしても許可が下りませんので…」 会社員時代、いつも、私が悪者になっていた。 おかけで私は、知らないところで、えらく偏屈な人間に思われている場合も少なくなかったようなのです..^^; いま、自分の責任でモノを言えない人が、とても増えているように感じます。 どうしてでしょうか...?

面倒くさがりやのあなたがうまくいく!?

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則 私がFBで本田直之さんの書籍の宣伝を見かけたのは12年前だったか、タイトルが気になって、リンクをクリックしてみると、Amazonのページ。レビューは3ツ星とちょっと。 その内容を少し眺めていると、こんなものにぶつかった…。 はい、そうなんですねー。 当然このことを頭では理解している… そこから実行までのハードルが高い… 認知の歪み、誤りを正したところで、行動は変えられない。 なぜ「実行までのハードルが高い」のでしょうか?

胎内サバイバー

「サバイバーズ・ギルト(Survivor's guilt)」という言葉がある。 Wikipedia によれば、 東日本大震災の後にも、多くの方がPTSDに苦しんだと聞く。 しかし、このような戦争体験や事故、大災害の経験がないのに、「罪障感」を抱き、自分の存在を認められない人がたくさんいるという事実は、みなさんご存知だろうか? これは、宗像恒次・筑波大学名誉教授の唱える「サバイバー症候群」に関する記載だが、生まれながらにして、すでに多くの人が罪障感を持っているというのだ

学ぶ楽しさ

今日は私が学生だったころを振り返ってみる。 いい高校、いい大学、そして、いい会社... 教員をしていた両親の下で育った私は、疑いもせずに、この言葉を信じ、受験戦争真っ只中を生き抜いた。 中学の頃、人間教育で有名な地元の塾に通い、進学校に入学した。 でも、その高校で入った部活で、生きる楽しさを感じて夢中になり、 一応、国立大学には入ったものの... その間、学ぶことが愉しいと感じたことはあっただろうか。 無難な卒業ののち、 就職して1年めに、いきなりパソコンを渡され、 秋

うつ病を防ぐ感情表現法

2012年8月15日、私はSATカウンセラー仲間の投稿を見て、こんな記事を書いていました。 SAT仲間のじゅんじゅんこと山本潤一さんが、こんな記事をアップされています。 アサーション...私がこの技法を初めて知った時、目からウロコで、以来自分の気持ちを伝える時にとても重宝しています。しかし、じゅんじゅんは、 というんです。それは、 からだというのです。 アサーションには、感情表現は入っていなかったっけ...? 私は、人にこの技法を伝えるときに、無意識のうちに、 「

究極の生き方

今日ここで示す文章は、以前私の友によってフェイスブックに掲載されたものです。私の恩師・宗像恒次先生が筑波大学を退官される時に、教室のみなさんに配られたものなのでしょうか、とても深い内容なので、改めてテキストにさせていただきます。 なにが正しくて、なにが間違いか的な生き方をされている方を、私はたくさん知っています。 「正しさ」とはあいまいなもので、そのとき、その自分が置かれた環境の中でのみ、さらに自分の勝手な思い込みで「正しい」と判断するだけだと、いまの私は思っています。

病に学ぶ

私が以前読んだ本に、こんなくだりがあります。 これだけ聞くと、いま現在病気の方の多くは、なにをバカなことを言うんだ!、と腹立たしく思われるのではないでしょうか? このようにいわれても、きっとピンときませんよね。 やっぱり、腹が立ってきてはいませんか? 病気を自分でつくってるって?..冗談じゃないよ! ..ってね。 ストレスの説明があります。 ここまで読んだあなた、 いまの思いは、どうでしょうか? ひょっとして、いまの病気は、自分がつくったのかな? 心の隅に「疑惑」が

いまここを生きる

時間は、過去から、いまを経て未来に至る。 本当にそうでしょうか? 過去の話、記憶の話をしました。 いまを基点に過去を眺めてみると、その過去はあまりにあいまいで、 どうにでも書き換えられるとお話しました。 そんないまの延長線上に、果たして未来はあるのでしょうか? やっぱり違うと私は思うんです。 未来は、自分が想像(イメージ)したとおりになる。 過去も未来も、自分の認知次第ということではないのでしょうか。 過去に縛られ、未来に不安をいだき、一歩踏み出すことを躊躇する。

死ぬ前に後悔しないために

私が『ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5』を見て2012年2月12日に綴ったブログ記事です。 先日、フェイスブックのリンクを辿ると、こんな記事が紹介されていました。 『ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5』(2012年2月6日) オーストラリアの緩和ケアに数年携わった女性による、 死を間近に控えた人々が口にした後悔トップ5。 忙しさを理由に、自分のしたいことができていないあなた、 まわりを気にし、自分を抑えて生きているあなた、 ここをご覧のみなさまも

過去は変えられる

いまから12年前、2012年1月23日、ヘルスカウンセリング学会公認心理カウンセラーとなって1年半が経過し、さらに自分と向き合っていた頃に書いたブログ記事をシェアします。 誰かのカウンセリングをすると、少なからず自分の心が騒めきます。セッション中は、それを脇に置いて、クライアントに集中して進めるのですが、自分が引っ掛かったところをチェックしておいて、後から自己カウンセリングし、自分と深く向き合うんです。そうやって深層に追いやった未解決の問題を1つ1つクリアにしていくことで、

過去にとらわれないで生きる

過去に心が傷つくような体験をすると、それが妨げとなって、同じような状況に置かれた時に動けなくなってしまう。 そんな経験を、あなたもされたことがあるのではないでしょうか? だから人は、「本当はそうしたいけどできないんだ」ということを繰り返すんですね。 私の修めるヘルスカウンセリングの「SAT行動変容支援カウンセリング法」の中では、 「心象風景連想法」を使って、幼い頃の心の傷つき体験を想起させ、 「再解決イメージ法」で、そのできごとを克服し、 周りから無条件に愛され、自信のあ