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#映画にまつわる思い出

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【結果発表】あなたの映画エピソードを教えてください!お題企画「#映画にまつわる思い出」で募集します。

お題企画「#映画にまつわる思い出」の結果を発表します! 【3/27追記】受賞作品をご紹介します!この記事で募集していた、受賞作品が決定しました!WOWOW note担当からのコメントとともにご紹介していきます。 ■祖父がくれた1000円とシャマランの映画 ■100万円貯まったから、会社辞めます。 ■週2で通った映画の「聖地」に住むことになったやつ、わたし以外におる? ■映画との3度の出会いが作った今の私 ■映画と父と思い出と

57時間後に恋に落ちる ~「恋する惑星」(香港映画、ウォン・カーウァイ監督作品)

クランベリーズの「Dream」という曲と、ママス&パパスの「夢のカリフォルニアがとても印象的な作品でした。 前半は、金城武とブリジット・リンの一瞬の邂逅。 なんか、こう、一瞬だけ距離が狭まって一夜明ければまたもとの距離に戻っていくっていうのは、なんともいえず、実の世界でも起こりそうで、ものすごく共感できたりする。 あと、この映画、素敵な言葉がちりばめられていますね 「57時間後に恋に落ちる」とか でも一番すきなのは後半のフェイ・ウォンとトニー・レオンの会話。 あり

スキ数と閲覧数に踊らされる人。

セミナーをやると、参加者のうちで最も成長するのは誰だろうか。どんな人だろうか。それはもちろん……。 ありがたいことに先週と昨日、札幌市主催で「note」についての市民講座をやった。 今日はそこで思ったことをとりとめもなく書く。 参加者さんの数は定員30名を急遽こえる32名で本当にありがたい。心から感謝しているんです。2年くらい前の自分では絶対に想像もできない状況。 ぶっちゃけ、ずっとそんな空想をしてきたんだけど、それが現実の光景になるかというと、ムリだろうな、と思って

今日はアカデミー賞受賞式!名作「風と共に去りぬ」アカデミー10部門受賞で史上最多動員した壮大なロマンをもう一度。

長編アニメーション賞にノミネートされている宮崎駿(83)監督作『君たちはどう生きるか』に受賞の期待がかかるなか、本日、米国アカデミー賞が開催される。 (速報)見事受賞!翌日観に行きました! しかもゴジラも!めでたい! そして、今日はこのアカデミー賞が開催される日に、一つ伝説的な史上最強の作品を紹介したい。 それは「風と共に去りぬ」だ。 マーガレット・ミッチェルの同名ベストセラーをビビアン・リーとクラーク・ゲーブルの共演で映画化し、1940年・第12回アカデミー賞で作

娘と一緒に見たい5つの映画【中学生編】

中学1年生の頃、席替えをして隣になってから、急激に仲良くなった女の子がいました。笑いのツボが似ていたのか、毎日くだらないことでお腹がいたくなるほど笑って、明るい彼女といる時間がただただ楽しかったのです。 彼女は映画が大好きで、毎月4冊も映画雑誌を買って学校にも持ってきていました。『SCREEN』『ROADSHOW』『MOVIESTAR』『PREMIER』字面を書くだけでも懐かしい。まだ続いているのかな? そんなこんなで、休み時間になると、彼女の机の周りにいつもみんな集まって

映画上映中に喋る&スマホを見るマナー知らずな人たちに遭遇した話

最近、映画館で映画を観ることが多かったんですが、上映が始まる前に共通して流れていたのが、「劇場版 忍たま乱太郎」の劇場マナーCM。 映画館では、上映前に必ず何らかの形で「劇場マナー講座」の映像が流れることが定番になっていますが、今回は今年2024年12月に公開予定の「忍たま映画」バージョンでした。 「忍たま乱太郎」のキャラクターたちとか、ウン十年ぶりにスクリーンで見たんですが、あれ、乱太郎くん、きり丸くん、しんべヱくん、・・・こんなに可愛かったっけ?? 昔は「可愛い~~!

マガジン【ヤバ猫推し映画・俳優】

史上最高タイムスリップ映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」は永久不滅のロマンだ‼️

なぜ、この映画の事を考えると胸がキューンとするのだろう。 タイムスリップ映画におけるロマンが隅から隅までぎっしり詰まっている。目を閉じれば数々の名シーンが幾つも脳裏に浮かぶ。今後どんなにタイムスリップ映画やタイムリープ映画がこの世に現れようともこの映画の偉大さは益々燦然と輝いてゆく。きっと私が死んで100年後も200年後も20世紀に遺してくれた最高のロマンとして永遠に語り継がれることでしょう。BTTF フォーエバー‼️

ひかりのまちにうまれたこどもたち

「ひかりのまち」 というタイトルの映画を僕は果たして劇場で見たのかそれともDVDで見たのか、そんな基本的なことすら、すっかり忘れてしまった。 同じ監督の他の作品は、すべて大きなスクリーンとドルビーサラウンドで見たという記憶がはっきりあるというのに。 けれど、そんなふうに自分がいちばん好きな映画だけ記憶が曖昧なのは、 要するにそーゆーことなんだな と妙に納得している自分がいる。 確かに映像も音楽もサイコーなのに(なにしろサントラはあのマイケル・ナイマンだし)、そんな

東京の中心で、愛を叫べない

~皆様、好きな人との初デートと言えばどこを想像しますか?~ 動物園や水族館でしょうか? ショピングでしょうか? それとも、オシャレなカフェやレストランでしょうか? 私は、妻との初デートは映画館でした。 映画館なら隣同士の席で 距離が近くてドキドキしますし 同じものを見てるので 共通の話題ができ、会話が弾みます。 ですので、私は妻との初デートは 映画館を選びました。 しかし、その映画館デートは 私にとって忘れられない出来事になってしまったのです。 今日もまた、皆

🅿️ クリエイティブな発想力🤓(映画にまつわる思い出|餃子がすき|もしもの備え)

▶️ 今回のnoteは、いつもと違って、パラレルワールドのKABOOたちが担当です🙃 3つの “お題” を盛り込んだ、未来のための三題噺の「やっちぇよKABOO」をシェアします✨
(やっちぇよ= “やっちゃえ” の茨城弁です) まず自分が納得できる作品にしていきたいと思いますので、見出しや本文、クリエイター名が変わる場合もございますが、ご了承ください🙏 P.S. 制作活動に注力するため、いただきましたコメントへのご返信は、❤️をもって代えさせていただきますことをご容赦い

夏休みの宿題 ベン・ハー

高校1年の夏休みの宿題に、洋書で「ベン・ハー」一冊、和訳せよ! というものがありました。 学校から、文庫サイズの「ベン・ハー」の本を貰いました。 まずは英文で読もうと思っていた時、剣道の『玉竜旗』の大会があり、一時間以上かけて、試合場に応援に行く事になり、電車の中で、座る事ができたので、読む事にしました。 同じ剣道部の同級生2人もそれぞれ、夏休みの宿題を持って来ていました。 電車で、30分程経った時、着いた駅から外国人の男性が乗ってきました。 40代くらいでしょうか、背が

一周回って身近になった映画館

自分の子ども時代は昭和のころでした。一番最初に映画館で映画を見たのは中学生の頃で、見た映画は「明日のジョー」です。 なんと劇場内満席なうえ立ち見。一番後ろの人混みに紛れて、人と人のすき間から見ていました。 少しのち、インドの映画館では観客が映画を見ながら一緒に踊ると聞いたことがあります。当時の日本の映画館も踊りはしませんでしたが、劇場内にはきちきちに人が入っていました。 あのころ映画というとテレビよりも大画面で見られる貴重な経験で、テレビ番組の総集編のような映画、続編の

映画『かもめ食堂』

まだ当店が影も形もない2006年、だけど「店をやろう」と決めていたこの年、映画『かもめ食堂』を観ました。 小林聡美演じる主人公が、フィンランドでひとり開いた食堂を巡る物語です。 映画の序盤、なかなかお客様が訪れず、それでも主人公が毎日グラスを磨き、テーブルを拭いて空っぽの店内でお客様を待つ様子に、わたしは覚悟しました。 「きっとこれから始めるわたしの店も、そうなるだろうな。だけど、信じて辛抱しよう」と。 でも、見ていてだんだん落ち着かない気持ちになります。 お客様が来ない

ドクトル・ジバゴとロシア

若い時に観た映画は記憶に強く残っているものだが、中でも鮮烈な印象を自分の脳裏に焼き付けたのが、「ドクトル・ジバゴ」である。 監督はデビット・リーン。他にも、「アラビアのロレンス」、「ライアンの娘」などを創り上げた並ぶものなき巨匠である。 物語の舞台は、19世紀末から20世紀初めにかけてのロシア。戦争と革命に見舞われた歴史の激流の中で翻弄されつつも、愛と真実を貫くジバゴとラーラの物語である。壮大な歴史の流れに沿って、20世紀初頭の絢爛な上流社会の暮らし、その中での人間関係、そ

娯楽〜映画編(完全に母の趣味)

(過去記事:優雅な朝食〜完全なる母の趣味のつづき) 以前から話しているように、私の家では“娯楽″というものは、全て母によって管理されていた。 民法のテレビ番組…お笑い、ドラマに映画にアニメ、漫画、ゲームは一切禁止。 (理由は頭がバカになるかららしい) 聴く音楽は、クラシック音楽かプレスリー、デヴィットボウイのみ。 流行の歌なんかは、全て母の検閲が入り、OKが出たもののみ、購入、鑑賞可である。 (黒夢はもってのほか!布袋寅泰が好きだった私は、デヴィットボウイと布袋寅泰が

映画で人生を1割り増しに面白くする方法

名作映画と呼ばれるものには、観る者に「これは自分のための作品だ」と思わせる魅力がある。 僕にもそう思える作品がたくさんあるが、今回はその中から意外なカタチでそう思うことになった作品を紹介したい。 まだ僕が芸人として箸にも棒にも引っかかっていない2016年、『ラ・ラ・ランド』を観に行った。 ハリウッドで成功を夢見る男女の物語だ。 映画はロサンゼルスの高速道路で人々が踊り歌うシーンから始まる。 が、始まってまもなく、僕はひどく困惑した。 決して、作中のシーンそのものに困

子どもの頃に観た、初めての「子ども向けではない映画」

子ども向けではない、といっても大人向け=成人映画、ではない。子ども用ではない、一般向けの、くらいの意味である。ふつうであればそれはどんなカテゴリーの映画なのであろうか。思春期の若者が見るような、人気の芸能人が出ている恋愛ものとか? またはハリウッドのスターが出るような大掛かりなヒット作とか? 私の場合、それは「ジョーズ」だった。この作品は1975年、アメリカで公開されて、日本では1976年の正月興行に合わせて公開されたという。その頃、私はまだ小学校1年生。なぜその映画を観た

今の時代がいちばんいいよ日記 2024/2/17-18

男は黙ってストロベリーパフェ 土曜日の午前11時 家族のいちご狩りに着いていく。しかし、僕は狩りたくなるほどにはいちご好きではなかったから、妻と息子が狩りに出ている間、農園に併設されたカフェでいちごパフェを食べながら待つことにする。 いちご、生クリーム、練乳風味のアイス、クラッシュした胚芽ビスケット というシンプルな仕立てのパフェだったけと、あの魔法のスティックみたいな長めのパフェスプーンでそいつをひとすくいして口に含んだ瞬間、思わず本宮ひろしの漫画みたいにぐわっ!と

父もたまには敬われたい

「敬われてえ~~~~~」 あっ! ごめんなさい🙇 「いきなり、なんのはなしですか?」  ですよね。 つい、心の声が漏れてしまいました。 こういうのは比べちゃいけないんでしょうけど、息子たちがママみたいに僕を全然「敬って」くれないんですよ。 それを如実に表しているのが、私のニックネームです。 その変遷をお伝えしますと、 ①赤ちゃん先生 ⇒②ウ○コじじい💩 ⇒③キモイ100% ⇒④キモい巨人 ⇒⑤ハゲの巨人 です。 まだ「赤ちゃん先生」くらいの頃は、

ちょっと、PERFECT DAYSが良すぎた

ちょっとPERFECT DAYSが良すぎました。 思いの丈を少しだけ。感じたものから。 着る服、持つもの。いいものいいものを着ているし、持ってる。 これは全然貧乏なおじさんの話じゃなかった。 ヘンリーネックのTシャツに、オーバーサイズだけど大きすぎない、シルエット抜群の茶色のネルシャツと、シャンブレーシャツ。 パンツのサイズ感も太めでジャスト。 レインコートもミニタリー物。自転車もヴィンテージの英国車。髭を整える小鋏も、毎日使う鍵も、休日にしかつけない腕時計も、カ

ビートルズは偉大だ!本人不在の名作『イエスタデイ』#映画にまつわる思い出

私にとって映画『イエスタデイ』(2019年)はビートルズの偉大さを再確認させてくれた作品です。 主人公の青年が「ビートルズのいない世界」にタイムスリップ?するファンタジー映画です。つまりビートルズは全く出てきません。 なのに見ている方は、常に“ビートルズ”を感じ続けるという空間こそ、ダニー・ボイル監督の狙いだったのではないでしょうか。 主人公はその世界で唯一“ビートルズ”を知っているのです(正確には違うけど…)。ビートルズは不在でも、彼がその楽曲を歌いまくって人気者にな

【ホラー映画】あのコはだぁれ?予告編を見て思い出した恐怖体験

最近、7月19日から上映されますホラー映画「あのコはだぁれ?」の予告編を観たのですが、これを観て私は、あることを思い出したのです。 それは、本当に私の小学校にあった話で、しかも、私自身の体験なのですが、この映画と非常によく似ているんです。 私の学校には、ピンク校舎と言われる二階建ての外装が薄いピンク色の校舎があったのですが、その校舎に赤い服(スカート)の女の子の幽霊👻が出ると言う噂が元々ありました。 しかし、そのピンク校舎は、もう古びた校舎で、学級クラスの教室としては使

映画館の今と昔

子どもの頃、映画館では 2本立てがあたりまえでした。 「あたりまえ」と書きましたけど、 本当にそうだっけ?と不安になり、今調べてみたところ、 「地方を中心に」とあるので、都心ではちがったのかも。 もし「子どもの頃から2本立てなんて知らない。常に1作品のみだった」という方がいたら、ごめんなさい。 昔は地方の映画館でそういう制度があったのですよ。 しかも、今のような総入れ替えの「指定席制」じゃなくて、 ホイッと入って、空いている席に座って、どれだけでも観ていられるんです。 と

物語は、「私」を拡張させる

小説を読む。映画を観る。 ともすれば、「趣味」「娯楽」として片づけられてしまうもの。効率やわかりやすさが求められる社会において、それらは余剰の多すぎる情報でしかないと捉える人もいるかもしれない。 たしかに、一冊の本を数日かけて読む、一本の映画を2時間かけて観る、それだけの時間を費やすだけの費用対効果を示すのは難しい。同じ時間を資格試験の勉強に費やすなり、仕事にまつわる情報収集をするなりした方が収入やキャリアアップにつながりやすい、わかりやすく「有意義な」時間の使い方かもし

心の奥を抉り出す傑作アニメ映画「聲の形」で思い出したあの頃の鈍い痛み。

この映画を見て思い出した苦い過去がある。 【概要・あらすじ】 「週刊少年マガジン」に連載され、「このマンガがすごい!」や「マンガ大賞」などで高い評価を受けた大今良時の漫画「聲の形」を、「けいおん!」「たまこラブストーリー」などで知られる京都アニメーションと山田尚子監督によりアニメーション映画化。 脚本を「たまこラブストーリー」や「ガールズ&パンツァー」を手がけた吉田玲子が担当した。 退屈することを何よりも嫌うガキ大将の少年・石田将也は、転校生の少女・西宮硝子へ好奇心を

50才デビュー

 僕が初めて映画を観た記憶にあるものが、アパッチ砦である。  青年将校のしんらつな死を覚えている。  ブラウン管で見た姿が忘れられない。  僕の人生で何が起こる訳でもなく、坦々と50年間が過ぎて来たけど、時代を象徴する映画作品は繰り返し放送されて来た。  それは僕が観ようとしなくても、ニュースから僕の耳に入って来た。  いつの間にか、僕も映画と言うものに憧れる様になっていたけど、よく考えてみれば映画がどっちを向いていようと関係のない話である。  だから、20代に集

【おすすめ映画】組織に求められる人材になることで、前代未聞の偉業を成し遂げた女性たち

こんにちは、三上結香です。 映画サイトなどへのコメントだけでは伝えきれないと思った映画に出会えたので、久しぶりにnoteでおすすめ映画について書こうと思います。 Hidden Figures(2016)その名も『Hidden Figures』。日本では、「ドリーム」という名前で上映されたそうです。経営の大先輩に教えてもらって、シンガポール航空の飛行機の中でさっそく観てみました。 時代は1960年代、アメリカ。この映画で着目したい点の1つは、1960年代のアメリカが舞台であ

カラオケ行きました?(2/18)

本日は立川の映画館 シネマシティさんにて『カラオケ行こ!』の舞台挨拶であった。岡聡実演じる齋藤潤さんとの登壇。役者さんとご一緒の現場は正直緊張する。"芸能界"はちゃんとしないと!みたいなピリつきを覚え、常に斜に構えていてもなんとでもなる(気がしている)音楽業界とは勝手が違うのだ。それはもう、一味も二味も違うのである。(しらんけど) 撮影現場にお邪魔した時は、齋藤くんはまだ若い役者さんだし、役作りの邪魔をしてはいけないと気を遣い、軽いご挨拶程度に留めていたのだった。そんなわけ

映画館の隅っこで、未来をそっと夢見てた

【映画にまつわる思い出 with WOWOW 参加作品】 少し戸惑っていた。 私は映画に少し戸惑っていた。 今の私の素直にな気持ちである。 ありとあらゆる映画をテレビやスマホで見れる時代になった。 映画好きにとっては最大級の幸せな時代なのかもしれない。 しかし、子供も頃、母に連れられて行った映画館の子供さえも魅了する雰囲気が忘れられない。 重い扉を開けて中に入ると、外の世界と一線を画した世界がそこにあって、きらびやかな世界というより、その反対のどこか秘密めいた世界があった。

映画は処方箋

映画をよく観る。 よく観るというか定期的に観ないといけないというか。 何か思い悩んだりしたときはいつも映画が心を晴れさせてくれる(観た映画にも寄るけど)。 何かあっても「僕には映画があるんだ」と、心のよりどころになってくれていたりもする。 簡単に言うと、映画は僕にとっての常備薬みたいなものなのである。 ひとりで夜にホットココアを飲みながら映画を観ているときは、至福の時間すぎて日頃のストレスが浄化されていくのがわかる(観た映画にも寄るけど)。 高いからあまり頻繁には

イギリス散歩 早春の湖水地方をゆく① Amblesideにて

猫の手活動で忙しい中、お誕生日プレゼントに一泊小旅行に連れて行ってもらいました。しばし、現実から離れて、早春の湖水地方をお届けします♪長くなるので2つに分けますね。 お写真中心で、早春の湖水地方をお届けします。 湖水地方ってここですよ イギリス北西に位置する湖水地方はThe  Lakesと呼ばれています。その名の通り大小様々な40ほどの湖が集まっています。ハイキングや山登りにやってくる方がとても多く、たくさんのコースがあります。 ズームしてみましょう。 さらにズーム

もう一度、あなたを信じる

坂本龍一さんの代表曲と言えばやはり、 「戦場のメリークリスマス」になるのでしょうね。 正式なタイトルは 「Merry Xmas Mr.Lawrence 」と言います。 映画のラストで北野武さんが…いや、やめておきましょう。気になる方は映画をご覧になってみて下さい。 話を「戦メリ」に戻すとこの曲には映画では使われなかった歌詞付きバージョン(って言い方があるのかどうか?)があるのをご存知ですか? 「禁じられた色彩」と言うタイトルで坂本龍一さんとも長く交流のあった、デヴィッ

【結果発表】「#映画にまつわる思い出」、今年の受賞5作品を発表します!

 こんにちは!WOWOW公式noteの担当者Nです。 2月16日から3月17日にかけて募集いたしました「#映画にまつわる思い出」投稿企画の、結果を発表させていただきます!  昨年と同じお題で、1年ぶり2度目の開催となった本企画ですが、最終的に皆さまから届いた作品の投稿数は、なんと1,990件でした! 大成功に終わった昨年の投稿数をさらに超えるほどのたくさんのご参加、本当にありがとうございました…!!  WOWOW公式note編集部ではさまざまな感情に浸りながら、今年も皆さま

私が「時をかける少女」を好きになった理由

「俺は時をかける少女が一番好きな映画だな。」 大学生の頃、付き合い始めたばかりの彼と好きな映画の話をしていた。 一番好きな映画を私が尋ねたら、彼はそう答えた。 「時をかける少女なら、確か、録画したビデオテープがあるはず!」と思った。 私は高校生になった頃から、「いつか観よう」と思って、テレビで放映された映画をVHSのビデオカセットテープにどんどん録画していた。 全く観ないまま放置していただけなのだが、その大量のカセットテープの中に「時をかける少女」があったことを思い出し

国際女性デーに『隠された人々』を!

今日は国際女性デーだ。この日は、いったい何をする日なのだろうとお思いの方も多いと思う。 わたしは昨夜、気になっていた映画をAmazonプライムで観た。タイトルは『Hidden Figures』。2016年にリリースされた米国映画だ。邦題は『ドリーム』だけれど、この映画に限っては『Hidden Figures』の方がしっくりくる。 そして、これがまさに国際女性デーにぴったりな映画だと思うので、ご紹介させて頂きたい。 舞台は1961年の米国、主人公は3人の黒人女性たち。そう

思い出の映画で自己紹介🎬

#思い出の映画で自己紹介 面白そうなタグなので、テルテルてる子さんの企画に参加させて頂きます! 思い出の映画といえば、ナンバーワンはこれです。 1.ポンヌフの恋人 1991年 フランス  (日本公開 1992年) 監督:レオス・カラックス 出演:ドニ・ラヴァン、ジュリエット・ビノシュ  他 同僚の男性から激推しされて観に行きました。私は映画通ということでもないので、この作品が「アレックス3部作」と呼ばれるうちの3作目であることは知らず、全くの先入観なしで観て見事にハマ

映画館デビュー

おはようございます。 #映画にまつわる思い出 の募集を見て、綴っています。 皆さんは、初めて映画館で観た映画を覚えていますか? アニメの映画など、親と一緒に映画館に行った記憶もあるのですが… 初めて、親抜きで友だちと2人で映画館で観た映画が、なんと『タイタニック』だったのです。 歳がバレますが、確か小学校高学年だったと思います。 映画館、小学生にとって、なんだか大人な空間。 しかも恋愛映画! ドキドキしながら、暗くなるのを待った覚えがあります。 恋愛のレの字

鳥山明も昨今のあの問題を経験していた話(600文字)

ドラゴンボールにはダメダメな実写版があります。 開始4秒 映画CMの最初に原作者のコメントが入っています。 含みのある文章 何か気になる文章ですよね。 原作者からファンへの注意喚起と言うか。 脚本やキャラの変更にも納得していない感がありますし。 『大傑作になっているかも』や『期待しています』から。 私は観てない(観ない?)という意思がにじんでます。 製作総指揮 この映画に名前だけ使われたとコメントが残っています。 原作者の意地 この映画の後、鳥山さんは

【御礼】「#映画にまつわる思い出」投稿企画、今年もたくさんのご参加ありがとうございました!

 こんにちは! WOWOW公式noteの担当者Nです。 2月から募集をスタートさせた「#映画にまつわる思い出」投稿企画が、3月17日で終了を迎えました。  ご存じの方もいらっしゃると思うのですが、実は昨年も同じ「#映画にまつわる思い出」というテーマで投稿を募集し、その際には、当初われわれが想定していた応募件数を大幅に超える1,600件以上ものご投稿をいただきました。(2年連続でご参加いただいた方が、もしもいらっしゃったら、とてもうれしいです…!)  今回、昨年の反響もあっ

今週は映画ガイド本読みました。(毎日1冊KindleUnlimited読書)

毎日1冊KindleUnlimited本を読むことにしています。 今週は、映画ガイド本を読みました。 そろそろ春ですから、どこか別の場所でお仕事したくなってきてるんです。 (KindleUnlimitedとは、月額980円読み放題のAmazonのサブスクです) 何の本を読んだのかは毎日X(旧Twitter)に投稿し、 それを毎週noteにまとめています。 2/26 「あの人の映画案内。」(& Premium特別編集) 音楽が素敵な映画を紹介する記事があり、ミュージカルな

人生を変えた「チョコレートドーナツ」のお話。

傷心中の私を救ってくれた映画があった。 それがトラヴィス・ファイン監督の『チョコレート・ドーナツ』だ。 学生時代、付き合っていた恋人にフられ、この世の終わりみたいな顔をしていた時の話。気を紛らわそうと近所のTSUTAYAで片っ端から映画を借りまくっていた。もともと映画は大好きなので没頭はできた。 というより、没頭してないとやってられなかった。 手当たり次第にいろんなジャンルから選んだけれど、恋愛モノだけはつらくなるのが予想できたから避けていた。とても受け入れられる気分じゃ

こころの空白を埋める。

好きな映画といえば『すずめの戸締まり』。 だけどここでもう紹介してたので、記事をペタリ。 この前読んだ『羊と鋼の森』は、 小説がとても気に入ってDMMの配信で映画を見たけど、映画ってやっぱりスクリーンがいいな、と思ってしまう。小説ありきな感じなのでそんなにオススメはしないです。 いっそドラえもんにしようか🤔 ドラえもんの『南極カチコチ大冒険』は、 子供と映画館で見てとても良かった。 誰かが誰かのために犠牲になるピンチって泣けてしまう。子供ものだけど確実に親も一緒に

君たちはどう生きるか

私の仕事は、年度末が繁忙期になる。 だから、ちょうど今、山のように仕事が積み重なっている。 以前は、血反吐をはきそうと思いながら、すごい勢いで働いていたけれど、終わらせることができるという妙な自信がある今は、緩急つけて、のらりくらりこなしている。 とはいっても、設計方針が急に変わることもあったりして、ドタバタしている。 先日は、できあがった設計の見直しをしていたら、重大なミスを発見した。焦ったその瞬間、コップを倒し、机の上をお茶びたしにしてしまった。 慌てるほど、負のスパイ

『瞳をとじて』立ち現れる映画の表象

「映画についての映画」。『ミツバチのささやき』にしても『エル・スール』にしても、ビクトル・エリセの作品は映画の中に映画というモチーフを置き、映画ならではの美しく強烈な体験を、あるいは風景を語ってきた。本作『瞳をとじて』もまた、ビクトル・エリセ本人の人生を反映し、映画を主題とすることで、老いについて、人生について、変わりつつある映画産業についてを物語っていく。 映画がはじまる。まさしく言葉通りの意味で。 『瞳をとじて』の前半部分はある種のミステリーだ。映画は始まると同時に19

花束を抱え続ける恋がしたい。

好きな映画の話をしよう。 私は坂元裕二さんの脚本が好き。 言葉が響いて残るから。 『花束みたいな恋をした』 は、その中でもかなり上位で好きな作品。 もう何10回も見たけど、見る度にお気に入りの言葉や自分の気持ちの変化に気づくことができる。 見れば見るほど、深くなる、こんな映画に出会ったのは初めてだ。 はじめてこの映画を見たのは、当時付き合っていた人と、映画館で。 その時は、ただただ絹ちゃんに感情移入して、見入ってしまった記憶がある。 淡々とすぎる日々の一点で、趣

ポール・バーホーベン監督に会った時の話③(終) 〜やっと逢えたね〜

前段はこちら↓ 7.いざ行かんカトリーヌ・ドヌーヴの特別講義に落選した我々は、失意の日々を送っていた。 と、言いたいところだが、意外と現実は優しい。 ……まぁあれだ。そもそもこの記事が「ポール・バーホーベン監督に会った時の話」と銘打っているので、ここまで引っ張る必要が無いことはうすうす感づいている。 てなわけでカトリーヌ・ドヌーヴ落選連絡の5日後。 事務局からメールが届いた。 「ポール・バーホーベン監督の特別講義、当選のお知らせ」 はい。ごっつあんです。 これは決し

開拓時代のアメリカを代表する人物ビリー・ザ・キッド ~ 「ヤングガン2」アメリカ映画

開拓時代のアメリカを代表する人物といえば、ビリー・ザ・キッド。 ワイアット・ハープと並ぶ人気を誇っていたビリー。彼を描いた作品は、いくつかありますが白眉なのが表題作。 キャストが豪華で ビリー役:エミリオ・エステベス ドク・スカーロック役:キーファー・サザーランド チャベス役:ルー・ダイヤモンド・フィリップス その他、クリスチャン・スレーターなど この映画のいいところは、単なる荒くれ者の生涯ではなく、男たちの友情と、確執を旨く描いているところ。パット・ギャレットの心の

『サウンド・オブ・ミュージック』の裏側に迫る トラップ一家の真実の物語

映画ばかり

はじめて映画館に行ったのは5歳の時。浅草で上映していた東映まんがまつりの『長靴をはいた猫』でした。私には弟がいるけれど、この日は母と二人だけのおでかけだったのが嬉しくて、映画の内容は全く思い出せなくても、その日の風景は今でも覚えている。 幼少時代の浅草六区は、映画館・ストリップ・演芸場・場外馬券場などが小さいエリアに集まり、星マークでおっぱいを隠した看板と子供向けアニメの看板が隣り合っていた。昭和はセクシー看板も街の一部だった。その看板をしげしげと見つめ、『お姉さんとお母さ