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思い出の映画で自己紹介🎬

#思い出の映画で自己紹介

面白そうなタグなので、テルテルてる子さんの企画に参加させて頂きます!


思い出の映画といえば、ナンバーワンはこれです。


1.ポンヌフの恋人
1991年 フランス  (日本公開 1992年)
監督:レオス・カラックス
出演:ドニ・ラヴァン、ジュリエット・ビノシュ  他

同僚の男性から激推しされて観に行きました。私は映画通ということでもないので、この作品が「アレックス3部作」と呼ばれるうちの3作目であることは知らず、全くの先入観なしで観て見事にハマりました。
その後「アレックス3部作」の1作目、2作目とそれぞれ二本立ての上映を名画座で観て、合計3回映画館で観ました。
それ以降一度も見返していませんが、冒頭の物憂げなチェロに始まり、地下鉄、大道芸、海岸、そしてパリ、セーヌ川、印象的なシーンは今もありありと目に浮かびます。
膨大な時間と予算をかけ、パリの街をまるごとセットで作ったり、当時監督と恋愛関係だったジュリエット・ビノシュのたっての願いでラストシーンが変更されたことなども話題になりました。真っ黒な爪の中までリアルにホームレスを演じたジュリエット・ビノシュ、後半の天使のような美しさ、フランス語で「ケー」とか「クヮー」とか叫ぶのが堪らなく魅力的でした。フランス映画を観たのも初めてだったと思います。これ以降しばらくフランス映画にカブれてました。

2.地獄の黙示録
1979年 アメリカ  (日本公開1980年)
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:マーロン・ブランド、マーティン・シーン  他

思い出の映画と言っても好きな映画ではありません。インパクトという意味では強烈でした。
当時私は十代、母と一緒に観ました。なぜなら当時祖父から「テアトル」の株主優待券をもらっては母、姉、私で映画を観に行っていたからです。観たいからというよりテアトルでかかってるから観るのであり、なんなら松田聖子の「カリブ・愛のシンフォニー」(神田正輝と結婚のきっかけになった映画)とかも観ました。
そういうわけで、母も映画の内容などよく知らずに私と一緒に観たのだと思います。
当時銀座にテアトル東京という大画面の劇場があり、そこで観ました。
爆音でワーグナーの「ワルキューレの騎行」をかけながら爆撃するヘリコプター。
テアトル東京の横長大画面に広がるベトナムのジャングルが一面燃え盛る炎に包まれるシーンは忘れられません。
マーティン・シーンが捕えられた牢に生首が投げ込まれるシーンなども最悪でした。
10代のペラペラな子どもの心は踏み潰されました。この映画を観たあと、ヘリの音がすると怖くてすっかりトラウマになりました。
観るタイミングを誤ったというか観なくてよかった映画でした。


3.さらば宇宙戦艦ヤマト
1978年公開
声優:冨山敬、麻上洋子、納谷悟朗  他

初めて劇場で観た映画はアニメの「長靴をはいた猫」で、幼稚園くらいの時に市民館で観た記憶があります。やっぱり大きなスクリーンで観る体験は心に残ったのだと思います。
自分で観たい映画を映画館で初めて観たのは、中学生の時に友達と、友達のお姉さん(年が離れていて大人のお姉さんだった)に連れて行ってもらった「さらば宇宙戦艦ヤマト」でした。
当時、西崎善展プロデューサーの宇宙戦艦ヤマトシリーズは飛ぶ鳥を落とす勢いで続編が次々作られていました。
この映画は劇場版2作目でオリジナルストーリーでした。
観ながら感動してポロポロ泣いてしまい、友達やお姉さんの手前恥ずかしかったです。
ポスターも買って、部屋に飾ってました。
観たい映画を観て、感動して、その後の生活で余韻に浸るという映画体験の一番最初でした。


こうして振り返ってみると、映画館で映画を観るということは、観る動機、誰と行ったか、観た時の年齢や状況なども、思い出の一部として大きく占める部分なんだなと、あらためて思いました。



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