『百冊で耕す』で記されてた読書がもたらす実益としての自発。引用された著書全体主義の起源(アンナ・ハーレント)を購入。数珠繋ぎで本を買うなんて始めてかも。内容は反ユダヤや帝国主義についての研究。引用文は本書で見つけることが出来ない。衝動的に買ってみたのだが読めるのだろうか。
山口周さんの『武器になる哲学』でのハンナ・アーレントの「悪の陳腐さ」の解説。「悪とは、システムを無批判に受け入れることである」という。前例通りに裏金作りを続けた自民党議員はそのよい例。ただシステム内で「うまくやる」ことだけ考えると悪に落ちるというのは誰にも当てはまることだろう。