読書感想文。ユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史上」を読んだ。認知革命により他の動物と同列だったサピエンスが、他の大型動物を絶滅に追い込むまでに増大したという事実から考えると、現在、環境保護の名のもとに動植物の保護を主張していることは、いったい何なのだろうかと改めて思う。
読書感想文。ユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史下」を読んだ。科学革命から我々の生活は一変したが、本書の「文明は人類を幸せにしたのか」との問いに対して、狩猟民族よりも今の社会は幸せなのか、たしかに物質的には豊かだが心の豊かさはどうか。本当に進歩しているのか疑問だと感じた。
街があって会社があってお店があって家がある。そんな当たり前に見える世界が、とても不自然なものに思えてしまった。進化も退化も、今を生きるわたしたちにはわかりようがないくらい、歴史は長いんだな。今を最善に生きることが未来につながるとよいけれど、答えを知る前に人生が終わるね。