男性の嗅覚は鈍感で 自分の体臭を把握できていなかった 女性化の進行とともに 嗅覚が鋭敏になってゆき その頃には体臭も女性のそれなので 自分の身体の匂いをとても喜んだ でね? 同時に男性時代の愛用品の匂いを嗅いで そこに男性を嗅ぎ取って そのとき過去の自分は“他者”になったのだ
きみ 思ふ 茶豆の香り 旧盆かな 今日は、山形産のダダ茶豆が半値でワゴンセールで出ていたので、いそいそと、茶豆湯がいて、鞘から出す作業をつづけてました。ネパールの匂いみたい。
雨の日は山を思い出す。 濡れた樹木と土の、しっとりとした匂い。
シン・ウルトラマンの劇中で リピア(神永)が 「君の匂いは記憶した」 というシーンがあるのだが とある女性とすれ違うたび どうしても アノひとの事を想い出してしまう その香水に罪はないのだけれど...