mumi

30代後半、同い年の夫と二人暮らしです。 自然、音楽、漫画、美味しいご飯が好き。

mumi

30代後半、同い年の夫と二人暮らしです。 自然、音楽、漫画、美味しいご飯が好き。

マガジン

  • 夫婦生活

    夫との日々。

  • 食べたものや料理のこと。

  • 読書記録

    自分の読書記録です。

最近の記事

匂いにまつわる私的な話たち

万年鼻炎のくせに、自分は結構匂いに敏感だと思う。 かといって、自身でいい匂いを纏わせていたり、お香やアロマとかのフレグランスに凝っているわけではない。 香水や強い柔軟剤の匂いがかなり苦手。電車とかで香水をつけている方が隣にいるとかなりしんどくなってしまう。 あと車のフレグランスにも弱い。すぐ酔ってしまう。 匂いに敏感というよりも、匂いの好き嫌いがはっきりしているのかも。あまったるい匂いよりも、すっきりした爽やかな匂いの方がいい。 私もお香やオイルを買うことがあるのだけど、

    • 君たちとの出会いは全部ちゃんと覚えてる

      最近夜な夜な夫と一緒にポケモンをしている。 数十年前、小学生の頃にやった初代ポケモンである。 私は緑、夫は赤をそれぞれプレイしている。 久しぶりにポケモンをやるきっかけになったのは、最速でポケモン図鑑を集めるこの実況動画である。 私も夫から聞いて初めて知ったのだけど、ゲームには最速でクリアを目指す世界(RTAというらしい)があるらしい。 今回見た動画はポケモン図鑑だけど、同じポケモンでも最速のシナリオクリアを目指すものがあったり、ポケモンに限らずマリオやドンキーコングと

      • 我が家のキッチンに想いを馳せる9月

        この家に引っ越してきて、そろそろ3年になる。 3年前、一緒に住むと決めてからすごいスピードで物事が進んで行った。 私の性格上、決めたらすぐ実行したいタイプなのだ(これは自分の良いところでもあり悪いところでもある)。 幸い内見一件目で素敵な部屋に出会うことができて即日決定。その約1ヶ月後には引っ越しの段取りとなった。 今の家に決めたきっかけは、リビングに開放感があって眺めがいいこと。 これは夫と2人でいいねと思ったポイント。 実は私にはこの家が気に入った理由がもう一つあ

        • 他人を気にしてうんうん唸る夜

          友人や知り合いや、職場とか。 ふと、自分だけ浮いているような、馴染めていないような感覚に陥る時が結構ある。 そういう時って、私の場合はだいたい他人の反応を気にしすぎている時なのかも。文字だけでしかやり取りができなかったり、相手の顔が見えない時ときとかも。 本当に馴染めていない時も実際にある。 その中にいる時は辛いながらに打ち解けようとすることもあるんだけど、そこから離れるとすごく楽になって、「あ」って後から気付く。 そもそも自分が歩み寄っていないだけなのかもしれない。

        匂いにまつわる私的な話たち

        マガジン

        • 3本
        • 夫婦生活
          6本
        • 読書記録
          2本

        記事

          ピリリと幸せな気持ちになる生姜シロップ

          6月ごろ、気温の変化と梅雨に体がついていけなかったみたいで盛大に風邪を拗らせてしまった。咳がとにかく止まらず、夫には途中で結核を心配されるほど。内科、耳鼻咽喉科、最終的には呼吸器科まで行ったけど、喘息の検査結果はなんと18歳以下(これはこれで嬉しかった)ではっきりとした原因はいまいちわからず。 30半ばを過ぎて、「よくわからない不調が本当に増えてきたなぁ〜」と日頃から感じることが増えていたけど、本当に切にそれを体感した出来事だった。 冷房を使う日がだんだん増えてきて手足が

          ピリリと幸せな気持ちになる生姜シロップ

          読書記録2:これが生活なのか知らん 小原晩

          色々な書店で平積みされていて、とても気になっていた本。 私は結構表紙で本を買うこともある。CDやレコードと同じ、いわゆるジャケ買い。どちらも同じワクワク感はあるものの、なんだかちょびっと違う気持ちのようにも感じる。 タイトル、著者名、帯コメント。 そして真ん中にいるどこか遠い国にいるような女性の絵。 気になってはいたものの、金欠で「しばらく新しい本は控える」と夫にも宣言してしまった手前、なかなか購入に踏み切れなかった。 今なぜ手元にあるのかというと、たまたま好みの本屋

          読書記録2:これが生活なのか知らん 小原晩

          Tちゃんと私の関係

          時々しか会わないけど、いつもお互い気にかけているような関係。 それが従叔母のTちゃんだ。 私もこれを書くにあたって調べて初めて知ったのだけど、父親のいとこのことを従叔母(いとこおば)と言うらしい。 父親のいとこなので、もちろん私とは親と子くらい年齢が離れている。 そんな従叔母を私はTちゃんと下の名前でちゃん付けして呼んでいる。 そもそも、父親のいとこなんて知らない、会ったことのない人も多いんじゃないでしょうか。 都会に住むTちゃん姉妹は、叔母であるうちの祖母と仲が良かっ

          Tちゃんと私の関係

          我が家で発生した家事のイライラもやもや

          夫婦のお財布事情はさまざまだと思うが、我が家は共働きなので毎月同じ金額を生活費として出し合っている。 のだが… とある事情で、夫が入れるお金の比率を少しの間上げてもらっている。そして、お金を余分に払ってもらっている分、私の方の家事の比率を増やすということを2人で決めた。 自分も納得して決めたし、序盤から積極的に家事をするように心がけた。 夫が家事をしようとすると、「大丈夫、わたしがやるから!」「座ってて平気だよ」「…(私がやるねという目配せ)」等々、お金を多く払ってもら

          我が家で発生した家事のイライラもやもや

          読書記録1:ミトンとふびん 吉本ばなな

          自分の心の中の濁っている部分。 それは怒りだったり、悲しみだったり、苦しみだったり。 忘れていても時々呼び起こされることもあれば、新しい濁りがうまれることもある。昔の記憶も、今の気持ちも、パレットの上の絵の具のように混ざり合っていく。 この本を読んだら、それが取り除かれた、一つ一つ手放せた、昇華できたんです。 そんな感想は持たなかった。 六編の物語それぞれに、わたしはぼんやりとした絵画のようなシーンを思い浮かべていた。 台北を舞台にしたストーリーでは、通り雨が上がって少し

          読書記録1:ミトンとふびん 吉本ばなな

          適応障害で休職した時のことを、数年越しに思い返す

          適応障害を発症してそのまま体調も崩し、休職していた時のことを毎年その季節がやってくると思い出す。 自分の気持ちの整理の意味を込めて、数年越しになってしまったが思い出せることを書き記しておきたい。 休職していた間は、冷静な心で今思い出してみてもとても苦しかった。 休むための期間であれど時間ができてしまうので、1人で考える時間もその分多くなる。 人によってさまざまかもしれないけど「心からゆっくりできた」と思えた日はほぼなかったと記憶している。 休職中、一体どんな考えに支配さ

          適応障害で休職した時のことを、数年越しに思い返す

          寝室に、なんかいる…!

          夫は結構頻繁に家を空ける。 友人との飲み会や旅行でもなく、私と喧嘩したわけでもなく、植物の世話をしに実家に帰っているのだ。 植物が好きなことは交際を始める前から知っていたが、初めて彼が一人暮らしをしている部屋に入った時、「これは…並大抵の植物好きではない」と驚いたのを覚えている。 部屋の中には育てている植物が並べられた銀ラックが二つ。 ベランダも植物で埋め尽くされている。 今まで自分の周りにはいなかったタイプで、面白い人だなぁと漠然と思った。 そんな夫だから、電車で通える

          寝室に、なんかいる…!

          心のむしゃくしゃメーターを下げる私なりの方法

          餃子が食べたくなるのではなく、作りたくなる。 そんな時がわたしにはある。 料理がそんなに嫌いではない自分にとって、「食べること=料理すること」だ。 美味しいものを食べたい時に、自分で作ってみたいし、自分で作ったものを美味しいと言ってもらいたいと思う。 (もちろん誰かに作ってもらうご飯も好きです) 先日、麻生要一郎さんの本を読んでなんとなく、自分にとっての料理を考えた。 ・料理は生活の一部であり、その日の気分や出来事に左右されること ・料理は自分にとっての感情表現であるこ

          心のむしゃくしゃメーターを下げる私なりの方法

          三十路を過ぎて、こんな自分になるとは想像できなかった

          うちのぬいぐるみたちがどうしようもなく愛おしい、宇宙で一番かわいい。 我が家では現在10を越える大切なぬいぐるみたちと同居している。 小さい頃からお気に入りのぬいぐるみたちといつも一緒にいたとか、集めていたとかはまったくない。 彼らが私たちの生活に欠かせなくなったのは、ここ2年くらいのことだ。 2年前、結婚する前に夫と暮らし始めた。 その時に、とあるキャラクターのぬいぐるみが2つ向こうの家からやってきた。べったりというわけではないけど、ちゃんと名前を呼んで丁寧にそれらを扱

          三十路を過ぎて、こんな自分になるとは想像できなかった