森谷はち🐝里母&子育て&読み聞かせ

実子なしの新米里母です。親と子が一緒に育つ子育て・親育てと違い、私はまだママ歴4年なの…

森谷はち🐝里母&子育て&読み聞かせ

実子なしの新米里母です。親と子が一緒に育つ子育て・親育てと違い、私はまだママ歴4年なのに里子の娘は小学4年生。 このギャップに戸惑いながら、毎日あれやこれやと試行錯誤しています。子育てや暮らしのことなどを綴っていきます。 夫(むーくん)、里子の娘(ノコ)、私(はち)の3人家族。

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私の人生を覗く穴 ~今更ながらの自己紹介~

#20231224-325 2023年12月24日(日)  はじめましての方も、記事を読んだことがある方もいらっしゃいませ!  noteへの投稿325回目にして、今更ながらの自己紹介です。  私は、夫と里子のノコ(小学4年生女児)と3人で暮らしています。  ノコが児童相談所から委託されて丸4年が過ぎたところで、まだまだ新米里母です。  実子がいない私たち夫婦にとって、ノコがはじめての子育て。  私の地域の里親家庭は乳児院からの長期委託が多く、我が家のように児童養護施設か

    • 大事もっけにし過ぎた結果。

      #20240417-387 2024年4月17日(水)  むーくん(夫)の実家には思い当たるものがないというのだが、なぜか私の実家には「実家でしか通じない」言葉がある。実家の姓を取り、むーくんは「〇〇語」と呼ぶ。  たとえば、私がむーくんの知らない言葉をいう。  「そんなん、聞いたことないな。また〇〇語だろ」  私は慌てて辞書を引く。  「ほらぁ、載ってるよ。ちゃんと日本語だもん」  そのページをむーくんの鼻先につきつけて、ふんぞり返ることもあれば、  「え? え? え? 

      • 目下、娘は新しい担任教諭を見定め中。

        #20240417-386 2024年4月17日(水)  里子のノコ(娘小5)が小学5年生に進級して、1週間が過ぎた。  ノコによると、新しく着任した担任教諭はとにかく「元気、元気、元気」とパワフルな人柄のようだ。  ノコも常に歌い、ステップを踏んだりと声を出していなくても存在そのものがわしゃわしゃとかしましい。ノコと暮らすようになって、はじめて自分が静けさを好み、年齢によるものかもしれないが、耳が疲れやすいことに私は気付いた。  そんな我が家の賑やかさの源であるノコがいう

        • 小学5年生の娘を洗いながら。

          #20240416-385 2024年4月16日(火)  ノコ(娘小5)の習い事が進級により、1つ上のクラスになった。  今日は新しいクラスでのレッスン初日。  週2日が3日に増え、平日にもレッスンが入る。小学校の宿題も多いため、平日の負荷を重く、正直ノコが機嫌よく日々をまわせるか怪しい。  それでも、1つ上のクラスに行きたいという。  忙しくなるといくら説明しても、まだノコにはわからない。やってみて、楽しめていなければ、そのときに辞めるという選択肢もあることを伝えるしかな

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        私の人生を覗く穴 ~今更ながらの自己紹介~

          最後の夜泣きはいつなのだろう。

          #20240415-384 2024年4月15日(月)  新学期がはじまって、1、2 ……あぁ、8日目になる。  里子のノコ(娘小5)はクラス替えのある進級時はもちろん、長期休暇明けの学期のはじめの度に夜泣きをした。  泣くというより叫ぶに近い。  汗をじゃっぷりかきながら、ベッドの上に正座してドンドンと敷布団を叩いたり、歩きまわったりする。「なんで! なんで!」「どうして!」「イヤッ、イヤなのッ!」。泣くだけでなく、言葉を発するときもある。  駆けつけるのが少しでも遅れる

          最後の夜泣きはいつなのだろう。

          娘の部屋は別名「魔窟」。家族3人で挑みます!

          #20240414-383 2024年4月14日(日)  ノコ(娘小5)の部屋がまた魔窟になった。  年度末の忙しさに見ない振りをしてきたが、もう限界だ。  床には物が散乱し、足の踏み場もない。  朝、ノコを起こしに行ってもドアからベッドまでたどりつけない。ほんの数歩の距離にも関わらずだ。そもそもドアが開かないこともある。  春休み中にも部屋を片付けるよういったが、ノコの返事はいつも同じ。  「わかんない!」「ママがやってよ」「できないし」。  ノコの習い事の大会が昨日で

          娘の部屋は別名「魔窟」。家族3人で挑みます!

          ストップウォッチに任せると、長くても短くても記録更新を狙いたくなる。

          #20240413-382 2024年4月13日(土)  「ママママ、わかんない」  洗濯物を干そうとしたところへノコ(娘小5)が教科書とノートを手にやってくる。  陽射しが貴重なので先に干してしまいたいが、洗濯機2回分の洗濯物は「ちょっと待って」という量ではない。  洗濯カゴを床に下し、テーブルにつく。  「どこがわからないの?」  ノコが乱暴に教科書とノートをテーブルの上に投げ出す。椅子に腰を下ろすが、膝は立ち、両肘をテーブルについている。  ――人に教わる態度だろうか

          ストップウォッチに任せると、長くても短くても記録更新を狙いたくなる。

          体力のある娘と体力のない母。

          #20240412-381 2024年4月12日(金)  体力って、どうしたらつくのだろう。  ノコ(娘小5)を見ていると、つくづく私と異なる生き物だと感じる。  里親家庭である我が家は、夫はもちろん、娘であるノコ、私と家族3人全員血のつながりがない。遺伝子上、似るはずはないのだが、見事なほど自分の子どもの頃と重ねることができない。  私は成人するまで入院するような大病はしなかったが、とにかく体が弱かった。  とはいえ、生まれたときから虚弱体質なのかはわからない。  な

          体力のある娘と体力のない母。

          GPSを携えて、娘、1人外出の練習をはじめる。

          #20240408-380 2024年4月8日(月)  春休みもおしまい。  本日、小学校は始業式。  ノコ(娘小5)も5年生になる。  学校の予定表が出ていないので、年間の見通しがつかない。  習い事は2つなのは変わらないが、そのうち1つの習い事のレッスン時間が増えた。そのため、週2日が週3日になってしまった。つまり、週4日習い事がある。  どうなってしまうのだろう。  習い事の日。  私は家を出るまでに、食事や家事を先取りして済まさなければならない。  帰宅したら即

          GPSを携えて、娘、1人外出の練習をはじめる。

          次なる山は険しいけれど、やるっきゃないのだ。~ストーリーテリングの実習にて~

          #20240325-379 2024年3月25日(月)  所属している公立図書館で、外部の講師を招いたおはなし会の研修会がある。希望者がストーリーテリングの実習をし、講評を受ける。ストーリーテリングは、お話を覚えてテキストを見ずに語る。  朗読とも1人芝居とも違う。  先週で学校給食が終わり、ノコ(娘小4)が昼には帰宅するため欠席するつもりだった。  子育てを優先すると、どうしてもおはなし会の活動に身が入らない。しっかり向き合おうとすると、身軽に動けない現状が歯がゆくなる

          次なる山は険しいけれど、やるっきゃないのだ。~ストーリーテリングの実習にて~

          息切れ気味の私だけど、娘が邪魔なわけではない。

          #20240323-378 2024年3月23日(土)  今週は祝日もあったし、卒業式による臨時休校もあった。給食も終わり、授業も午前中のみだ。  ノコ(娘小4)といる時間が長かった。  ――春休みを前になに息切れしているのだ!  自分にそう活を入れたくなるが、一人時間が減り、めまいがする。  小学4年生にもなると、さすがに幼稚園児のように朝から晩まで「遊んで遊んで」とはいわなくなった。本を読んだり、TVを見たりしている。それでも30分静かでいることはない。  「ママは見て

          息切れ気味の私だけど、娘が邪魔なわけではない。

          「宇宙人」だと思ったほうが、「違い」がおもしろくなると思う。

          #20240320-377 2024年3月20日(水)  「そんな、何でもアリになったら、『いい』も『悪い』もなくなっちゃうじゃない!」  電話の向こうで、母が叫んだ。  母のいいたいことはわかる。私自身も両親から受け継いだ――いや躾けられた「世の常識」という名の「マナー」の壁にぶつかっている。里子のノコ(娘小4)と暮らすようになってからは、もう毎日といっていいくらい激突だ。  そんなもやもやを抱えているなか、目にしたのがこのきしもとたかひろさんの「多様な社会の実現で、躾

          「宇宙人」だと思ったほうが、「違い」がおもしろくなると思う。

          子育ては、子どもの手を借りて、自分を再構築するのだと思う。

          #20240319-376 2024年3月19日(火)  見出しの下にある「#」からはじまる数字は、年月日と投稿数なのだが、365――1年分になったら振り返りをしようと思っていた。気付けば、370を過ぎている。  今日は、子育てについて最近思うことを書きたい。  真面目であること。  今の日本社会において「長所」か「短所」かと問われれば、「長所」になると思う。もちろん真面目「過ぎる」となれば、頑なさが漂い、頑固者、柔軟性がない、窮屈なやつと「短所」に傾くが、これはどんな性

          子育ては、子どもの手を借りて、自分を再構築するのだと思う。

          10歳の娘、お子様メニューが恥ずかしくなったらしい。

          #20240317-375 2024年3月17日(日)  ノコ(娘小4)の習い事が終わるのが13時。  帰って家で昼食となると、14時になってしまう。さすがのノコも空腹を訴えるので、外食と決めている。  「今日は、なに食べるの?」  このところ、ファストフード店が続いていた。今日もそうかと思いきや、ノコが体を上下に揺らして叫んだ。  「もう決めてある! パンケーキ!」  ファミリーレストランのお子様メニューにするという。  休日のランチは遅くなりがちなのか、13時を過ぎて

          10歳の娘、お子様メニューが恥ずかしくなったらしい。

          怒りにまかせて書いたのなら、きちんと抹消してほしい。

          #20240315-374 2024年3月15日(金)  可燃物の日なので、家中のごみ箱の中身を集めていただけだった。  ノコ(娘小4)の部屋にあるゴミ箱を覗いたら、紙切れが1枚入っていた。  ゴミ箱をひっくり返して空にするより、その1枚を取ったほうが早いから手を伸ばした。  紙面いっぱいに小さな字が並んでいる。  見出しは「さくぶん」。  さっと目を通すと、ノコが里父であるむーくん(夫)への怒りを書き連ねたものだった。  パパきらい大きらい。  パパはいつもわたしにおこ

          怒りにまかせて書いたのなら、きちんと抹消してほしい。

          「明日、学校行きたくない」と娘がいった。

          #20240312-373 2024年3月12日(火)  専業主婦の私だが、連日予定が入ると気が重くなってくる。カレンダーを見たくない。  会社勤めをしていたときは、どうしていたんだっけ。  そう思い巡らせるが、もう思い出せない。  今週はかなり予定がぎっしりな週だ。どうしても気が張る。  インターホンが鳴る。小さな画面越しでもノコ(娘小4)の様子がわかるようになった。  なにやら沈んでいる。  「おかえり~、ママのかわい子ちゃん」  おどけて玄関ドアを開けると、ノコはム

          「明日、学校行きたくない」と娘がいった。