橋本永美

言葉にならないことを形に。ずっと目に見えない何かを表現し続けています。https://…

橋本永美

言葉にならないことを形に。ずっと目に見えない何かを表現し続けています。https://eflower225.wixsite.com/eimihome無断転載禁止です。

マガジン

  • お知らせしたいこと。

    ・個展/展示 ・イベント出店/参加 ・新作絵本 ・わたしが主催するマルシェのお知らせ などのお知らせをしていきます。

  • あるところにないところ

    絵描きの私が営む、アートと植物の雑貨屋さん。 Open dayなどのお知らせをしていきます。

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固定された記事

改めて自己紹介。

以前からnoteを使用していたのですが、一度リセットし、再スタートさせていただきます。 そして改めて自己紹介させてください。 わたし橋本永美(hashimoto eimi)は ・絵…

橋本永美
2年前
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キガツイタコト- キロク -

私は余白がとっても苦手だ。 それはなんでだかずーっとわからなくて 埋めなきゃ埋めなきゃって作ってきた。 それでもわたしが惹かれるものは 在るだけで気配のする表現物…

橋本永美
1年前

展示のお知らせ

【 1.26(Thu)-2.15(Wed) 】 銀座 蔦屋書店様にて開催されます 「GINZA ILLUST ZINE STREET Vol.0」に参加します。 私は陶器の子たちと絵本3冊をお取り扱いしていただきま…

橋本永美
1年前

描くことは苦しい?

絵を描くのが苦しいのって 絵が下手な自分とむりくり向き合わないといけないから苦しいのよね。 たいがい描いたことのないものを描くわけだから。写生も苦手だし、誤魔化…

橋本永美
1年前

物語への入り口。

多分いい絵になるってわかる瞬間までが長い。 これあと14枚描くと思うと鬼のようですね。 いつも絵本を描く時はある程度似ている世界観を探してそれを入り口に空想の世界…

橋本永美
1年前

今描いていることと葛藤。

わたしはニセモノだ。 私のなりたいホンモノにはまだ程遠い。 才能なんてみんなの中に備わっていて それを掘り起こせるかどうかだとおもう。

橋本永美
1年前

展示のお知らせ

Eimi hashimoto exhibition "絵本-ナントカのいっしょう-ミニ原画展" 2022.9/10(sat)-9/30(fri) 今回、絵本"ナントカのいっしょう"を リニューアルし、大判サイズ(A4)に刷…

橋本永美
1年前
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惹かれるもの。

私が惹かれるのは 積み重ねてきた時間 なんだろうな。 何万年何千年かけて大きくなった木、 石や苔、みんなこつこつ時間をかけてできた風景。 だから私の今できるコツコ…

橋本永美
1年前

私ゴト

旅をしててよく考えてしまうことがある。 自然の中で生きていきたいのに虫に怯えるし、 山の無音の中にいると耳の中に無音の音が 住みついて頭おかしくなりそうになる。 …

橋本永美
1年前

空間をつくる。

7月に初のギャラリーでの個展をやらせていただきました。 この展示をつくる裏側、空間をつくることの過程を記録します。 わたしの展示場所はいつも好きなお店、 好きな場…

橋本永美
1年前
2

イキモノたちのいるところ -キロク-

続き↑ いつも撮影をお願いしてる鈴木さんに 展示をやるごとに写真として記録を残してもらっています。 今回の展示の写真も届きましたので 個展に来れなかった方もぜひ楽…

橋本永美
1年前
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のろい。

最近思うこと。 "誰かに迷惑をかけないようにしなさい" 教えられてきたこと。 わたしももちろんそう教えてもらってきた。 でもこれは呪いの言葉だとわたしは最近思うんで…

橋本永美
1年前

海、森、谷 part2

Part1の続き。 海へ。 満潮前だったから海の中にある岩場を歩みいた。 カラッとした暑さでなんだか過ごしやすくてびっくりした。 わたしは拾い物が好き。海を見るより…

橋本永美
1年前
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海、森、谷 part1

弾丸で沖縄に行ってきました。 沖縄に行ったら絶対見たい、会いたいと思っていたものがいます。 "歩く木"、ガジュマルです。 この子の存在は知りませんでしたが、わたしの…

橋本永美
1年前
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個展のお知らせ

Eimi hashimoto exhibition 2022.7/7(thu)-7/17(sun) " イキモノたちのいるところ ” 日々の中で感じてるカレらの 気配や存在。 カレらって?と思う方は カレらに会いに…

橋本永美
1年前
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 展示のお知らせ。

---------------- ※やらせていただくお店の決まり事などがありますので お越しをご検討の際は最後まで読んでいただきますよう よろしくお願いします。 ---------------- …

橋本永美
2年前
改めて自己紹介。

改めて自己紹介。

以前からnoteを使用していたのですが、一度リセットし、再スタートさせていただきます。

そして改めて自己紹介させてください。

わたし橋本永美(hashimoto eimi)は

・絵描き/絵本作家

絵描き
http://eflower225.wixsite.com/eimihome

・planter作家

Plants植物雑貨屋(私と時々夫)
http://artgoods.theshop

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キガツイタコト- キロク -

キガツイタコト- キロク -

私は余白がとっても苦手だ。
それはなんでだかずーっとわからなくて
埋めなきゃ埋めなきゃって作ってきた。

それでもわたしが惹かれるものは
在るだけで気配のする表現物。
余白のあるものってこと。

私は自分の構図力の問題だと思ってた。
技術。
この構図にするならここを引けばいいという
計算的なことが欠けているか余白ができないんだと思った。
空間も同じ。

でも多分感情的に描いていて、今までも
生まれ

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展示のお知らせ

展示のお知らせ

【 1.26(Thu)-2.15(Wed) 】
銀座 蔦屋書店様にて開催されます
「GINZA ILLUST ZINE STREET Vol.0」に参加します。

私は陶器の子たちと絵本3冊をお取り扱いしていただきます。

少し大きなタレみみの陶器の子は
準備段階で耳が折れて届いてしまい、修繕し、再納品する予定です。
写真とは少し耳の部分のイメージが異なりますが可愛いことには変わりないので見にきて

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描くことは苦しい?

描くことは苦しい?

絵を描くのが苦しいのって
絵が下手な自分とむりくり向き合わないといけないから苦しいのよね。

たいがい描いたことのないものを描くわけだから。写生も苦手だし、誤魔化しながら描いてるから余計にぐああぁってなる。。

なんで絵本なんだろって思うけど
物語の中に入るのが楽しいからだろうなって。自分の絵がついてこないとなかなか物語の世界に行けないからそれまでが苦しい。

というぼやき。

物語への入り口。

物語への入り口。

多分いい絵になるってわかる瞬間までが長い。
これあと14枚描くと思うと鬼のようですね。

いつも絵本を描く時はある程度似ている世界観を探してそれを入り口に空想の世界へ入る。

今回はメインとなった空想の入り口は

今描いていることと葛藤。

今描いていることと葛藤。

わたしはニセモノだ。
私のなりたいホンモノにはまだ程遠い。

才能なんてみんなの中に備わっていて
それを掘り起こせるかどうかだとおもう。

展示のお知らせ

展示のお知らせ

Eimi hashimoto exhibition
"絵本-ナントカのいっしょう-ミニ原画展"
2022.9/10(sat)-9/30(fri)

今回、絵本"ナントカのいっしょう"を
リニューアルし、大判サイズ(A4)に刷り直し
新たに再販します。

原画もずーっと出す機会もなかったのでこの展示に3点ほど原画を展示させていただきます。

そして初期に作った
小さな絵本"eye-アイ-"をリニュー

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惹かれるもの。

惹かれるもの。

私が惹かれるのは
積み重ねてきた時間
なんだろうな。

何万年何千年かけて大きくなった木、
石や苔、みんなこつこつ時間をかけてできた風景。

だから私の今できるコツコツを
一つずつしていったら自分の
惹かれる世界に近づける。

そうやって自然のものにふれると
背筋が伸びる。
自分雑魚だわってかなわんわーってね。

自然ほど長生きじゃないからずっと
叶わない存在だけどね。

eimi
#記録 #つ

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私ゴト

私ゴト

旅をしててよく考えてしまうことがある。

自然の中で生きていきたいのに虫に怯えるし、
山の無音の中にいると耳の中に無音の音が
住みついて頭おかしくなりそうになる。

なんで虫が苦手なのか知りたくて虫を観察する。知ることで徐々に怖くなくなる。
今の家は昔に比べてだいぶ綺麗に頑丈になった。
窓を開けなければ外の季節を感じなくなるほどの。
虫もそこまで入ってこない。
だからあの虫はああしてくれるこうして

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空間をつくる。

空間をつくる。

7月に初のギャラリーでの個展をやらせていただきました。
この展示をつくる裏側、空間をつくることの過程を記録します。

わたしの展示場所はいつも好きなお店、
好きな場所で美味しいものが
食べれるところというのがわたしの中での
展示をすると決める一番のルール。

まず今回はこのギャラリーの光を見て決めたのと
わたしの展開する展示の世界観の中でゆっくりしてもらえるのが
いいなと思って決めたところ。

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イキモノたちのいるところ -キロク-

イキモノたちのいるところ -キロク-

続き↑

いつも撮影をお願いしてる鈴木さんに
展示をやるごとに写真として記録を残してもらっています。

今回の展示の写真も届きましたので
個展に来れなかった方もぜひ楽しんで行ってくださいね。

Eimi hashimoto exhibition
2022.7/7(thu)-7/17(sun)
" イキモノたちのいるところ ”

ふと足元に目を下ろすと…

そのまま横を見ると….

まるで物語を読む

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のろい。

のろい。

最近思うこと。

"誰かに迷惑をかけないようにしなさい"
教えられてきたこと。
わたしももちろんそう教えてもらってきた。

でもこれは呪いの言葉だとわたしは最近思うんです。

インドでは
"人に迷惑をかけてもいい、その代わり迷惑をかけられたら助けなさい。"
そう教えられるそうな。本当にそうだと思う。

迷惑をかけないで生きていくなんて不可能に近い。
水道もガスも電気も、水も食べ物も誰かの労働の上で

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海、森、谷 part2

海、森、谷 part2

Part1の続き。

海へ。

満潮前だったから海の中にある岩場を歩みいた。
カラッとした暑さでなんだか過ごしやすくてびっくりした。

わたしは拾い物が好き。海を見るより、足元をたくさん見て歩く。
わたしの足元は美しいもので溢れてた。

どこを歩いてるかというとこんな場所。
満潮の時には歩けない場所みたい。
足元も、見るところ全てが繊細で力強かった。

大きな岩には張り付くように木の根や植物が生え

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海、森、谷 part1

海、森、谷 part1

弾丸で沖縄に行ってきました。
沖縄に行ったら絶対見たい、会いたいと思っていたものがいます。

"歩く木"、ガジュマルです。
この子の存在は知りませんでしたが、わたしの絵本を読んでくれた方から
これはガジュマルの木の話ですか?と聞かれたことがあって
詳しく聞いたところ、沖縄にそういうガジュマルさんがいるんだということを知りました。
着いてすぐ、その木に会いに行ってきました。

あった瞬間に、ああこの

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個展のお知らせ

個展のお知らせ

Eimi hashimoto exhibition
2022.7/7(thu)-7/17(sun)

" イキモノたちのいるところ ”

日々の中で感じてるカレらの
気配や存在。

カレらって?と思う方は
カレらに会いに来てください。

私の頭の中にある
不思議な生き物たちはどこから
くるのか。

ギャラリー3108( @_3108013 )でひろがる
イキモノたちのいるところ。

↓eimi H

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 展示のお知らせ。

 展示のお知らせ。

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※やらせていただくお店の決まり事などがありますので
お越しをご検討の際は最後まで読んでいただきますよう
よろしくお願いします。
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hashimoto eimi exhibition
2022.6/16[thu] -7/18[mon]

" 灯-akari- ”

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韓国釜山で行われたアートフェアから
2枚

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