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私ゴト



旅をしててよく考えてしまうことがある。


自然の中で生きていきたいのに虫に怯えるし、
山の無音の中にいると耳の中に無音の音が
住みついて頭おかしくなりそうになる。

なんで虫が苦手なのか知りたくて虫を観察する。知ることで徐々に怖くなくなる。
今の家は昔に比べてだいぶ綺麗に頑丈になった。
窓を開けなければ外の季節を感じなくなるほどの。
虫もそこまで入ってこない。
だからあの虫はああしてくれるこうしてくれる、というのも知る必要がない。
知らなければただの異物で怖いものになる。

なんで無音が怖いのかは多分普段から音が多すぎる場所にいるからなのかなって。
無音にも音がある。重低音のような重い音な気がする。

虫の羽音や草木が軋む音、生き物の気配にも慣れていない。未知の領域で私は怖いんだ。

それでも自然のそばにいたいのは人間という動物として生きていきたいという私の願望なんだろうな。

ほんと自然が好きとか言いつつ、
形だけだな、雑魚だな私と思う日々なのです。
共存できる自分になることが私の理想。

eimi

#記録
#コトバノキロク

読んでいただきありがとうございます。 いただいたサポートでお気に入りの場所に 一杯のコーヒーを飲みに行きます。 その時思いついたことをまたかきますので また読みにきてくださいね。