海、森、谷 part2
Part1の続き。
海へ。
満潮前だったから海の中にある岩場を歩みいた。
カラッとした暑さでなんだか過ごしやすくてびっくりした。
わたしは拾い物が好き。海を見るより、足元をたくさん見て歩く。
わたしの足元は美しいもので溢れてた。
どこを歩いてるかというとこんな場所。
満潮の時には歩けない場所みたい。
足元も、見るところ全てが繊細で力強かった。
大きな岩には張り付くように木の根や植物が生えてた。
共存してるのか、生存争いなのか、静かに力強くそこに在る。
うまく言葉にできないよ。
かなわないと思う。
いつもこういう素敵なものを見ると、わたしが表現することなんて
意味がないのではないかと感じてしまうほどに。
傲慢な考えなのかもしれないけれど、こういう景色と共存する表現が
したいと強く感じる。だからカレらはある意味わたしのライバルなのかな。
自分の表現とカレらを一体化させたいな。
違う海辺へ移動した時の足元。
泳げないから足だけぱしゃぱしゃ水に浸かって
ぼーっと水面を見ていた。
わたしも水面と一体化して存在しないのではと思うくらい
呼ばれてハッとする感じだった。
でもこんな綺麗なら溶けて一体化してもいいなー。とか思った。
ガラスにも見えるし、布にも見える。
綺麗の一言につきる。
満潮になる前の浜辺のカフェへ。
このあと浜辺に下りて拾い物を拾うのに夢中になる。
夢中になりすぎて、夕暮れ時、気づいたら歩けていた浜辺がなくなっていて
びっくりして、急いで濡れながら戻った。
あと少し遅れてたら危なかったと思う。笑
わたしの束の間の夏休みだった。
1日だけの弾丸の旅。
飛行機が怖くて乗りながら意識を失ったことがあったので
それ以来乗ってないのだけど、でも今回乗りきれた。
あんな鉄の塊を飛ばす人類すごいと思う。。
空から見る雲がとっても綺麗だった。小さな白い毛玉が手を振ってくれてるような気さえして、空にいる時間はとても楽しい時間になりました。
空港着いて、迎えに来た旦那の顔見たら安心したのか睡魔が。
普段引きこもりなので、こんなアウトドアしないんですわたし。
そして早速拾い物を机に一つ一つ並べたの。
やっぱりわたしはきっとカレら(拾い物)から影響をすごく受けているんだなと感じる。
自分の創作物と並べた時に違和感がない。
きっとカレらのような存在になりたかったのかもしれない。
そっと静かにそこに在るだけ。足元にある宝物は自分にしかわからない。
見つけてくれた人の中で輝くだけの静かな宝物。
そんな存在にわたしの表現物もなれるだろうか。
わたしの宝物とわたしの創作物たち。
どちらもわたしの宝物。
そして誰かの宝物になれますように。
日々の記憶のカケラがわたしの創作物になる。
eimi
読んでいただきありがとうございます。 いただいたサポートでお気に入りの場所に 一杯のコーヒーを飲みに行きます。 その時思いついたことをまたかきますので また読みにきてくださいね。