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#習慣にしていること
バカだから楽しみすぎてしまう
バカは失敗から学ばないという言葉がある。
じゃあ、向暑はるはバカだ。
今年ももうすぐやってくる長期休暇に心を躍らせ始めている。
去年もそうだったし、その前もその前の前の年もそんな感じだった。
そうしてその休暇が過ぎた後に、五月病がやってくるのも毎度のことである。
次の年は楽しみ過ぎないようにと誓うものだけど、一年も経てば何も学んでいない自分が次々と計画を立てていく。
ほら、バカだ。
一人は楽だと言うけれど
気づけば終業30分前になっていた。
残りの業務もあと一つ。
どうやら定時で帰れそうだ。
いつものように人が出入りする会社の入り口付近で、いつものようにドアの閉まる音がした。
それと同じタイミングで誰かの叫び声が聞こえた。
痛々しい叫びだった。
指でも挟んでしまったのかと、恐る恐る入り口のドアに近づいた。
そんな軽い話ではなかったと、目の前の光景を見て知った。
さっきまで普通に仕事を
美術館に訪れる自分が好きだ
美術館によく行く。
でも行ったところで作品に対して何も感じないことが多い。
トイレ行きたかったなーが感想になってしまう時もある。
休日を利用して3つの美術館をまわったけど、どれも何も感じなかった。
でもこれが時間の無駄だとか、お金の無駄だとかは思わない。
向暑はるは、展示品ももちろん見たいけど、どちらかといえばあの空間が好きで訪れているし、そこにいる自分のことが好きだったりする。
車の
銃弾では届かない距離で繋がっている
銃声が鳴り響く。
その近くで怒号が響く。
たった一つの引き金で誰かが泣いて、それに感化された別の誰かが引き金を引く。
それぞれが持つ正義が不幸の連鎖を呼んでいる。
そんな馬鹿ばっかの戦場が、向暑はるの生きている世界にあるらしい。
テレビから悲惨な光景が映し出されるが、未だにCGを使ったフェイク映像だと信じている。
それらの国同士の戦いに、向暑はるや周囲の人間に直接関わりがあるわけでもな