向暑はる
2022年の日常です。
日常×写真
一目惚れから始まった大学生活の話。 いつか君へ届きますように。 これは大学生活最後のお手紙。
日常×音楽
noteを書き続けてる理由は、一つの後悔と自己中心的な欲望のせいだ。 話すこと以外の言語の使い方に疎い自分に、ある種の呪いをかけていた。 伝わるわけがない。 読んでくれるわけがない。 でももしかしたら。 そんな厚さ40ミクロンにも満たないわずかな可能性にかけて、言葉を残していた。 修復不可能な時計をなおしているような感覚だ。 どこをなおそうとしても壊れていく一方だった。 “後悔”は修復できない。 そんなことは分かっていながらも、頑固親父のように、ただただ同じ
重箱の隅を無駄につつかれる。 これが理不尽な社会であって、正解のない社会で生きるには、受け入れなければいけないことでもある。 ああ言えばこう言う。 一人で決められない社会の新人は、上からの指示を素直に受け入れて、その通りに実行する。 しかしその完成物に対して100点なんてご褒美は与えられない。 欠点の荒探りが始まるだけだ。 もちろん中には賞賛と安心を与えてくれる人だっている。 でも欠点を指摘されれば、その安心さえもなかったかのように、ぶち壊されてしまう。 10
三列シートの窓際を予約した。 予約時には、既に通路側の席は埋まっていた。 でも東京に着くまで、その席はずっと空いていた。 実家にもう少しいたくなっちゃったのかな。 勝手に他人を想像してしまう自分こそが、その気持ちになっているに違いない。
23歳、”最後”の記事です。
時間は無限にあると思っていた。 でも今は時間が欲しくてたまらない。 ゴールデンウィークの計画をみっちり立てたはいいものの、ありがたいことに連絡がまだ鳴り止まない。 ははは、そんなに向暑はるに会いたいか。 今だけは自惚れさせてあげて欲しい。 これは向暑はるが地元の人気者なのではなく、多方面に帰省すると伝えたからである。 そんなことに気づいていない向暑はるは鼻の下を伸ばして仕事をしている。 マスクがあってよかった。 予定は既に埋まっているけど、どうにかして色んな人
バカは失敗から学ばないという言葉がある。 じゃあ、向暑はるはバカだ。 今年ももうすぐやってくる長期休暇に心を躍らせ始めている。 去年もそうだったし、その前もその前の前の年もそんな感じだった。 そうしてその休暇が過ぎた後に、五月病がやってくるのも毎度のことである。 次の年は楽しみ過ぎないようにと誓うものだけど、一年も経てば何も学んでいない自分が次々と計画を立てていく。 ほら、バカだ。 いつの間にか新幹線の切符を買って、帰省の準備をしていた。 おばあちゃんに帰ると
8つ離れた弟が、この春高校生になった。 まだまだ高校生の頃の記憶に縛られている向暑はるは少しだけ恥ずかしくなったりする。 兄弟というのは似たもので、弟はこれまで続けてきたスポーツの道を外れて、新しく音楽の扉を開こうとしているらしい。 ベース借りていい? とラインが来るまでは、スポーツを続けるものだと勝手に思っていた。 でも、かつて”相棒”と呼んでいたWarwickの音が再び聴けると思うと、弟の選択を心の底から嬉しく感じた。 向暑はるにとってあの部室が青春の箱となっ
どこか分からない駅の改札で、偶然懐かしい人に会った。 偶然のくせに、それが中学の頃の部活の先輩だと気づくまで全く時間がかからなかった。 夢というのは、現実で起こりそうで起こりえない絶妙なラインをついてくる。 おー!とお互いが同じタイミングで認識しあった。 マスクを少し外して口元を見せながら名前を呼び合う。 先輩なのに、自然と呼び捨てで呼んでしまうのはあの頃と変わらなかった。 顔立ちの良さもあの頃から全く変わっていない。 イケメン・運動神経抜群・ヤンチャ どれを
アルコールが自制心を乗っ取ってきたあたりで、誰かがこう言う。 彼女(彼氏)できた? テンプレかのように毎回聞く言葉だけど、もしかしたら向暑はるの知らない飲み会のマニュアルがあるのかもしれない。 第一条「ほろ酔いのタイミングで恋愛の話を切り出すべし」 みたいな。 案の定盛り上がってしまうのだから、研修で渡されるマニュアルよりかは役に立っている。 そんなテンプレをちょうどいいタイミングで、既に”できあがっていた”大学からの友人が口に出した。 半年前から彼女のできた友
公園の桜の木が徐々に緑に染まってきた。 昨日までピンク色の一部となっていた花びらは、今頃風にでも飛ばされてどこかの道端で今年の役目を終えているのだろう。 今日もいくつかの花びらが今年の役目を終えている。 地面にたどり着く最後の最後まで可憐に舞う生涯は、最後まで美しく生きていたいという強い意志を感じる。 ”消えていくもの”や”廃れていくもの”に美しさを感じてしまう心がこの国にはあるらしい。 侘び寂びという言葉がある通りそれは一時の流行りとかではなく、この国に深く結びつ
都会の駅周辺ならどこにでも見かけるカフェでパソコンを開いていた。 モーニングセットで頼んだトーストは、家で食べる食パンとなんら変わらない気がした。 500円という値段に惹かれたはいいものの、よく考えたらスーパーなら5枚も買える。 まあいいか。 そんな節約思考をコーヒーと共に食道に流し込んだ。 外と内を分けるガラス窓の向かいに座ったため、外の景色がよく見えた。 スーツを着た営業マン、仲睦まじそうなカップル、コスプレをした女の子、ギターを担いだバンドマンみたいな人。
「This is Youth」 これまでの人生をかけたベストアルバム。これを聴けば向暑はるが分かる。 1.monolith / 04 Limited Sazabys 3分あるならカップラーメン作らないでこの曲を聴いている。 2.Long for the Blue moon / SHANK 英詞を覚えるくらいに歌ったしベースを弾いた。 3.モンスター / ELLEGARDEN レッドブル飲まなくてもこれ聴けば多分空飛べる。 4.リッケンバッカー / リーガルリリ
タイトルの通り、明日から好きな曲で勝手にCDを作ります。 memeさんが先日Twitterでやっていたのを見て、やりたいと思ってしまいました。 そう、パクリです。 気になった人はmemeさんのnoteとTwitterを見てみてください。 すごく最高だよ。(語彙力) あと色んな人の、勝手に作ったCDが見てみたいものです。