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『未来』は子どもたちのためにある

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ボクとしては、熱いまなざしを持ってみてくれる子どもたちを信じたい。 未来は子どもたちのためにあると思います。  ――石ノ森章太郎
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#育児

「子育てブレスト」_0歳から小5までの、変わった育児ハックをまとめた本

「子育てブレスト」_0歳から小5までの、変わった育児ハックをまとめた本

書籍「子育てブレスト」が2023年8月2日に小学館より発売されます。さとうけ12年分(0歳→小5)の育児ハックをまとめた本です。寝ない、登園しない、食べない、着替えない、宿題をしないといった育児の困りごとに対して「アイデアと工夫」でなんとか対応していきました。その中から厳選した67個を一冊に編集したものです。

おもちゃ作家であり、奥さんでもある佐藤蕗さんとの共著です。このnoteでは、本のダイジ

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子ども三名が三名ともサッカーを続けることができなかった話

子ども三名が三名ともサッカーを続けることができなかった話

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。

…そうなんですよねぇ。我が家、子どもたちが三名ほどいるのですが、彼らが全員、サッカーを継続することができませんでした。これから彼らの気持ちが変わることもあるため、永続的な話ではないかも知れませんが、少なくとも2023年時点ではそうであることが確定しました。

前提として、ぼくは特にスポーツをやってキラキラ輝いてほしいとか思っていません。スポー

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「何を書いたらいいかわからない」と言った小1息子が作文の宿題で書きたいことを見つけるまで。

「何を書いたらいいかわからない」と言った小1息子が作文の宿題で書きたいことを見つけるまで。

毎週、日記を書くという宿題がでるようになり、「なに書けばいいかわかんないよ、書きたくない」とぶつぶつ言っている小1息子。

どうしたものかと、助けを求める気持ちで息子のランドセルの中から国語の教科書をさがす。

見つけた!と思ったら日記について書いてあるのは1ページ。
”いつどんなことをしたか、どんな気持ちになったか書きましょう”と書いてあった。

そんな説明で書けたら苦労しないぜ…。

うーむ、

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書くことが好きになる分岐点

書くことが好きになる分岐点

フリースクールから帰ってきた小4長男と話していたら「今日作文でじいじの家に行った話を書いたよ!」らしい。

フリースクールでときどき作文を書いているのは知っていたけど、作文に苦手意識のある長男が自分から作文の話をするのはめずらしい。

なんとなく、ちょっと聞いてほしそうな雰囲気を感じたので「どんなこと書いたの〜?」と聞いたら、作文を読みあげるように、ところどころ臨場感や感情をこめて書いた内容を教え

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つなげて使えるステップアップシートを作ったよ

つなげて使えるステップアップシートを作ったよ

子どもと自分用に、印刷して使えるステップアップシートを作りました。せっかくなので、使い方説明を添えてここにおいておきますね。

ステップアップシートって?ステップアップシートってなんじゃらほい?って話なんですが、簡潔に言えば、目標と達成ボーナスを書いておいて、達成したらそのボーナスがもらえるぞ!っていうのを視覚化して、モチベーション維持につなげようぜってものです。

見てもらったほうが早いですね。

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子どもと「何をして遊ぶ」のが、親として正解なのか?

子どもと「何をして遊ぶ」のが、親として正解なのか?

最近「子どもと何をして遊んであげたらいいのでしょうか?」というご相談が、立て続けにありました。
また、「子どもがちゃんと遊べるようになるのは何歳からですか?」というご相談も時々いただきます。
みなさんは、お子さんとどんなふうに遊んでいますか? そもそも遊ぶ時間なんてない……!という方も安心してくださいね。
今回は、子どもと遊ぶことについて考えてみたいと思います。まずは次のマンガを見てみましょう。

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子どもを褒める。子どもを叱る。実はどちらも同じだった。

子どもを褒める。子どもを叱る。実はどちらも同じだった。

先日あるお母さんから、深刻な面持ちでこんなご相談を受けました。

お話を伺った後、
「日頃、お子さんをなるべく褒めようと心がけていらっしゃいますか?」
と聞くと、
「はい! どうしてわかったんですか?」
と表情が明るくなられました。

選択肢を与えることはとても良い方法です。
でも「わかんない!」と言われた時、子どもは何がわからないのか、みなさん、わかりますか?
これは、褒められて育っている子の“

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子供に勉強をさせるあなたはそんなに優等生だったのか?

子供に勉強をさせるあなたはそんなに優等生だったのか?

家庭教師歴10年以上のまりかです。
現在はオンラインで中学受験生を教えることが本業です。

今日の野本さんのぶっちゃけnoteがとっても面白かったのでそれに触発されて私も書いてみたいと思います。

中学受験生を教えていると、ほぼすべての親御さんは不安と戦っています。

不安だからあれもこれもやらせなきゃ。
子供のタスクが雪だるま式に増えていきます。

私にカウンセリングに来る親御さんはほぼ100%

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【はじめて読む方へ】このマガジンの「歩き方」

【はじめて読む方へ】このマガジンの「歩き方」

「学校以外の選択肢」を選んだ家族が、我が家のホームスクールについて語る、ホームスクーラー共同運営マガジン「子育ての『再』デザイン」。

2019年6月末のスタートから、書き手は増減しつつも、記事は続々増えており、100noteを超えています(2019年7月28日現在)。
マガジンのフォロワーも100人を超えました。感想をTwitterやFacebookでいただくことも増え、思ったよりも多くの方に読

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子どもの観察は、監督じゃなくてオーディエンスとして。

子どもの観察は、監督じゃなくてオーディエンスとして。

「お風呂を洗ってから出るんだよ」

7歳になる娘との約束。
「あー、面倒くさいなー」と言いながら、律儀に守っている。

子どもが毎回お風呂を洗ってから出るなんて、子どもにしてみたらとても面倒なことだ。いや、大人だって面倒だろう。

でも、約束をさせたぼくだって、まあまあ大変なのだ。

「ねぇ、パパ洗うところ見てて」

娘がお風呂洗いをするときは必ずオーディエンスを求められる。けっして「監督」は求め

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“1回の体験が心に残る”体の弱い小学生の社会的経験の少なさについて

“1回の体験が心に残る”体の弱い小学生の社会的経験の少なさについて

生まれつき心臓病の次男は、体力面・感染リスク等で、多くの子どもが幼少期や学童期に体験するさまざまなことを経験する機会が限られてしまいます。

病弱児の「体験の少なさ」問題について考えていること

1回でも体験したことがあるのと、1回もないのでは、子どもの気持ちの持ちようや、心に残る印象、後で勉強で学んだ時の理解の仕方がずいぶん違うと思ったからです。

子どもの成長や学びの深さという観点で、自然体験

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子どもにスマホを禁止するのは「正解」か?

子どもにスマホを禁止するのは「正解」か?

妻が子どもを産んでくれたとき、妻は自分で口には出さなかったけれど、「きっとすごい大変な思いをしただろう」と、ぼくは思った。それは、男には絶対にできない大変さだ。だからぼくは、「今後は妻になるべく負担をかけないように、ぼくも育児をがんばろう」と思った。

ただし、「がんばりすぎないようにしよう」とも思った。がんばりすぎて、ぼくが燃え尽きたら、妻にはもちろん、子どもにも迷惑がかかる。だから、妻や、子ど

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ホームスクールの新学期~我が家のホームスクーラーの選択~

ホームスクールの新学期~我が家のホームスクーラーの選択~

子どもがホームスクーリングを選択していると、日常生活において「新学期」的なイベントはありません。
ですが、学校の部分利用もしている我が家では、担任の先生とのご挨拶や、教材費をどうするかという事務的な確認など、年度替わり特有のやりとりがあります。
今回は、この新年度にどんなことしたかについて振り返ってみます。

長男(小6)の場合新年度が始まりあっという間にひと月経とうとしています。
我が家には小6

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子どもの作品の保管どうしてる?親子で楽しむための我が家のアイデア

子どもの作品の保管どうしてる?親子で楽しむための我が家のアイデア

日々どんどん増えていく、子どもの絵や制作物
ブラジルへの海外転勤が延期中、9歳6歳兄妹を子育て中のママライターほっぺです。

今回のテーマは、子どもたちが作った作品の保管方法アイデアについて!
きっかけは、noteサークル「読書KIDS親の会」でご一緒させていただいているみほさんのご発信。以前LEEwebの連載で書かせていただいた記事を、こちらのまとめ記事で取り上げていただきました✨

今年、妹も

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