【自己紹介】プロコーチ/天職作家になるまで
1.働いていて、こんな気持ちになることはありませんか?
✔︎今の会社をこのまま続けるか迷ってる
✔︎何かやりたいけど、やりたいことが見つからない
✔︎社外に出たとしても通用するスキルを持ってない
✔︎いつまで頑張り続けなきゃいけないのか?消耗してる
✔︎自分のエネルギーをフルに使えていない感がある
これ、大企業病です。
・会社、上司、チームのために働く思考癖が、自分が主体となって「やりたい」と思うことをわからなくさせているのです。
・実績があるから自信はあるけど、自己肯定感は低いままだから、ずっと頑張り続けないといけなくて疲れるのです。
・会社に必要とされることだけを自分から取り出してるから、いつまでも不完全燃焼なのです
2.たった一度の人生、思いっきり生きてみようよ!
まず、大企業のみなさんが、自己対話やあらゆるチャレンジの結果、手にしたものを紹介します。
・やりたいことが、湧き出るようになった
・夢中になれることが見つかった
・ずっとやってみたかったけど、
できなかったことに挑戦する勇気が湧いた
・自分の人生だからこその使命に出会えた
・会社では発揮しきれなかった能力・才能が開花した
・自分のエネルギーをフルに使う生き方に変わった
・人の目を気にせず、素の自分のまま生きられるようになった
・なぜ働き、なぜ生きるのか?の意義に出会えた
・他の誰かでは代わりの効かない、唯一無二の自分を生きられるようになった
・社外では通用しない、という自信のなさから脱却した
・成果の有無に関わらず、常に自分を信じられるようになった
・やりたかったことで、安定的に収入を得られるようになった
・海外で暮らし、海外で働き、海外でパートナーに出会えた
・5年後の自分が、後悔しない今を生きられるようになった
※コーチングは成果を約束するものではありませんが、ここに挙げたものは、全て実例です。
3.大企業社員の活躍事例とプロセス
コーチングを通じて、これまで200名ほどの人生に、伴走させていただきました。ここではまずは、11名のストーリー(葛藤と乗り越えたプロセス)を紹介します。
①大企業退職→ルーブル美術館書道家へ
悩み「自己肯定感が低い」
・他人軸、他者評価からの脱却
・会社では日の目を見なかった右脳思考を開花!
②会社員でいながら、海外留学&福祉事業立上げ
悩み「やりたいことはあるが、形にする怖さで進まない」
・会社初のサバティカル休暇を取得し、JWLIボストン留学へ
・社会課題の解決事業立上げ(キッズデザイン賞2023受賞)
③大企業退職→LA留学&LA起業
悩み「夢中になれることが見つからない」
・海外留学・海外起業の完遂
・コンプレックスや考え方の癖、落ち込むパターンの言語化・改善
④大企業退職→ソーシャル起業
悩み「何者かになりたい願望」
・スタートアップコンテストで入賞
・同じ病を抱える若い世代に向けた事業を立上げ
⑤大企業退職→海外ノマド
悩み「自分のエネルギーが余ってる」
・会社員しながら月1海外視察
・退職後、世界一周ノマドワーカー
⑥大企業退職→PR&ワインバーの夫婦起業
悩み「やりたいことがわからない」
・フリーランスPRで独立
・かねてからの夢だったワインバーの夫婦起業
⑦起業家である前に、一人の人間として生き方を見直す
悩み「会社を辞め、独立して自由になったはずが、起業の”あるべき”にのみこまれている」
・人間関係や仕事の向き合い方、自分との向き合い方、全てにおいて変化したが、一番は生きやすくなった
・誰かのために頑張って生きてきた自分から、自分のために楽しく生きていく自分へシフトできた
⑧会社員でいながら、週3勤務&複業
悩み「実績を出し続けないと自信がなくなる」
・会社初 週3勤務の権利を得て、翌月MVP受賞
・複業(カフェ起業/切り絵アーティスト)に向けた準備
⑨会社退職→移住と独立
悩み「やりたいことがよく分からない」
・価値観、自分らしさが明確に
・移住、独立、パートナーの変化
⑩会社退職後、起業。夢への一歩を踏み出す
悩み「他人の目を気にして、やりたいことにトライできない」
・自分の心がときめく選択ができるように
・将来の夢に向けた北欧視察旅へ
11経営者としてのあり方・振る舞いを見直す
悩み「素の自分だと嫌われるから、本音で生きられない」
・素直に自分のWithinを表現できるようになった
・自己認識と他者認識のギャップが埋まり、生きる上でのストレスが無くなった
【番外編】コーチング中の対話プロセスを全公開
「お前なんて生きる価値がない...」
存在を否定された怒りと悲しみを味わい尽くした時間でした。
ここからは、上記ストーリーのプロセスを伴走したコーチングの紹介になります。よかったらご覧ください。
4.私も人生変えてみたい、と思ったら
5.大薗史奈のコーチングとは?
特徴①松岡修造も驚く熱量とエンパワーメント
クライアント数十名にアンケートを実施。私のコーチングの特徴を教えていただきました。写真は、よく知る友人に、私を表す宣材写真をプロデュースしてもらったものです...。まさか、オレンジ学ランを特注し、ハチマキまで巻くことになろうとは。
<クライアントの声>
コーチングに+エンパワーという味付けがあることが特徴だと思います。何か変化をしたい時の後押しや、「こんなこともやっていいんだ」とある意味、壁を取り払うようなタイミングにぴったりな気がしています。(30代女性 海外起業家)
本質を見抜く鋭い感性・観察眼と、行動へと導く強い情熱・エネルギーが特徴です。(30代女性 社会起業家)
熱量の高さ。クライアントを信じ抜く強さ・安心感。大丈夫と思わせるポジティブなエネルギー。(30代 大企業卒 海外ノマド)
私の中では彼女の色は「太陽のようなオレンジ」。そのパワーをおしみなく注いでくれる。あなたの夢が実現に近づくことを後押ししてくれる人です。太陽のパワーで支援してくれますよ。(50代女性 フリーランス / 一部上場早期退職)
熱めのホットミルクみたいな人。優しさに安心&がっつりあったまる!(30代女性 大企業人事/ 3人の子育て中)
一緒にいると自然と笑いがこみあげて、物事の見方、考え方を柔軟にさせてくれる。 解放、自然体、ほぐし…なんか心のツボをつかれるんですよね。(30代女性 社会保険労務士 /2人の子育て中)
エネルギーがあって、温かさを持って寄り添ってくれる人(40代女性 経営コンサルタント)
太陽、ひまわり。一緒にいると元気になれる。徹底的に相手のことを信じて、応援してくれる稀有な存在。(30代女性 ベンチャー 取締役)
ふみなさん自身、パワーがみなぎっていて、どんどん進化して、輝きを増している。 クライアントさんもどんどん使命をみつけて、表現する一歩を踏み出しています。 でも強い光だけではなく、しっとりと、内面にも付き合っていただきました。 パワーも突き進むチカラも人の数倍ある一方で、寄り添ってくれる感じや言語化してくれるチカラもあり、表現が難しいほど、大薗史奈、という人生を自分で楽しんで生きているんだなと思いました。あと、何があっても受け止めますよ、伴走しますよ、の気合いがすごいです。 ご自分も挑戦し続けていらっしゃるので、触発されることが多いです。 (40代女性 会社員 管理職)
特徴②海外チャレンジで可能性を極限まで広げる
海外留学、海外大学院入学、海外起業、海外福祉視察、海外ノマド、スペイン800km巡礼、海外路上ライブ、世界の美術館100箇所に営業アタックなど(全てクライアント事例)、活躍の幅を広げるチャレンジをします。英語力の有無は関係ありません。あなたの才能や可能性が花開く場所を、地球上のすべてから一緒に探し、チャレンジし、実験していきます。
<クライアントの声>
これまでの生き方や正しいとしてきたことを180度変える、勇気のいる挑戦でした。(親が喜ぶような進路や就職先を選ぶこと、恋人が望むパートナー像を演じること、世間が良いと評価する道を目指すことetc…全てが他者基準の生き方をしていました。)
過去からしまっていた、ずっとやりたかったけどできないと思っていた海外留学を実行に移せた。それをするために、周囲との様々なコンフリクトを起こしてでも、変化を起こす道を選び、痛みを伴うプロセスを完遂できた。(30代女性 海外起業家)
長年培ってきた癖というのは根深く、気づけばそこに戻ろうとしてしまいます。コーチングの場があることで、それらと嫌でも対峙し、生きたい方向に矯正できたことがありがたかったです。自分ひとりでは思うこと・願うことはできても、行動の変化までは至らなかったと思います。(30代女性 社会起業家)
コーチングやスペイン巡礼を経て、自分の思い込み(常識的な考え方、自分の感情にフタする)を超えていくことができた。いわゆるいい会社、いい大学というレールを降りることが崖から飛び降りるような感覚だったけど、やりたいことのために過去の自分と上手く付き合って、飛び越えた。(30代 大企業卒フリーランス)
コーチングを受ける中で、左脳の世界を離れ、自分の中の右脳(アーティスト活動)を開花させたいという願いに気づいた。その時、コーチと決めた宿題「世界中の美術館に作品を展示してもらうための100件メール営業」をして、結果、ルーヴル美術館と、シンガポール国立美術館で展示していただいた。(30代 大企業卒 書道アーティスト)
外資系会社の役員を勤め、昨年退職。 新たな命の使い道を探究すべく、スペイン巡礼にチャレンジ。巡礼を終えた今「一抹の後悔もない!!本当に来てよかったー!!!」という気持ちです。カミーノ 巡礼は「あるもの、出会うもの全てが、えっっ!!」ていう感じものもばかりで、凄かったです。(50代女性 サバティカル期間中)
特徴③やりたいことを仕事に育てる伴走ができる
プロコーチになる前は、ずっとマーケターでした。だから「コーチングを通じてやりたいことが見えても、それじゃ食べていけない。」という声に応えられます。好きなことは、マーケティングを仕込めば、全て仕事になります。ご希望があれば、コーチングの枠を越えて、最後のプロセスまで伴走させていただきます。
<クライアントの声>
パァーっと目の前が開けた感じ。道筋が見えて、そこからは一気に加速。新規事業を開始することを決断。決断というよりも、自然と始まったって言ったほうがしっくりくるかも。自分がやりたいと思ったこと、ワクワクすることに身を任せて、「まずはやってみるか!」のマインドに切り替わった。そしたら初のテレビ出演オファーがきた。ヒルナンデスに生出演が決まった時は、感動的でした。その後、新しいオフィスも借りて、ヨーヨーを子供達に広める活動も始めました。(30代女性 社会保険労務士)
個人を発散・解放するだけでなく、その人の良さを引き出しストーリーを仕立てる集約・現実統合の手法も知っているプロ。コーチング(対話)、視覚的なアプローチ(ビジョンマップ)身体的なアプローチ(ヨガ、リトリート)ビジネスアプローチ(ブランディング)あらゆる手法でサポートしてくれる(30代 女性 企業勤務 / 新規事業開発)
コーチングとブランディング合わせて、1年半お世話になりました!この時間を一言で表すなら「願いを形にするための旅」です。目に見えない想いが、言葉・イメージ・デザインになっていき、活動自体の核が見えてくる時間でした。キービジュアルが完成した時には、「できたーーー」と心が踊りながら、「うわ〜」と静かな声が出ました。これが私の願いなんだなと改めて思えて、喜びをかみしめました。
願いに沿って行動をしているうちに、同じ想いをもつ様々な方との出会いがあったり、ラッシュジャパンチャリティーバンク様からのご支援を受けられることなったり、キッズデザイン賞を受賞したり、活動がグッと前に進みはじめました。(30代女性 会社員+社会起業家)
資格はあるけど活かせていない、不満があるわけではないけど、このままでいいのだろうかと不安を抱えていました。はじめは、資格活用を考えていたけれど、講義やワークで人生を振り返ると「自分にしかできないことがある」ということに気づかせてもらいました。まさか本当に自分の願いを形にできるとはびっくりでした!(40代女性 大企業勤務)
ブランディングと聞くと、手法やツールを学ぶところだと思っていましたが、自分の本当の願い、あり方から湧き起こるものを引き出してもらいました。ずっと自信がなく、モジモジしていたけど、「待っている人がたくさんいるよ!」とかけてくれた言葉で、自信をもって前に進むことができました。(40代女性 社会保険労務士)
ブランディングの反響として、企業3つからお声がけいただきました。これだけ動きがあることが大変に嬉しいです!キービジュアルが出来上がった瞬間は、思わず感嘆。 サービス提供をぐっと後押ししてもらえ、自分がやりたいことがクリアになりました。今回が初めましてでしたが、大薗さんにゆだね、自身に正直であれば、きっと私や私の周りでは生まれ得ない機会を作っていただける、と信じ続けられる時間でした。(30代女性 大企業勤務)
6.私は、こんな人です
やりたいことが、本当にわからない
リクルート入社後は、事業開発室に配属され、ファッション事業部の先輩から、こんなメッセージをもらう。
「自分は“コレ”と言えるものがあるからこそ、相手に意識を集中できる」(by 元Gucciのクリエイティブディレクター トム・フォード)
ぞのちゃん、今の私は“コレ”と言える生き方をしてね 。
しかし、その後も仕事における「私はコレ!」がわからないまま、時間だけが過ぎた。わからないから、拠り所が”会社の評価”になった。昼夜問わず、ひたすら働いた。
企画したサービスは次々リリースされ、表彰台にも度々上がった。でも、なぜか虚しい。本当はもっとエネルギーがあるのに、なんか出しどころがない。常に不完全燃焼だった。「本当の自分はこんなもんじゃない。」持て余したエネルギーは、「フルストレス」というバンドを結成して、そこに全てをぶつけていた。
晴れない気持ちを抱えたまま、10年もの月日をやり過ごした。そんなある時、人事異動で業務が一変した。個人作業の多い仕事で、細かい数字を積み上げたり調整する苦手な仕事に変わった。飲み会の席で、上司から投げかけられた言葉が、胸に突き刺さる。
「お前は、本当に、何の取り柄もないな」
「ここで花を咲かせられないなら、他のどこへ行っても同じだから」
今思えば、喝を入れたかったのかもしれない。期待の現れだったのかもしれない。だけど、その言葉そのままを受け取ってしまった。落ち込むところまで落ち込んだ。
休日は2日とも家でぼーっとして過ごし、気づくと日曜の夜になっているような月日を繰り返した。
一体、何のために生きて、何のために働くんだろう。
しんどいよ。
7.コーチングとの出会い
私の人生、こんなはずじゃない。
そんなことを思い続けていたある日、急に別人のように輝き出した旦那さんを見ながら、“コーチング”というものに興味を持ち始めた。どうやら、人の可能性が開花していく自己対話のスキルらしい。どうせ受けるならプロのレベルまで学ぼうと思った。 ある日、講座の中で10分程のデモコーチングを受ける機会があった。
「なんか、すっごく言いたいことを押さえてるように見えるんだけど、本当はさ、どんな風に生きたいの?(コーチ)」
「どんな風にって…そりゃもっと自由に生きたい、けど、それじゃ食べていけないし、会社にいるメリットもあって…つらつらつら。(わたし)」
「史奈ちゃん、あなたがもってるエネルギーはとーーっても大きいの!!!そのエネルギーをこんなにも押し殺して生きてるなんて、おかしいと思わない?その命の使い方は、宇宙の損失だよ!!!」
コーチのあまりの迫力に、これまで溜め込んでいた本音が溢れ出し、滝のように泣いた。
「エネルギーの出しどころがない。どこで生きていけばいいのかわからない」
「物分かりがいいふりをするのは、もう嫌だ」
「もっと、自由に生きたい…(号泣)」
そうか、、私はこんなにも自分の声を聴いてあげられてなかったんだと思った。渇望していたのは「自分のままを、自由に表現して生きること」だった。 ならば、それを叶えてあげようと思った。
8.コーチングに出会って変わったこと
中森明菜を歌えば、生きていける
会社を辞めて、世界一周旅に出た。旅のテーマは、「自分のままを、自由に表現して生きる」。世界最高峰の路上パフォーマーの街、オーストラリアのメルボルンに向かった。買ったばかりのインドの楽器を担いで、とりあえず路上に出た。
でも、1日で数百円ほどの小銭しか投げられなかった。ある日、重要なことに気がついた。せっかく、自分のままを自由に表現しにきたのに、またマーケティングの仕事みたいになっていたこと。目の前を通る人が好きそうな曲を選んで歌い、自分自身が楽しむことをすっかり置き去りにしていたのだ。
そこで思い立った。これまで満たされなかった鬱々とした気持ちを、大好きな中森明菜を通じて表現してみよう!!インドの楽器を駆使して(笑)。つっこみどころ満載だけど、とりあえずやってみた。 外国人は日本語はわからないだろうし、曲自体も知らないだろう。 にも関わらず、「いい加減にして〜!」や「イライラするわ〜!!」の決めゼリフでは、子供たちが大はしゃぎだった。
その姿を見た親が「アメージング!!ビューティフル!!!」と投げ銭箱に「チャリンチャリン」チップを入れる。子供って、好きなものはエンドレス。これがずーっと続き、かなり稼いだ。
まさか、海外の子供に”明菜シャウト”がウケて、親が投げ銭を入れるなんて。そんなこと、誰が想像しただろう。
気づけば、時給7000円の人気路上パフォーマーになっていた。「日本でお金にならない好きなことは、世界を舞台にすれば、いくらでも仕事になるんだ」と思い知った。
旅中のエピソードは、SNSに投稿していた。心の内側を赤裸々に語る中で、苦戦しながらも「本当の自分を生きる」というテーマに向かって挑む姿に共感した人たちから、毎日応援メッセージが入るようになった。人生相談やコーチングの依頼も増えていった。旅から戻ると、その勢いは加速。気付くと、朝から晩までコーチング漬けになっていた。以降、世界中を旅しながら遠隔でコーチングを提供している。(現在育児中につき、旅はおやすみ。)
9.コーチングに出会って変わったこと
痛みを扉にして、本当の自分に出会い直す
私の痛みは、そのままの自分では価値がないということ。遡ること、幼少期。教育熱心な両親のもとで育ち、いくつもの塾と習い事を掛け持ちする毎日を送っていた。(子供をもつ身になり、どれだけ大変でありがたいことか、今なら分かります)有名校に入れない私は価値がない。自分を追い込み、何者かになるために力を注ぐことで自尊心を保っていた。しかし、厳しい父からは認められることがなかった。ずっとコンプレックスだった。
社会人になると、矛先は上司へ向いた。どうしたら認められるのか、一体何が足りないのか、自分をアメーバのように変形させながら、なんとか必要な存在になろうとした。でも、なんだかうまくいかない。ずっと満たされないのだ。
10年の月日がたち、結婚式で最後の手紙を読んでいる最中に、突然ハッとした。「ああ、私は、パパに愛されたかっただけなんだ」そのことに気づくと「ありがとう、大好きだよ」と自然と言葉がこぼれた。父は、これまでみたことのない優しい目をしていた。その瞬間に、長年の思い込みから解放され、心のわだかまりが溶けるように消えていった。
社会的価値に翻弄される人生を手放した私は、家族のあり方についても考えが変わった。これまで、子供はいなくていい。いると大変で、責任が重く、人生が不自由になると避けてきた。しかしコーチングを受ける中で、人生で大切にしたいことが、みるみる明らかになった。この世に生まれた意味を、体験できうるすべてを、楽しみ、味わいつくすように生きたいと願っていた。パートナーとも話し合い、不妊治療を経て、ようやく小さな命を授かった。いま、その命を大切に育てている。
ある日、母から「ふみちゃん、前より話しやすくなった」と言われた。無意識で「結局何が言いたいの?で、どうしたいの?」と仕事的なコミュニケーションをしていたのだと思う。「価値があるか、ないか。」そうやって人の話を早々にジャッジして切り上げていたのだ。そんな自身のあり方も見直し、大切な人を大切にする生き方を模索しはじめた。すると、母と妹が「実は、かねてから夢がある」と話してくれた。親子の絆が深まるようなお揃いの洋服ブランドを作りたい!ということだった。家族の想いを重ねて世の中の役に立てるなんて、最高の仕事。これから大切に育てていこうと思う。
3つのエピソードから伝えたいことは、痛みの裏側には、願いが隠れてるということ。私の場合、家族の間で育みたかったものを社会に対して求めていた。だから、いつまでも苦しかったんです。今は、これまで以上に、家族との時間を大切にしています。
10.創っていきたい世界
自己表現のパリコレ
見たことのない圧巻のメイクに、一体どうなってるの!?と目を疑うような面白い形をしたカラフルなお洋服。颯爽と歩くモデルさんから伝わってくるのは、制限のない自由、圧倒的な個性、唯一無二の存在感です。
私は、このパリコレのエネルギーを、日常に置き換えたいのです。 野外フェスなど、特別なシーンだから自分を表現できるのではなく、日常で自分という存在を表現する生き方を増やしていきたいのです。すると、この世界は、もっとカラフルで、面白くて、ワクワクに満ちた人で溢れかえると思うんです。
少し前に世界を旅して回った時、「コレが自分!」を全身で表現して生きている人に、たくさん出会いました。どの人も、一見、近寄って大丈夫かな?と思ってしまう“変な人”でした。彼らは、人から「え!? これは仕事なの!?」と言われるようなことを、心を込めてやっていて、熱狂的なファンを抱えていたりしました。何より、ものすごく幸せそうに生きていました。
会社で働いてる時に、こんなに幸せそうな顔してる人を、私は見たことがありませんでした。
そんな生き方を、私は心からカッコいいと思うのです。だって唯一無二だから。誰がなんと言おうと”自分はコレ!”を貫いて生きてるから。たとえ、世の中の常識や多数派の意見と違ったとしても、そんなの関係ないとサラっと言える生き方をしています。中には、表現が突出して華やかに見える人もいれば、静かに淡々と生きている人もいる。見え方こそそれぞれ違うけれど、根っこに共通してるのは「願いを持って生きてる」ということだと思いました。
だから私は、「願いから仕事をつくり、輝いて生きる人」を1人でも多く、この世の中に増やしていきたいです。
最後に
大丈夫!大丈夫!!大丈夫!!!
日々、コーチングをしていると、「死なないために生きるのが、あなたの人生?」と問いたくなることがあります。
「怖いことは、やらない」
「痛い思いは、したくない」
「安全なことだけして、生きよう」
それであなたが幸せなら、いいんです。後悔のない人生を生きていると思えるなら、何の問題ない。
でも、少しでも命の不完全燃焼感があるなら、そろそろ、その場所から出ませんか?と提案したい。
小さな一歩からでいい。
すっごくわかります。私も同じように考えて、生きていた時間が長いから。今だって、気を抜くと、一瞬で飲み込まれてしまうくらい、強烈な生存本能が不安を駆り立ててくる。
でも、そんな風に生きるから、いつまでも、本当の命を体験することができないんです。その生き方が「悪くないんだけど、生きてる心地がしない。」という、不完全燃焼感を生んでるんです。
それが、あなたの心から送られている、黄色信号です。
死なないために生きたところで、私たちの命は、必ず終わる。
生きたいように生きても、死なないように生きても、結局、終わるわけです。
だったら、
自分のやりたい!を
思いっきりやらせてあげようよ
めいっぱい、この命に
体験させてあげようよ
それが生きるってことだし
与えられた命をまっとうするってことだと思うのです。
痛い思いはしたくない
不安や恐れから守り続ける人生ではなく
本当はやってみたかったことに命をつかう
そんな勇気がでる体験をしてほしい。
そのきっかけとなる場所が、わたしとのコーチングだったら嬉しいな。
ーーーーーー
さいごまで、長文をお読みくださり、ありがとうございました。
大薗 史奈 (Fumina Ozono)
1982年横浜にて、父 母 妹 4人家族の長女として生まれました。
現在は、夫と息子(3歳/0歳)と共に、海の近くで、ほのぼの生活しています。
【保有資格】
・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ ACC/PCC
・世界最大プロコーチ養成機関
米国CTI認定プロフェッショナルコーチ CPCC
・全米ヨガアライアンス RYT200
大薗史奈のコーチング体験記
なぜ会社を辞めたのか、辞めるまでの葛藤、退職後にぶつかった壁、乗り越えた先の世界とは、、、など、私の人生の転機は、全てここに記しています。
大薗史奈のYoutube
会社の枠では収まりきらないあなたの可能性を開花させるための情報を話しています。社内で発生しがちな問題や悩みを、スッキリ解決しています。
毎年5月のGWに、海外リトリートツアーを主催しています。人生の転機にいる人が、これまでの生き方を見直し、次のステージへ飛び立つための応援企画。世界中から毎年30万人が、Chage my lifeを目的に歩く、世界遺産の巡礼路です。
母と妹と共に、ファミリービジネスに挑戦中!親子の絆をテーマにした親子服ブランド「OYAKO Fabric」創業しました。ぜひご覧ください!
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