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好きなnote

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私の好き!と感じたnoteをまとめています。素敵!わかる!枕元に置いておきたい!と感じたnoteばかりです。ぜひのぞいてみてください。
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#毎日note

私だけが知る、約束の行末。

私だけが知る、約束の行末。

「35歳になってもお互い独身だったら、その時は結婚しようか」

未練を残しながら別れたカップルの、別れ際のありふれた口約束。本気になんてしていないけれど、心の片隅にずっしりと居座っている、あの日の約束。

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彼と出会ったのは、23歳の春だった。女ばかりの職場で出会いもなく、職場と家の往復ばかりの日々だと嘆く私に、みかねた友達が引き合わせてくれた。友達が職場の同期や大学時代の友達を集

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「遊ぶ」約束がしたい

「遊ぶ」約束がしたい

いつからこんなにインドアになったんだろうか。

今日も相変わらずベッドの上でごろごろしながらふと気が付いた。

インドア派かアウトドア派かと聞かれたら多分インドア派だと思う。多分、と答えたのは旅に出ることがすきだし、行けば1日中ふらふらと街中を歩いて気付けば10kmくらい歩いていた…なんてことはざらだから。

だけど、そうじゃないときは基本的におうちにいる。小さなころからの唯一の趣味は読書だし、こ

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たまには誰かに甘えたい。

どうにも最近、自分の心の醜さにうんざりすることが多い。いい子ぶることすら下手になってきたように思う。前はもっとうまくやれたのに。

いつもイライラして何かとケチばっかりつけている独り身のおばあさんの姿がふと浮かぶ。このままいくと、私もそうなってしまうのだろうか。いとも簡単に想像できてしまい、途端にゾッとする。

あぁいやだ。そうはなりたくはない。

きっと、そういう人だってなりたくてそうなったんじ

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近所のおもしろい姉さんでいたいだけなのよ。

近所のおもしろい姉さんでいたいだけなのよ。

おひとりさまを公表していると、なんでもかんでも恋愛に結び付けられることがある。そういう面でちょっぴり面倒臭い。ただ私は、近所のおもろしろいねえさんくらいの立ち位置でいたいだけなのに。

パートナーがいる異性と仲良くなることが多い。色恋抜きに、人として仲良くなる。惚れた腫れたを気にせずに済むから、その点は気楽だ。けれど、向こうはどうだろう。"こいつ俺に惚れてんじゃないか?"なんて思われてやいないだろ

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叶えたい事ひとつ、今年も追いかけたい。

叶えたい事ひとつ、今年も追いかけたい。

今年も「旅する日本語展」の企画がやってきた。私はどうしても、この企画だけは喉から手が出るほど受賞したい。受賞して飾られたところを見て欲しい人がいるから。なので、今年は昨年よりも頑張りたい。

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昨年もちょこちょこと応募したのだけれど、まぁ難しかったのを覚えている。原稿用紙1枚分で綴るのは思ったより表現に限りがあり難しく、そして想像以上に面白かった。この企画がきっかけで書く事の楽しさに目覚

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少し、愛が深まった瞬間のこと

読んだ本を紹介するnoteを初めて3週間が経ちました。紹介自体は平日にだけやっているので15冊の本について書いたことになります。(イレギュラー更新もあるから15冊じゃなかった、ごめんなさい)

まだたったの15冊かあ、が正直の感想です。この期間に読んだ本の数に対して、書いている冊数がぜんぜん釣り合ってなくて、改めて書くことって時間がかかるし、大変だなあと実感する日々。

でもこれだけしか書いてなく

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まだ、夢の途中

まだ、夢の途中

2年前の秋、会社をやめて引っ越しをするタイミングで少しの間だけ日本を離れてみることにした。

最初から最後までひとりで海外に行くのは初めて。

行き先はヨーロッパ。行ってみたかった場所をリストアップして、行けるだけ詰め込んだ9ヶ国、17都市。5週間ひたすらに歩いて、動いて、見たことのなかったものをたくさん見た。

今思うと結構がんばったなあと思うけど、あのときはどうしても「夢を叶えてみたい」と思っ

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ほしいのは、こんな友達/あしながおじさん

ほしいのは、こんな友達/あしながおじさん

「あしながおじさんがほしい」なんて、学生のときによく友達とぼやいていたことを思い出す。

例えば「援助交際」がしたいとか、今でいう「パパ活」がしたいとか(同じか)特に深い意味があったわけではなく、ただ単に「定期的に何もしないでお金が欲しい」くらいの他愛もない会話だったと思うけど、いかにあしながおじさんを読んだことがないかがバレる恥ずかしい会話だったなあと今ならわかる。

あしながおじさんは「不幸な

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物語のように、人生を転じさせたい。それまでは、じっくりいくのだ。

物語のように、人生を転じさせたい。それまでは、じっくりいくのだ。

物語の始めは、平坦で淡々としているものだ。それが中盤から後半にかけて一気に面白くなっていく。動きが少なくて地味でつまらなかったものが、後半で生きてくる。

人生も、そうなのかもしれない。

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若いうちは下積みとして苦労しながら学んでいったり、目指す先に悩んで人生の迷子になったり。先は見えないし、淡々と過ぎていく日々に嫌気がさしたり。

人生100年というのなら、私の物語はまだ半分も

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誰のことも削らず、削られず

誰のことも削らず、削られず

大好きなドラマ「獣になれない私たち」のシナリオブックを読んでいる。タイトルは、巻末にあった脚本家の野木亜希子さんの言葉から。

誰のことも、削らない、削られない。その両方が必要だ、と切に思う。

「削られない」ことが大事なのはもちろんだけど、つい、「(自分以外の人を)削らない」ことに対しては気をぬいてしまいそうになる。

中学生くらいまでは委員長タイプだったので、よく学級委員とか生徒会員とかをやっ

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note1ヶ月目の私へ。

note1ヶ月目の私へ。

2018年4月。noteとクラウドソーシングを始めるためにMacBookを買った。登録したのになかなか書けなくて、ある日勢いのままに書いた1つ目のnoteから、全てが始まった。

振り返ってみると、それでもありがたい数字だなぁと思う。だぁれも知り合いのいない中でポツンと始めたあの日から、じわじわと増えていった大切な人たち。

不安と虚無感の中で模索するnote1ヶ月目の私に、そして、新しいことを始

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はじめの一歩で何をするかって、そこまで大事じゃなかったりするらしい。

はじめの一歩で何をするかって、そこまで大事じゃなかったりするらしい。

何かを始める"はじめの一歩"って、意気込みすぎてなかなか踏み出せなくなってしまったりする。けれど、その一歩のクオリティーやなんやって、そこまで気にするモンじゃない。気にしてなかなか踏み出せないより、踏み出しちゃってそこから成長していけば良い。

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6月1日から始めた毎日投稿も、もうすぐ丸1年。ここらでちょっと新しいことを始めたいなと思い、あれこれ模索しているこの頃。Instagramで"サ

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楽しみにしてくれている人が1人いるだけで。

"たくさんの人に読まれるものにしたい"
という思いはある。すごくある。けれど、結局はたった1人にでも響けばすごく嬉しいのだ。その1人がいるだけで、救われるものだよなぁ思う。

誰かのちょっとしたスキマ時間に読んでもらえるような、そんなnoteを続けたい。私が月曜日の「週刊まえだー」をゆるゆると楽しみにしているように、金曜の夜を楽しみにしてもらえるようになれたらいいなと思っている。

たまに、「楽し

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