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日常で思ったこと

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「承認欲求」がないと、思っていたのに、noteの「いいね」で、私も「俗物」だと気づいた話

「承認欲求」がないと、思っていたのに、noteの「いいね」で、私も「俗物」だと気づいた話

気合い入れて書いた作品ほど、いいねされない。

なんとなく、とあるコスメサイトで書いた、スキンケアの口コミが、たくさん「いいね」されていた。私は、スキンケアやコスメなど、ほとんど使わなくなったのだけれど、と首をかしげる。

以前は興味関心があったものの、2020のあのウイルスが発生してから、私は「もうちょっとさすがに気にしても良いのでは?」と、思うくらい、メイクをしないのに。

なぜ、こんなにも興

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「たとえたい」という病

「たとえたい」という病

最近、いわゆる「話が上手い有名人」に思うところがある。私は、話が下手なので、彼らの話術は魅力的に思う反面、「そのたとえ(以降、喩えと書く)は、的確なの?」、と。

見ている人は、彼らのファンなので「本日も、貴重な、お話ありがとうございます!」の、コメントで溢れているのだけれど。

そんなファンも、「とんでもない失言」をしてしまえば、突如として消えてしまうのだが。

私は、そんな彼らが、得意げに自分

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膨大なコンテンツを、これからどうやって消費していけば良いのだろう?

膨大なコンテンツを、これからどうやって消費していけば良いのだろう?

膨大な数の本やマンガ、ドラマやアニメ、YouTubeやtiktokなどの動画が配信されている。一生のうちには読みきれないほどのコンテンツ。私は、最近「時間が足りない」と幾分カリカリしている。

本と、ドラマ、アニメ、YouTubeで精一杯。
あまりに熱中すると、アウトプットする時間もないし、外に出かけることもない。外に行くより安くて効率が良いからと、コンテンツばかり消費している。

集中して見られ

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YouTubeもTVも、Tiktokも何か違う…YouTubeに飽きた、私たちが、次にハマるものとは?

YouTubeもTVも、Tiktokも何か違う…YouTubeに飽きた、私たちが、次にハマるものとは?

「TVを見なくなった」という話を、よく聞くようになった。「TVは、つまらない」なども。

たしかに、TVは最近すべてが広告に思えて、「一体何を見させられているのだろう?」と思う。チェーン店などの、人気フードランキングを知っても、「だからなんだ」と思うし、「その企業に関するクイズを聞いても…」と、思う。

もっと言えば、ためになりそうなクイズ内容でも、本よりは有益には思えず、雑学の域を出ていない。

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なぜ外国のビジネス書には、分厚い良書が、多いのだろう?小手先の日本のビジネス書に思うこと

なぜ外国のビジネス書には、分厚い良書が、多いのだろう?小手先の日本のビジネス書に思うこと

私は、ビジネス書をよく読むのだが、圧倒的に海外の作品が好きである。
日本のビジネス書は、当たり障りがないか、読者を煽りすぎている文章が多い。

なにより、「時間を長く使う」とか、「出来るビジネスパーソンになるには」などの、「小手先のテクニック」や「卑近なこと」しか載っていない。

余談だが、それを読んでも、何故か私の「1日は48時間」は、ならなかった。

とにかく読みやすい言葉で、同じことばかり繰

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「EV、カーボンニュートラル、メタバース」の、話が通じない?〜私は、どうもビジネス書を読みすぎて、「ビジネス人間」になってしまったようだ。

「EV、カーボンニュートラル、メタバース」の、話が通じない?〜私は、どうもビジネス書を読みすぎて、「ビジネス人間」になってしまったようだ。

先日、外国人と話していて「EV」が通じなくて、驚いた。母と話していた時にも、「ECでさぁ〜」と言っても、「うざい、カタカナ語人間になったなぁ」という雰囲気を漂わせ、「ECって何?」と言われた。

以前も「哲学的なアイデンティティ」の話を哲学好きな知人と、話していたら、「アイデンティティって?」と、言われ、困ってしまった。

日本語でうまく説明できないと、「それを知らない人のような」印象を、相手に与

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大事なのは、単語力ではなくて〜「日本は、●●な国だろ?」と、外国人から、的外れな質問をされた時の対処法

大事なのは、単語力ではなくて〜「日本は、●●な国だろ?」と、外国人から、的外れな質問をされた時の対処法

英語を喋れることも良いが、「日本語から英語」に変換した、google翻訳などを見て、「ここは単語が違う」と、わかることが大事だ。

例えば映画を観るの「観る」は、watch、でseeと訳されていたら、watchは「じっと見ること」だから、seeではない、と気がつくことが必要である。

言ってみれば、それは言葉の分解力だ。

「さんと、ちゃんの違いは何?」や、
「地震はどういうものなの?」と聞かれた

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「信憑性が、不明な情報です」
〜アルゴリズムの好みで、弾かれる世の中

「信憑性が、不明な情報です」 〜アルゴリズムの好みで、弾かれる世の中

一言、コロナ禍と書くだけで、「コロナに関する内容です」「信憑性が不明な情報」という注記が書かれる。

先日の↓の記事も「18才以下には、表示できない内容です」と書かれてしまう。性教育の話が、未成年に出来ないなんて、おかしな話だ。

投稿したものに、その表示がなされていると、やるせない気持ちになる。
言うてみれば、何事も「主観」が入るので、「信憑性」など不明だ。

最近は、変わったが、コロナ禍になっ

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「ピンク=女?」それは、本当にジェンダーレスですか?〜ジェンダーレスに感じる違和感

「ピンク=女?」それは、本当にジェンダーレスですか?〜ジェンダーレスに感じる違和感

ジェンダーレスの観点から、制服をズボンにしている学校が増えているそうだ。また、ジェンダーレスカラーのランドセルが人気だとか。ピンクなど「女性的」なカラーの発売をやめて、男性にも買ってもらえるような色の商品が発売されている…そんなニュースを見た。

これらは、一見良さそうなことにも思えるが、むしろ遠回りに思える。スカートを履きたい男性や女性もいるはずだし、そもそも制服というものが「縛ること」なのでは

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コンビニはアミューズメントパーク〜嫌いだった買い物が、コロナ以降楽しくなった件

コンビニはアミューズメントパーク〜嫌いだった買い物が、コロナ以降楽しくなった件

買い物は嫌いだった。迷うことが無駄だ、と。だらだらと「この野菜を、買おうかな?」という、逡巡をしなくてはいけないから。店に陳列された何種類もあるドレッシングを見て、「こんなにあるのか…」とため息が出た。

特にスーパーの買い物の付き添いは、暇を感じる。寿命が削れていくイメージが、脳裏に浮かんぶのだ。
それが今は、違う。

コロナ以降、スーパーやコンビニに行くことは、デパートに行くような高揚感がある

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ゼレンスキーの本質を抽出する力に、脱帽した話〜オードリータンに思うこと

ゼレンスキーの本質を抽出する力に、脱帽した話〜オードリータンに思うこと

ゼレンスキー大統領の演説を見るたびに、本当に演説が上手いなぁと思う。彼は、様々な事象から一つの本質を抽出する力に長けている。

日本にも、話がうまいと言われる人がいる。ここで名前を出すのはアレなので控えるが、彼らの話はなんか聞き入ってしまう魅力がある。一つの話から、大きく広げる力があるからだ。その能力も、良い。でも、それだけだ。

人を行動させる力はない。だから、人を団結させる力のある人に凄さを感

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「●●出身です。仲良くしましょう!」の返信が謎問題

「●●出身です。仲良くしましょう!」の返信が謎問題

常々疑問に思っていることがある。例えば、ネットで「大阪出身です。良かったら話しましょう」という文章が来た時に、なんと返すのが良いのか。
これが外国の場所ならば、「パリ、行ってみたいです!パリでは何が有名ですか?」と話が繋がるけれど。
「大阪といえば、通天閣とたこ焼きですね!」くらいしか、浮かばない。あべのハルカスもありますね、などの派生もあるけれど。
これを言っても、向こうは「はい、有名です」と返

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本当に男は、そんなにモテたいのか?〜男性ファッション誌に、「父」不在の違和感

本当に男は、そんなにモテたいのか?〜男性ファッション誌に、「父」不在の違和感

某40代女性向け雑誌を読んでいた。雑誌読み放題サービスを使っていた時に、読んでいたものだ。

その雑誌では「女、母、妻」というカテゴリーごとに、彼女たちの生き方が書いてある。
「どの生き方を選んでも、素敵なのですよ」という印象で、それぞれに美しさがあった。

もう休刊になってしまうが雑誌のwithも、最近は様々な生き方を教えてくれていた。以前は可愛い系のファッションが多く、あまり興味がなかったのだ

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私たちは、生きているだけで偉い〜0秒思考社会

私たちは、生きているだけで偉い〜0秒思考社会

テレビがたまたまついていて、ニュース番組だったようだ。自殺者数を告げていた。本当に聞きたくない話だ。

最近、本や、YouTubeなどを見ていると「何かやりなさい」「とにかく動け」「何もしない人は、駄目」と、いう類のことをよく聞く。

それを聞く度に

すみません、それは私のことでしょうか?

と、まるで自分に言われたことのように思うのだ。

せかす人々

いや、別に動かなくてもいいじゃないか。私

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