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「●●出身です。仲良くしましょう!」の返信が謎問題


常々疑問に思っていることがある。例えば、ネットで「大阪出身です。良かったら話しましょう」という文章が来た時に、なんと返すのが良いのか。
これが外国の場所ならば、「パリ、行ってみたいです!パリでは何が有名ですか?」と話が繋がるけれど。
「大阪といえば、通天閣とたこ焼きですね!」くらいしか、浮かばない。あべのハルカスもありますね、などの派生もあるけれど。
これを言っても、向こうは「はい、有名です」と返してくるのだろう。大阪は、まだ答えやすい方だ。


私たちは、大阪では何が有名だとかは、47都道府県の知識があるので、逆に質問が浮かばないのだ。そういえば「どこ出身ですか?」と、聞かれて、東京と答えると、なぜかスルーされる。
東京のことを知っているからだろうか。
年齢の話もそうだ。向こうが年齢を聞いてきて、答える。すると「そうですか」で、終わる。
正直、どうでもいい話のネタに思えるし、向こうも興味がないのに聞いているのだ。
まだ「暑いですね」の方がいい。感情の共有をできることがあるからだ。


話は戻る。とはいえ、この出身地問題、「エジプト出身です」「アラブ出身です」「ブルキナファソです」と言われると、今度はイメージが湧かなくてあまり想像がつかずに、質問が浮かばない。

例えば私は、野球のルールがよくわからない。母が今まで何回も丁寧に説明してくれるのだが、それを聞いてもいまいちピンとこない。麻雀もそんな感じだ。
この「わからない」状態で、「野球好きです!」と言われても、質問は浮かばないだろう。

会話の、特にネットの会話術が知りたい。
会話の本は数あれど、「『ドレミファソ』の、『ソ』の音の声を出す」、「褒める」など、ちょいとずれている感じがするのだ。いや「ソの音」って、日本語だから?
外国の方は、日本人よりは会話が上手いけれど、「ソの音」より低い発音に感じる。
褒めるのは大事だ。ただ、下手にやれば「怪しい人」になる。恋愛テクニックを身につけた人たちが、わざとらしく見えるそれと同様だ。

私は、100冊以上会話術を読んだが、こりゃ違うと思う。なんというか、小手先なのだ。ライトな付き合いではなく、分かち合える仲間が欲しいのだ。だからよくある会話本の否定せずに、「そういう考えもあるんですね」というのも、違う気がする。
否定の仕方にも寄るが、「私は、そう思いません」というような本音でなけりゃ、仲間は出来ない気がするのだ。

ケーススタディではないが、「●●出身です」や、「こんにちは」だけを、メッセージとして送られてくる場合の、対応を知りたい。皆さんは、どう答えるだろうか?


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