記事一覧
数学センスゼロのマーケターが考えた、仕事で本当に必要な因数分解
「大きすぎる仕事や、難しい課題が目の前にあるときは、因数分解をして小さく分けて考えてみよう。」と、多くのビジネス書が言っている。
もちろんその通り。「売上が伸びないのはなぜですか?」「インスタのフォロワーを増やすにはどうしたらいいでしょう?」「このサイトのコンバージョン率が……(以下略)仕事をしていると、日々大きすぎる課題との出会いがたくさんあります。そんなときは、分解して考えてみる。
でも数
「わかりあえなさ」をわかりあう、仕事のしかたを考えてみた トランスレーションズ展
「メールは、中学生が読んでもわかるように書くんだ」
新卒時代に尊敬する先輩に言われた言葉を今でも覚えています。分かりやすいメールを書く、当たり前のことじゃんと思われるかもしれませんが、自分が書いたり話したりしている言葉は、自分の想像以上に伝わりづらいのです。
同じ日本人で日本語話者同士でも、相手に伝わっているのは3割程度。それくらい、人間は他人の話に興味がないし、忘れてしまう生き物だ。
と思
「UGA」で広告はコンテンツに昇華する。マーケターが考察したTikTokの独自性
突然ですがみなさん、TikTokにどんなイメージを持っていますか?
「10代、20代の若い子が踊るアプリでしょ?」
ある意味ではその通りです。でも、そうじゃないとも言えます。
実は今、世界では世代を超えた生活発信の場としてTikTokが使われています。
昨年TikTok本を出版し、「中国トレンド情報局」で有名なブロガー・こうみくさんによれば、TikTokの本場中国では「50代の大学教授や田舎
ピンチを乗り切る方法とはーー謎の独立国家ソマリランド
怒られたり、寝坊したり、締め切りギリギリになったり、人生は日々ピンチの連続なので(私の場合は特にトラブルメーカーならぬ「ピンチメーカー」)、いつの間にかピンチを乗り越えるマインドセットのようなものが出来上がってしまった。(そもそもピンチを減らせという話なのだけれども。)
私のピンチの乗り越えるマインドセット、
それは、「他の誰か」になってみること。
前に書いた「急に飛び込み営業しなきゃいけな
英語が大っ嫌いだった私へ。
アメリカ映画を字幕なしで観てみたかったし、英語でペラペラプレゼンしてドヤ顔してみたかったし、電車で洋書を読める人になりたかった。
多くの日本人が一度は何らかの形で抱くであろう、「英語への憧れ」。そして、これまた多くの人が経験するであろう「英語学習の挫折」。
かくいう私も、「英語挫折組」。
平凡な才能で平凡な努力しかできない私には、「外国語を学んだ先に見える世界」や、そもそも「私にとって言語と
人生における「運」の役割
「人生はギャンブルだ」、そう言われたら、何と答えるだろうか。
「入試、就職、結婚 みんなギャンブルみたいなもんだろ!」
これ、『こち亀』の両さんのセリフ(有名らしい)なんですが、これに対してエリート後輩の麗子と中川は「そう思って無計画に生きているのは両ちゃんだけよ」「みんなはギャンブルと思っていませんよ」と答えるらしい。ちょっとまって、このやり取り、めちゃめちゃ深いよ!
「人生に、自分では
自分を大切にしたいなら、コスプレを着ること!
近頃「本音で生きる」という言葉をよく見かける。
本当の意味で「本音で生きる」なんてほぼ不可能に近いと思う。まず自分の本音なんて気づいていない人が大半であるし、この世界に「人間関係」というものが存在する以上、本当の「本音」は難しいだろう。
そんな中でも、「自分を大切にしたい」という気持ちはよく分かるし、そういう文脈で「本音で生きる」という言葉をつかうことに対しては「そうだよねぇ」と思う。無理して
なぜか元気が出ないときの処方箋:本10選
雨が悪いわけではないのだけれども、雨という現象を前にするだけで、気持ちが一段階落ちる。
「いつも自分である人」を尊敬する。自分の感情や調子をコントロールできている人は、美しく見える。私はと言えば、浮き沈みが激しくて、すぐ元気をなくし、気分を盛り上げるために音楽とかチョコレートとか珈琲とか、色んなものに頼る。今日も雨というだけで、どれだけ自分を甘やかしたことか。
どうしても頑張りたいのに、なぜか
白か黒かを決めず、自分のグレーを作り出す人生にするには
白か黒、のように「二つのうちのどちらか」を選ぶ人生は簡単だけれども、居心地が悪いようにも思う。本当は世の中は、白でも黒でもない、一言で片付けられないような、グレーなことだらけなんじゃないか。
「男か女か」とか、「結婚か仕事か」とか、「国内か海外か」とか。人は「単純化本能」や「分断本能」を持っているから、勝手に頭が物事を二択で捉えていて、二者のうちのどちらかを選ばなくてはいけないような気になってい
フランス人に倣って「ケチで幸せ」な生活をしてみた
探しものは、すでに自分が持っていた、ということがよく起こる。
新しい服や本を買って、家へ帰る。すると、自分のクローゼットから「あれ、これも着られるじゃん」と忘れかけていたスカートが出てきたり、本棚の奥を見て「そういえば、前も一度同じことで悩んだよな」と思い返されるような本が出てくる。なぜか。
「購入」という行動はそれだけで満足してしまうからだと思う。手っ取り早く満足感を得たくて、「なにか」新し
この世に素敵な意味づけをして生きてゆく
考えなくてはいけないことが多すぎて、たまに逃げ出したくなる。かと思えば、考えたくないことばかりを考えてしまう。「考える」とは、なかなか手強い行為だ。
素敵に生きていくとは、「考える」ことと上手に付き合って、世の中に自分なりの意味づけをしていくことであると、私は思っている。自分が働く意味、友達を持つ意味、本を読む意味。「ストーリーのあるもの」を選んで購入したり、ただのモノを買うというより「体験」を
ドラマティック本能のバランス感
人間の脳は、勝手に物事をドラマティックに捉える癖があるらしい。良いじゃないか、人生にはストーリーがなくては。どんな人でも毎日「生きる意味」を探して生きている。私たちは毎日、物事に意味づけをしているのだ。
でも私たちの「ドラマティック本能」は時たま、自分を悲しくする。ポジティブなことよりもネガティブなことを大げさに捉える癖があって、マイナスな記憶は知らぬ間に記憶の中で変形されている。
「今年は史