新年の抱負が難しすぎて、3年ぶりにnoteを書き、偶然の出来事に思い出し笑いした年始。
先日出張でフランスを訪れた際、不思議な出来事がありました。
「仕事が終わったあと、夜間に大学で哲学を勉強しているんだよね」と、知り合って10年になる友人A。(彼女はすでにフランスのエリート校・グランゼコールを卒業していて、大学の授業はこれが2度目。)
さすがだな〜いいな〜と思いながらクラスや学校の話を聞いているとなんだか、なつかしい感じ。あれ?と思い学生証を見せてもらうと・・・私が10年前に3週間だけ語学研修で通ったパリカト(パリ・カトリック大学)ではないか!
10年越しに同じ学校に通っていたことが発覚。
それだけならなんて偶然!、で済ませていたのですが、
その友人Aと、私が仕事の関係で会う方(初対面)は友達で一緒に働いたこともあるという事実が発覚したり。別の友人Bに会ったら、なんとこれからオフィスの移転でAが働くオフィスビルに引っ越す予定だという。
「C'est marrant〜!(おもしろいね)」という言葉を一生分くらい連発し合いました。
その他、書いたらキリのないくらい偶然の連続する毎日で、やっぱり私はフランスという国と何か縁があるのかも、と思ったし、10年近く付き合っているフランスの友人たちとも縁の深さを感じました。
なぜこんな話を思い返しているのかといえば、今年の新年の抱負を考えるのが、とても難しかったから。
世の中はどんどん複雑になっているばかりで、今年は何を目標にしたら、幸せに生きられるんだろうか、と思っていました。
ならばまずは、ここ数年を振り返ろうと思って各年の手帳を開いて、
そっか、
私の人生は、いつも偶然の縁に恵まれて前に進んできたんだな〜
と何か大切なものを取り戻した気持ちになりました。
この3年、noteを書かなかったあいだに会社員を卒業し、フリーランスとしてお仕事をさせていただきました。(本当に本当にありがたい)
一緒にお仕事をするようになった方、新しくご依頼いただくお仕事は、すべて偶然の縁を感じるようなつながりがあったな、と思います。
そうして偶然を紡いでいるうちに、起業することになり(こちらも本当にありがたい)、
気づけば代表取締役に。
・・・と私が言うなんて身分不相応すぎる、こんなんじゃダメだー!!!!!、と仕事をすればするほど、いつになっても「こんなんじゃダメだ」は解消されることなく、わかってはいたけど合格点も正解もないのです。こんな私でも会社が成り立っているということは周りの方々への感謝しかありません。本当にありがとうございます。
会社はまもなく2期目を終えようとしています。
大好きな街、神保町にオフィスを構えることが叶い、なんと昨年はご縁あって目黒にもオフィスが増えました。
そんな3年のあいだ、働きまくっていたら自分についての文章が全然書けなくなってしまったのですが、ながーいOSのアップデート期間だったな〜と思います。
OSのアップデートはし続けますが、まずは今時点の自分で、新年の抱負を書かねば。
今年はクライアントワークとは別に、また、自分の書きたいことも書いてみよう、と思いました。
よく思い出したら、いつも偶然の出会いは、私の文章や私の好きな本、私のフランス関係の発信を見た、と言ってくださったことがきっかけだったものがほとんどだったから。
新年早々、心が痛くなるニュースばかりで、私にできることといったらほんの少ししかないけれど、まずは目の前のことをコツコツやって、今年もたくさんの「偶然」と出会いたいなと思います。
読んでいただきありがとうございました😊 素敵な一日になりますように!