AIとDoctor Who
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今回は海外ドラマのとある回が、【AIの登場を示唆している】のではないかという話をしていく(あくまで私の見解である)。
1.Doctor Who(ドクター・誰?)
1963年から放送されている長寿SFドラマである。人型エイリアンの主人公ドクターが、公衆電話ボックス型タイムマシン・ターディスに乗って、宇宙や過去・未来を冒険する物語である。基本的には1話完結型で、日本の「相棒」や「科捜研の女」みたいなものかもしれない。
2.とある回とは?
2008年に放送された、シーズン4の「Midnight」である。
あらすじは、
ドクターがシャトル事故にあい、乗客のうちの1人が事故直後に侵入した「何か」に乗っ取られてしまう。ドクターは「何か」が、未知の、宇宙生命体だと気づき、友好的な態度で観察・接触しようとする。初めは、「何か」は乗っとった女性乗客の口を借りてドクターや他の客の台詞をおうむ返しするだけだったが、のちにドクターと全く同じタイミングで全く同じ台詞を話すようになる。最終的にはドクターが話す台詞を先に話すようになる。まるで、彼の手の内を読んでいるかのように。そして、ドクターは何かの後出しでしか話せないようになってしまう。
…まあ、この後はネタバレになるから割愛するが、ざっくり言うとなんだかんだでドクターは一命をとりとめた。
3.AIを示唆
私はこの「何か」がAIを示唆していると考える。なぜなら、AIは様々な分野で成長を急激に遂げているからである。
例えば、AIは囲碁では最初は人間の真似から始まり、のちに一見悪手だと思われるものが実は最適解だという一手を次々と繰り出せるようになった。つまり、一手一手において人間を越えようとしているのだ。DeepMind社の開発したプログラムAlphaGoが、2016年に人間のプロ囲碁棋士を初めて破った話は有名だ。
もしかしたら「何か」のように、のちに話したいことを先にAIに話され、会話の面白みが無くなる未来がくるのかもしれない。
4.ちなみに
この回はU-NEXTで31日間無料で観ることができる。決済方法を指定して契約し、観終わったらこの31日間内に契約解除するのも手だ。
「Midnight」は2008年にイギリスのBBCで放送された。DeepMind社はイギリスの人工知能企業で2010年に企業している。どちらもイギリス発祥というのが奇妙な一致である。
思考機械についての最初の研究は、1930年代末から行われている。もしかしたら、世間的に大注目されるほどのAIの飛躍を、「Midnight」は予言していたのかもしれない…
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