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海外移住 in ベルギー

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海外移住で日々思ったこと、悩んだこと、を綴っていこうと思います。初心を忘れないために…
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辛すぎたつわりが終わるまで & 妊娠で学んだ「苦しみ」への接し方

辛すぎたつわりが終わるまで & 妊娠で学んだ「苦しみ」への接し方

ただでさえ転職で環境が目まぐるしく変化する中、妊娠が発覚してから今度は自分の体の驚異的な変化に全くメンタルがついていかず、苦しい日々を過ごしていた妊娠初期。

人生でこんなに長期間ずっと体調不良が続いたことってなかったです。何をやっても楽になれない、終わりも見えない…

そんな中、ベッドで干からびた私が心の支えにしていたのが、他の先輩ママ達によるつわり日記でした。辛さを共有できた錯覚に陥ることがで

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すべては完璧なタイミングで起こっているのかもしれない

すべては完璧なタイミングで起こっているのかもしれない

育ての親の一人、祖父が急逝した。
とっても悲しかったしたくさん泣いたけど、
今回のことを通して、ある確信が芽生えました。

それは
起こることは全て完璧なタイミングで起こっている。

というのも今回、あまりにもうまくできすぎていることが重なったのです。

祖父の訃報を受け取る前日の夜、寝際に祖母に名前を呼ばれた気がした。
あまりにはっきり聞こえた気がしたので「あれ?」と思って、「ばあちゃん、じいち

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「周りの反対」は自分から出てるのかもしれない

「周りの反対」は自分から出てるのかもしれない

富山の漁村で育ち、洗濯物は川沿いの共同物干し場で近所みんなで干し、冬になれば隣の宮に生えるイチョウの木から落ちてきた銀杏をストーブで焼いて食べ、ネズミは近所の天井からウチの天井へと渡り走り(奴らは歩くことを知らない)、「アメリカ」は「外国」の日本語読みだと11歳くらいまで本気で思っていた私が、巡り巡って今ベルギーで暮らしている不思議に思いを馳せていたときにふと気づいたことがあったので書き留め。(ち

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日本への一時帰国で感じた変化

日本への一時帰国で感じた変化

海外留学とか移住とかで日本を長いこと離れていると、いざ日本に帰った時に自分のもののとらえ方の変わり具合にびっくりすることがあるのです。

1年間のフランス留学後の帰国時には風呂の椅子に座ることができず立ったままシャワー浴びるようになった自分を発見し、

2年間のフランス就労後帰国した時には、日本の採用面接で堂々と「あなたは26歳で女性だから給与は〇〇からスタートね」と言われたことに衝撃を受けた自分

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海外での就活を通して増えた「わかり合えるだれかの視点」

海外での就活を通して増えた「わかり合えるだれかの視点」

ベルギーに来てから6月下旬にIDカード取得した勢いで7月~9月は派遣、そして10月から再度ジョブ・ハンティングに戻った私。そして10月初めに応募してた募集の結果がやっと出ました…無念!

イラスト課題も送って、2か月待った後の不採用通知ってもうほんと、一瞬チョコレートkg単位で買ってこようか迷いました。(外に出るのが面倒くさくて結局家にあったヒヨコ豆を茹でました)結構本命だったので待機中他のところ

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無職期間で鍛えられるメンタル

無職期間で鍛えられるメンタル

ベルギー移住後の初仕事(派遣DTP)を9月末に辞めて、もうすぐ一か月。この「無職」という貴重な期間でちょっと鍛えられた心の変化について書き留めとこうと思います。

1番「鍛えられたなぁ」と思ったのは、移住直後の無職期間(労働ビザ待機中だった頃)と、3か月の仕事経験後の「肝の据わり方」。移住直後はそもそもビザが無いから無職だったんですが、もう罪悪感やら焦りやらでかなりナーバスでした。せっかくブリュッ

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脳のどの部分を育てていきたいのか、を考えてたら仕事選びがスッキリした話

脳のどの部分を育てていきたいのか、を考えてたら仕事選びがスッキリした話

さて、7月から始めたベルギーでの初仕事、初めは2か月の契約だったのですが、結局一か月延長で9月末に辞めることにしました。

一時期身のふりを迷っていた時期もありましたが、仕事にも職場にも慣れ、「文字起こすだけでお金もらえるとか信じれんラクすぎる…もうここでいいじゃん…」という思いと「この仕事続けても身に着くスキル少ないぜよ…」という思いの間でユラユラしていました。

そんな私が9月29日にスッキリ

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日本にいないのに住民税…

日本の実家から「住民税納税の請求きとるよー」とLINEが送られていたので、見てみたら平成31年の1年分計十数万円の請求が…一年分一括で請求されると本当、金額大きくて凹みます…いや、4回に分けて払えるらしいんですけどね…日本に住んでないのに … _(。_°/

4月からベルギー住んでるということは今年は日本とベルギー二重で住民税払わなきゃいけないのか…?? ちゃんと税金とか調べなきゃいけないなぁ…

欧米人謝らない説 を考えてみた

欧米人謝らない説 を考えてみた

ベルギー人の夫と付き合い始めたころ、一番モヤモヤすることが多かったのが、この「そう簡単には謝らない文化」でした。

「言い訳ばっかりしやがって…まずはゴメンナサイやろ!!」と思う瞬間が多くて(私が武士要素強すぎるだけ…?)、よくケンカになってたんですねー。

で、これは私の狭い範囲の経験からの私見でしかないのですが、仕事でも、クライアントに謝ってるフランス人 or ベルギー人とか見たことなくて。ク

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「ヨーロッパ人は家族を大事にする説」は本当か

「ヨーロッパ人は家族を大事にする説」は本当か

よく「日本人は家庭を顧みない」とか言われる気がします。それに対して「ヨーロッパ人は何より家族を大事にする」そんなイメージを私自信、国際結婚する前からなんとなくは持っていました。

が、果たして本当にそうなのか、だとしたら海外の方が離婚率高いのおかしくない?と疑問に思ってたんですよ。

で、最近ベルギーで暮らすようになって「あ、こういうことなのかな?」って思ったことがあって。

きっかけは、ベルギー

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ベルギーの職場で学んだ「それは君の問題じゃない」スピリット

ベルギーの職場で学んだ「それは君の問題じゃない」スピリット

母国語ではない環境で暮らすたびに、自分が7歳くらいになったような感覚になります。私は勝手にこれを逆コナン現象(見た目は大人、頭脳は子供)と呼んでいます。人に頼らないとできないことが多いんですね。しかし元来人を頼るのが苦手な私。

そして7月からはさらにこちらで慣れない仕事を始めたのも加わり、一時期は自己嫌悪に陥ってました。。

でも、ベルギー移住して4か月、仕事はじめて1か月がたった今、少しずつ人

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エネルギーの総量は不変らしい

エネルギーの総量は不変らしい

この世のエネルギーは形は変わっても総量は変わらないという「エネルギー保存の法則」について、どっかの宇宙物理学番組で聞いたことがあって。

その法則を今、私は、一兆分の1ぐらいのミクロ実生活レベルで地味に体験してます。

7月からベルギーで始めた派遣の仕事ですが、絶賛ヴァカンス中のヨーロッパ、仕事が全く入ってこないここ最近。

日本の新卒よろしく「仕事は自分から見つけに行くもの!」と、いろいろ自分で

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海外滞在で起こった地味な変化

海外滞在で起こった地味な変化

日本で通用してたことが海外に出ると全く通用しなくなる(逆ももちろんある)とか、日本にいたらこういうこと起こんないだろうな、ってことはたくさんあると思うのですが、その中でも私が実生活レベルで地味に感じている自分の変化を書いてこうと思います。何の学びもありません。笑

①露出度を気にしなくなる
欧州の女性たちの「二の腕、デコルテ、出すけどだから?」の雰囲気に飲まれ、なんでも気負いなく着られてしまう。

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扉は開けたい派?閉めたい派? から価値観の違いを深読む。

扉は開けたい派?閉めたい派? から価値観の違いを深読む。

同じ文化で育った人同士でも、「え、それそうする!?」みたいな小さな違いって、たくさんあると思うんです。育った家庭の影響が大きいんだと思いますが、私は、そんな小さな「〇〇派」の裏にある価値観とかを、勝手に深読みするのが結構好きです。笑

今日は「扉は開けておきたい派と、閉めておきたい派」について。

扉は開けておきたい派の私。対して、ベルギーで育った夫は閉めておきたい派。これはもう国とか関係ないかも

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