Itsumi@ベルギー

富山の漁村からフランス留学・広報の仕事→日本帰国、金沢でプレゼンクリエイター→カナダに…

Itsumi@ベルギー

富山の漁村からフランス留学・広報の仕事→日本帰国、金沢でプレゼンクリエイター→カナダに語学留学→ベルギー移住。新しい生活で俄然もがく中、考え方や心の在り方が変わっていく自分をリアルタイムで追ってみようと思って書いてます。

マガジン

  • ベルギーで妊娠

  • 海外移住 in ベルギー

    海外移住で日々思ったこと、悩んだこと、を綴っていこうと思います。初心を忘れないために…

  • 就職活動日記 in ベルギー

    夫についてきてたどり着いたベルギーで再就職を試みる私の就活奮闘記です。ただの愚痴になる可能性も大である。。。ちなみにサムネイルは「ジョブ・ハンティング」にかけて鳥界のハンターにしてみました。

  • 留学

    留学にまつわる葛藤について、大人になった自分が考えることを書いたノートをまとめています。

  • 語学

    全くの未知が少しづつわかってくる過程がおもしろいから、言語学習って好きなんです。ここでは、母語とは違う文法を持った言語を学習して発見したことなどを綴っていこうと思ってます。

最近の記事

「幸せなら手を叩こう」の原文は"If you are happy and you know it clap your hands"。「幸せ」が「わかるなら」手を叩く。英語原文的には、みんな元々幸せなんだからあとはそれを「わかる」かどうかだけなんだよ、と言われている気がした。

    • 妊娠したら音楽も偏食に。音楽づわりってあるのだろうか。

      妊娠したら食べられるものがピンポイントに目まぐるしく変わる、ということは知っていたし、妊娠初期に嫌ほど経験しましたが、妊娠後期に入った今、音楽に偏食が起きるという面白い経験をしています。 なぜか日によってピンポイントで聞きたい音楽が頭に浮かんできて、Youtubeなどで実際その音楽を聞くと体が喜んでいる感じがすごい。 なんなんだこれ…音楽づわり…?そんなんあるの…? 妊娠前はMuddy WatersやLittle Richard、THEE MICHELLEGUNELEP

      • 辛すぎたつわりが終わるまで & 妊娠で学んだ「苦しみ」への接し方

        ただでさえ転職で環境が目まぐるしく変化する中、妊娠が発覚してから今度は自分の体の驚異的な変化に全くメンタルがついていかず、苦しい日々を過ごしていた妊娠初期。 人生でこんなに長期間ずっと体調不良が続いたことってなかったです。何をやっても楽になれない、終わりも見えない… そんな中、ベッドで干からびた私が心の支えにしていたのが、他の先輩ママ達によるつわり日記でした。辛さを共有できた錯覚に陥ることができる&いつからどんな感じで楽になれるのか、検索すること自体が救いになっていました

        • 仕事と妊娠をどう生きるか。ベルギーで妊娠、喜びと難航

          ベルギーに移住して2年ほどたとうとしていた1月末。妊娠が発覚しました。 待望の命…!との喜びもつかの間、割とすぐに始まったつわりに2か月苦しみました…。 ちょうどショコラティエになるための修行を始めて3か月目を迎えたタイミングだったのですが、これがもう私の人生難破船かっていう経験でして。 (ショコラティエの修行を始めた経緯についてはこちらの記事から) 妊娠で変化した脳:「天丼を…天丼を私に…!」 妊娠6週目、まだ仕事場にも妊娠の事実を告げていなかったころ、仕事中、ものす

        「幸せなら手を叩こう」の原文は"If you are happy and you know it clap your hands"。「幸せ」が「わかるなら」手を叩く。英語原文的には、みんな元々幸せなんだからあとはそれを「わかる」かどうかだけなんだよ、と言われている気がした。

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        • ベルギーで妊娠
          3本
        • 海外移住 in ベルギー
          18本
        • 就職活動日記 in ベルギー
          19本
        • 留学
          3本
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          7本

        記事

          32歳でキャリアチェンジ。今目の前のことを味わえているか。

          フランス、日本でグラフィックデザイナーとして6年ほど仕事をしていましたが、ベルギーに移住してからなぜかこの職種での転職がうまいこといかなくて。 たまたま私が入った会社がそうだっただけかもしれませんが、こっちに来てから働いた会社2社とも、「デザイナーはどうせブルーカラー。ホワイトカラーによる管理が必要」という雰囲気が強く、「一緒に働いている」というより「監視されている」感じが、どうしてもなじめませんでした。 そんなこんなですごく悩んでいました。 就職決まるときは、とにかく焦

          32歳でキャリアチェンジ。今目の前のことを味わえているか。

          これも血となり肉となれ!海外で就職した会社が合わなすぎた話。

          ベルギーに来て2社目に就職したときの話です。もう1年前の話になるのですが、長らく私の中でわだかまりとして残ってたのですが、最近やっと消化できるようになったのでそのことについて書きます。 やっとの思いでつかんだグラフィックデザイナーのポスト。 そこからベルギーでのブラック企業生活が始まったのでした…笑 ボス3人+社員5人という地方の零細企業なんですがまぁボス陣のやり方が私に合わなかった… ブラック その1 面接の質問が言い訳がましいうえに圧迫 そういえば面接から質問が脅迫

          これも血となり肉となれ!海外で就職した会社が合わなすぎた話。

          すべては完璧なタイミングで起こっているのかもしれない

          育ての親の一人、祖父が急逝した。 とっても悲しかったしたくさん泣いたけど、 今回のことを通して、ある確信が芽生えました。 それは 起こることは全て完璧なタイミングで起こっている。 というのも今回、あまりにもうまくできすぎていることが重なったのです。 祖父の訃報を受け取る前日の夜、寝際に祖母に名前を呼ばれた気がした。 あまりにはっきり聞こえた気がしたので「あれ?」と思って、「ばあちゃん、じいちゃん、私は元気で幸せにやってます。育ててくれてありがとう。安心して大丈夫だからね

          すべては完璧なタイミングで起こっているのかもしれない

          異文化で顕著になった自分の仕事観

          だいぶ更新が空いてしまった… ベルギーで見つけたグラフィックデザインの仕事。 仕事自体はすごく刺激的で楽しかったんですが。 社長(全社員8人という極小会社だったのでこれが直属の上司だった)とのソリが合わな過ぎて契約期間の3か月で次の契約更新を辞退しました。 本当、仕事って「何をするか」と「誰とやるか」のバランスで成り立ってるんだなぁと痛感したなー そして何より自分についてよく知る機会になりました。 今回の経験+前回の仕事の経験で思い知ったこと ・威圧で命令される

          異文化で顕著になった自分の仕事観

          ベルギーでの就職活動に使った求人サイトまとめ

          国が変われば就活(転職)の在り方も変わるのか?について実際に体験してみてのレポート。すっごいニッチな情報ですが備忘録として。 --- 仕事探しに使ったプラットフォーム --- Linkedin:海外で仕事探すなら絶対必要ですねLinkedinのアカウントは。ビジネス系のFacebookみたいなもんです。とにかく採用プロセスのスピードがすごい。利用者全員が職歴・学歴・スキル登録しているので、気になる求人にボタン一つで応募完了。リクルーターは、求人に合ったLinkedinのプ

          ベルギーでの就職活動に使った求人サイトまとめ

          「周りの反対」は自分から出てるのかもしれない

          富山の漁村で育ち、洗濯物は川沿いの共同物干し場で近所みんなで干し、冬になれば隣の宮に生えるイチョウの木から落ちてきた銀杏をストーブで焼いて食べ、ネズミは近所の天井からウチの天井へと渡り走り(奴らは歩くことを知らない)、「アメリカ」は「外国」の日本語読みだと11歳くらいまで本気で思っていた私が、巡り巡って今ベルギーで暮らしている不思議に思いを馳せていたときにふと気づいたことがあったので書き留め。(ちなみに今31歳ですが、同世代と話してても話合いません育った環境については。笑)

          「周りの反対」は自分から出てるのかもしれない

          望んでいたものが手に入りそうになると怖くなる心について

          望んでたものが手に入りそうなときに人間は恐怖を感じる、という内容をいろんな本とかで読んでましたが、「これかーーーーー!!来やがったーーーー!!」っていう体験を今まさにしてます。 海外移住先ベルギーでの就活で、仕事が見つからず6か月もがいてた自分。 そして今、希望してた内容で採用決まっちゃった現実を前に、私の最初の反応は「嬉しい」より「…こ…怖い…ヤダ…」でした。 なんで!ってなりました自分で。そして「これかーー!例のヤツ!」って。 やっぱり心って「変化」が大嫌いなんだ

          望んでいたものが手に入りそうになると怖くなる心について

          日本・フランス・ベルギーの就活を経て思うこと

          昨日書いたノートに「好き」をつけてくださった方のノートに「あぁ同じこと感じてたな私も」とインスパイアされた記事がありました。 コメントで書きたかったのですが「コメントが長すぎます」ってnoteにハネられた(笑)のでこっちに書こう。 私も8年前に日本での就活で同じようなことを考えていたことがあって、それで海外に渡った経緯があります。 で、フランス、日本、ベルギーでの就活を経験してみて今思うことは、「それぞれの国や文化で会社が大事にしたいポイントが違うから自然にこうなってる

          日本・フランス・ベルギーの就活を経て思うこと

          「手放す」と「手に入る」ってこういうことなのか…?

          ベルギーでの就活期間6ヵ月を経て、ついに就職がきまりました! 12月の営業電話作戦で、今自分ができることを売っても売れないことがわかって、「そっかーーーダメかーーーー!(ため息)」と一回なりました。 そこからですかね、「日系企業でもいっか」とか「今までの仕事と全然関係なくてもいっか」とか、それまで持ってたコダワリが自然に手から放れていって、1月~2月はスッキリしていっろいろ応募してみていました。 もう応募する前に悩むんじゃなくて、応募してみて書類選考通ったらそれは縁だか

          「手放す」と「手に入る」ってこういうことなのか…?

          外国語学ぶとカメラアングルが増える

          唐突ですが私は外国語を学ぶようになってから、夢の見方が変わりました。何が変わったって、夢に「カメラアングル」が加わったってことでして。 それまで夢って、だいたい自分の目を通してor少し引いたところで自分を見ている夢だったんです。が、フランス語を話すようになってから、夢の中で1カメ、2カメ、3カメみたいな感じてパッパッと切り替わるようになったんですよね。驚きの体験でした。 これってもしや言語と関係ある…?と思ってちょっと深読んでみたところ、外国語で言葉を組み立てるときの頭っ

          外国語学ぶとカメラアングルが増える

          日本への一時帰国で感じた変化

          海外留学とか移住とかで日本を長いこと離れていると、いざ日本に帰った時に自分のもののとらえ方の変わり具合にびっくりすることがあるのです。 1年間のフランス留学後の帰国時には風呂の椅子に座ることができず立ったままシャワー浴びるようになった自分を発見し、 2年間のフランス就労後帰国した時には、日本の採用面接で堂々と「あなたは26歳で女性だから給与は〇〇からスタートね」と言われたことに衝撃を受けた自分を発見しました。 今回ベルギーに移住して10か月ほどでの一時帰国を年末年始にし

          日本への一時帰国で感じた変化

          就活と結婚は似ている

          さて12月ひそかに決行していたベルギーでの営業電話作戦、まぁ結果は不採用に終わったんわけなですが、この一か月で「あー就活って結婚と似てるなー」って思ったことがあって。 営業電話かけるって決めた時って「どうやったら相手に魅力的に映るだろうか…」とか「何か見当違いのこと言って話ならんわ!って相手にイラつかれたらどうしよう」とか、相手にどう自分を合わせていくか、っていうところに自分の焦点があったし、故に潜在的な「怖さ」もそこから来てました。 でも、いろんな会社の人に電話で自分を

          就活と結婚は似ている