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すべては完璧なタイミングで起こっているのかもしれない

育ての親の一人、祖父が急逝した。
とっても悲しかったしたくさん泣いたけど、
今回のことを通して、ある確信が芽生えました。

それは
起こることは全て完璧なタイミングで起こっている。

というのも今回、あまりにもうまくできすぎていることが重なったのです。

祖父の訃報を受け取る前日の夜、寝際に祖母に名前を呼ばれた気がした。
あまりにはっきり聞こえた気がしたので「あれ?」と思って、「ばあちゃん、じいちゃん、私は元気で幸せにやってます。育ててくれてありがとう。安心して大丈夫だからねー」と心の中で呟いて寝入ったのでした。

その次の朝、母から祖父の訃報のライン。
日本時間の朝に亡くなったらしいということを知った。
日本時間の朝ってことはベルギーの昨日の夜。
亡くなる間際に私のところに寄ってってくれたのか。
…そしてばあちゃん経由で(笑)知らせてくれたのか。

無職の私は何の迷いもなく当日の飛行機に飛び乗る。

成田空港に着いたのは9月10日の昼12時。
その時間というのが、前日に関東を直撃した台風の影響で陸の孤島だった成田空港からの交通が回復したまさに2時間後。おかげで足止めを食らわず富山まで直行し、お通夜に間に合う。

この一連だけでもすごいと思ってしまったのですが、
さらにこれにはまだ続き(布石?)があって。

実は6月末に仕事を辞めた後、痛めた心を癒しに(笑)ふと「一回帰ろうかな…」と思ってフラっと一人で7月に一週間だけ富山に帰っていたのです。そこで墓参りと祖父母のホームを訪問。その時にじいちゃんにも会えました。

そしてさらに。
コトが起こる2週間前、ある知り合いに名刺デザインを頼まれて作った時のこと。実はその人が霊能力者で名刺のお礼に霊視をされました。(頼んでないのに語り出すなんとも愛すべきベルギー人女性。笑)

その時に言われたのが「あなたの身内で近々死人が出ます。でも安心して。本人はもう準備ができている。あなたがすべきことはその人のことを想って感謝の気持ちを伝えることです。」だったんです。うわー書いてて自分で鳥肌。

もし仕事で傷ついていなかったら。
夏に日本帰ろうなんて思わなかったし、最後にじいちゃんに会えてなかった。

もし仕事を辞めて今無職じゃなかったら。
こんなにスピーディに日本に帰国して通夜に間に合うことはできなかった。

あの時名刺デザインしていなかったら。
祖母に呼ばれた気がしたときに祖父にも最後に「ありがとう」を伝えられなかった。

もし祖父の死が1日早かったら。
日本に着けても成田で足止め食らって通夜には参加できなかった。

こじつけと言われればそうなのかもしれません。
でも自分の中で最近の「もし」が全部つながった気がしたのは確かなわけで。

今つらいことが起こっているのは、それが起こるべきタイミングだから。
今悲しいのは、それが起こるべきタイミングだから。
でもこれ全部、完璧なナイスタイミングなんだぜ!っていう変なポジティブが身に着いた気がする。ありがとうじいちゃん。








富山の漁村からフランス留学・就労→日本で就労→ベルギー移住。プレゼンクリエーターをしていましたが現在移住先のベルギーでの新しい生活で俄然人生もがき中。ここでは「留学」「語学」「海外移住」「ベルギー」を中心に日々の考えを振り返るために書いていこうと思ってます。