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「手放す」と「手に入る」ってこういうことなのか…?

ベルギーでの就活期間6ヵ月を経て、ついに就職がきまりました!

12月の営業電話作戦で、今自分ができることを売っても売れないことがわかって、「そっかーーーダメかーーーー!(ため息)」と一回なりました。

そこからですかね、「日系企業でもいっか」とか「今までの仕事と全然関係なくてもいっか」とか、それまで持ってたコダワリが自然に手から放れていって、1月~2月はスッキリしていっろいろ応募してみていました。

もう応募する前に悩むんじゃなくて、応募してみて書類選考通ったらそれは縁だからそっから考えよう、と思って。1日1個以上応募する、ってだけ決めてやってみました。「ネタになるわ」程度で。

もう「日系企業の貿易スタッフ」から「塾の採点スタッフ」、「チョコレート職人」まで、「やってもいいかな…」って思ったところに手あたり次第。にしてもチョコ職人って…ウケるわー自分、とか思いながら。笑 で、たまーーーにデザインの求人があればラッキー程度に応募したりして。

そんな「ネタ」としての就活を続けていたら、たまたま車で通勤できるところで、フランス語のみでOKの仕事で、グラフィックデザイナー職で面談にひっかかって、第二次、第三次面談まで通過することができ、あっけなく採用が決まりました…!

「これが欲しい」という期待を手放して「ま、いっかー」ってなったとたんに、自然に手に入った、そんな不思議な感覚。

「手放せば手に入る」って、よく言うじゃないですか。私は勝手にそれを「何かを手に入れるためには今持ってる他の何かを"犠牲"にして手放さないといけない」だと思ってました。が、今回の体験で、もっと自然でもっと力の抜けた解釈なのかもしれないこの言葉は…と思った次第であります。



富山の漁村からフランス留学・就労→日本で就労→ベルギー移住。プレゼンクリエーターをしていましたが現在移住先のベルギーでの新しい生活で俄然人生もがき中。ここでは「留学」「語学」「海外移住」「ベルギー」を中心に日々の考えを振り返るために書いていこうと思ってます。