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ベルギーでの就職活動に使った求人サイトまとめ

国が変われば就活(転職)の在り方も変わるのか?について実際に体験してみてのレポート。すっごいニッチな情報ですが備忘録として。

--- 仕事探しに使ったプラットフォーム ---

Linkedin:海外で仕事探すなら絶対必要ですねLinkedinのアカウントは。ビジネス系のFacebookみたいなもんです。とにかく採用プロセスのスピードがすごい。利用者全員が職歴・学歴・スキル登録しているので、気になる求人にボタン一つで応募完了。リクルーターは、求人に合ったLinkedinのプロフィールを選んでコンタクト→電話で面談という感じが多かった。不採用通知なんてLinkedinのチャットで来るし、求人は掲載後3日とかでもう締め切られてもう誰か採用されてる、みたいなスピード感でした。

Indeed:日本でもおなじみの求人まとめサイト。履歴書を登録しておけば、意外とリクルーターからコンタクト何件かありましたよ。ベルギーで日本語・英語・フランス語話すプロフィールが少ないので、日系企業をクライアントに持つ紹介会社から何件かコンタクトがありました。

StepStone:Indeedと同じ感じの求人まとめサイト。こっちは履歴書登録したけどリクルーターからコンタクト来ることはなかったなぁ私は。

Optioncarriere:個人的には一番ヒットする求人の数が多かった印象があるIndeedみたいな求人まとめサイト。Indeedとかには無い求人も多かった気がします。

LeForem:ベルギーのフランス語圏のハローワーク。小さくローカルな企業の求人が多いので、オランダ語話せなくてもOKの求人が多いイメージ。私はここ経由で見つけた求人に応募して採用に至りました。

在ベルギー日本商工会議所のサイト:ベルギー日系企業が求人を出す一番王道なプラットフォームなんでないかというのが私の印象。求人掲載期間が比較的長いので、求人掲載してあったところに応募しても「あ、もう採用おわっちゃったんですよね…」みたいなオチがあるみたいです。私がそのケースでした。

ベルギー掲示板:ベルギーの日本人コミュニティ向けの情報サイト。パートや単発アルバイトもあるし、最近はベルギーの日系企業に特化した紹介会社が正社員の求人をたくさん載せるようになった印象があります。私もこの紹介会社経由でひとつスカイプ面談受けました。勤務地が遠すぎて辞退しましたが。ブリュッセルに住んでて日本語と英語ができれば結構すぐこの会社経由で仕事みつかるんじゃないかと思います。

ぷち広告:こちらもベルギー在住日本人コミュニティ向けの情報サイト。ベルギー掲示板より掲載数は少ないものの、たまにダークホース的な求人が載ることがあります。「欧州の日本政府代表」なんていう求人があったので応募してみたら面談の知らせが来るなんてこともありました。

GJJ海外就職デスク:海外で就職したい日本人向けの求人まとめサイトです。アジア圏の求人がたくさんあるのですが、ベルギーの求人もたまーーーーーーーーーーーにあるみたいです。求人掲載の期間が長いし多分採用終わっても掲載そのままなので、私はひとつ応募してみましたが、仲介者が私の履歴書を企業に送ってそれから音沙汰ないまま自然消滅しました。多分もう採用期間終わっていたのでしょう。

Alterjob:カルチャー・アート系の仕事やインターンシップの求人を中心に掲載されているサイト。学生でインターンから始めるんだったら結構使ってたかも、と思います。

あとは、人材紹介会社にも登録しました。
アデコとかもあったのですが、私が使ったのはUniqueという紹介会社。
求職者にちゃんと担当者がついて、最初に担当者との面談があって、プロフィールにあった仕事があれば紹介してもらう、という日本の紹介会社と同じ感じですね。

私はベルギーに来てすぐ「派遣」という形で3か月お世話になりましたが、企業が私に払う月の手取りのうちの200€が紹介会社に仲介料として入っていく形でした。保険やら有給やら退職金やらシェックホパ(ヨーロッパの企業は、食べ物を買える小切手を給料とは別に渡すところが多い)やらいろんな福利厚生が充実していてありがたいなぁと思ってました。ひたすら文字起こしの仕事で将来が不安になってしまって3か月で辞めてしまいましたが。笑

ベルギーでの職探しで感じたのは、「言葉なんて意思疎通さえできればOK」の前提。だいたい、フランス語が公用語の一つのベルギーで求人の募集要項に「フランス語が話せること」っていう条件が書かれているんですねぇ。

リクルーターも、オランダ語圏の人が結構なカタコトフランス語で電話してきて、わからなくなったら英語に切り替えるみたいなこともザラです。みんな何の、抵抗もなく「こっちでダメならこっちで」といった感じで言語のフレキシブルさがすごい。

日本で仕事探してて求人に「条件:日本語が喋れること」って書かれてるようなもんです。で、中国語訛りの日本語で採用面談の案内が来るみたいなもんです。すごいなと。

それだけ競争相手の幅が広いってことでもあるし、逆に誰にでもチャンスがあるということですね。大海原、って感じがベルギー就活の印象でした。

富山の漁村からフランス留学・就労→日本で就労→ベルギー移住。プレゼンクリエーターをしていましたが現在移住先のベルギーでの新しい生活で俄然人生もがき中。ここでは「留学」「語学」「海外移住」「ベルギー」を中心に日々の考えを振り返るために書いていこうと思ってます。