記事一覧
【フランス近代演劇編】ハヤカワ演劇文庫50冊を一挙紹介!~本を読んだら劇場へ、舞台を観たら本を手に。~
早川書房は演劇青年だった創業者・早川清の「自由に本が読みたい」という決意のもと、1945年8月15日に設立された出版社です。その創業の志をつなぐ演劇専門レーベル「ハヤカワ演劇文庫」は2006年に創刊。15年にわたり国内外の優れた戯曲をご紹介してきました。そしてハヤカワ文庫50周年にあたる今年、50冊目の演劇文庫「ピーター・シェーファーⅠ」を刊行いたします。この節目に、ハヤカワ演劇文庫の既刊をご紹介
もっとみるディープフェイクと向き合うために(note:3)
ディープフェイクとは「deep learning」と「fake」を組み合わせた言葉で、深層学習によって精度を高めた偽の画像や動画、またその作成技術のことをいう。これには通称「GAN(Generative Adversarial Network)」、敵対的生成ネットワークが利用される。まず与えられたデータをもとに「ジェネレーター」が可能な限りリアルなコンテンツを作り、一方で「ディスクリミネーター」
もっとみる本はどこから作るのか――kaze no tanbun 製作記2
本はどこから作るのか――kaze no tanbun『特別ではない一日』
西崎憲 with 奧定泰之・竹田純
製作記1
製作記3
製作記4
製作記5
製作記6
1 本はどこから作るのか
本はいったいどこから作るのが正しいのだろう。
柏書房の竹田さんと打合わせを進めながら、わたしはそんなことを考えていた。
本を構成する要素はたくさんある。一般的にはもちろん内容がまず先にくるはずだ。内容
【新作『Acting Class』発売記念 ニック・ドルナソ全作品解説トークライブ関連】『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』より/「君、バズりたまふことなかれ──沈黙を取り戻すグラフィック・ノベル『サブリナ』」(矢倉喬士)
新作『Acting Class』発売記念 ニック・ドルナソ全作品解説トークライブが、本のあるところ ajiroで2022年9月29日(木)に開催されます。このイベントに関連して、『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』より「君、バズりたまふことなかれ──沈黙を取り戻すグラフィック・ノベル『サブリナ』」(矢倉喬士)を期間限定で無料公開します。
バズる。ブンブンとうなる虫の羽音。多くの人々の間で話題に
「ファクトフルネス」は、2019年に日本人がまず真っ先に読むべき1冊だと言えると思います。
書籍「ファクトフルネス」は、TEDトークで、データに関する伝説のプレゼンテーションを遺したハンスロスリング氏が書いた書籍です。
彼のプレゼンテーションは、TEDトークの数ある人気プレゼンの中でも、私のダントツのお気に入り。
この動画の4分ぐらいからの1分間なんか芸術ですよね。
私たちが昭和の頃から思い込んでいる発展途上国という概念が、もはや適切ではない言葉であることを思い知らせてくれる楽しい
「科学的思考の緻密さ、美しさ、深遠さを伝える第1人者」(朝日新聞書評)ドーキンス最新作。鎌田浩毅氏の解説を公開。
解説
鎌田浩毅(京都大学大学院人間・環境学研究科 教授)
本書はリチャード・ドーキンスによる最新の科学エッセイ集『魂に息づく科学(原題は SCIENCE IN THE SOUL、二〇一七年刊行)』で、著者の専門である進化生物学を中心とした科学解説、社会批評、知人の著書の序文、弔辞など、非常に多岐にわたる文章が収められている。編者のジリアン・ソマスケールズ(Gillian Somerscal
日本が人手不足なら、なぜ私たちの給料は増えないのか?
このノートは、2018年9月に刊行された『データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい』の第6章「人手不足なのにどうして給料は増えないのか」を【無償】で全文公開しています。
編集者曰く、
「在庫から考えて、紙ベースであと1000冊売れたら増刷です」
という声を頂いたんで、ぜひぜひ手に取ってみて下さい。この無料公開を通じて、今まで本書の存在を知らなかった人に広ま