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出版社の書肆侃侃房のウェブ連載マガジン「web侃づめ」です。近刊・新刊の情報もお知らせしていきます。 http://www.kankanbou.com/

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  • 本のあるところ ajiro

    福岡・天神の本屋&カフェ。海外文学と詩歌を中心とした書籍を販売。トークショー、読書会、歌会などのイベントも開催しています。 http://www.kankanbou.com/ajirobooks/

  • 書肆侃侃房営業部より

    書肆侃侃房営業部が近刊やフェア、イベントなどの情報をお届けします。

  • 崔盛旭(チェ・ソンウク)「極私的」韓国大衆文化論序説

    韓国の大衆文化に映る、韓国という国のいくつもの「素顔」を紹介します。

  • 文学ムック ことばと

    文学ムック ことばと

最近の記事

【本のあるところ ajiro】『夜を着こなせたなら』刊行記念山階基×山下翔トークイベント「湯気のあるくらし」

『夜を着こなせたなら』刊行記念 山階基×山下翔トークイベント「湯気のあるくらし」 ◆日時 2024年3月16日(土)15:00-17:00 ◆場所 本のあるところajiro(福岡市天神) http://www.kankanbou.com/ajirobooks/ ◆形式 会場観覧(定員最大20名)/オンライン視聴 参加費:1650円 ◆出演 山階基さん、山下翔さん チケット購入はこちらから ★会場参加チケット(1ヶ月のアーカイブ付) ★オンライン参加チケット(1ヶ月のアーカ

    • 【本のあるところ ajiro】「北村紗衣 来福トークイベント『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』ができるまで、そして終わるまで」(3/13)

       2019年に書肆侃侃房から刊行されたフェミニスト批評集『お砂糖とスパイスと爆発的な何か――不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』の著者、北村紗衣さん初の来福イベントです。前半では、本のもとになったwezzyの連載を含めて、この本がどういう経緯でできたのか、できた後にどういう反応があったのか、そしてウェブ連載のその後などについて、著者が制作秘話などをお話しします。後半はお越しになった皆様から、『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』に限らず、フェミニスト批評や演劇・映画などに

      • 『私が諸島である カリブ海思想入門』刊行記念フェア中村達選書フェア関連情報

        「『私が諸島である カリブ海思想入門』刊行記念フェア中村達選書フェア」開催&『私が諸島である カリブ海思想入門』メディア掲載情報 刊行から大好評いただいている「『私が諸島である カリブ海思想入門』刊行記念フェア中村達選書フェア」が、全国の書店で開催中です!著者の中村達さまの選書したカリブ海思想入門にもってこいのブックリストと推薦コメントを掲載したフリーペーパーは、開催店舗限定で配布中。ぜひ店頭でご覧くださいませ◎ 東京 早稲田生協ブックセンター(共同フェア) 早稲田生協戸

        • 【本のあるところ ajiro】「本屋の店主が本を売りに。」(青山ブックセンター本店店長 山下優さんトークイベント)(3/15)

          青山ブックセンター本店店長 山下優さんトークイベント 「本屋の店主が本を売りに。」 青山ブックセンター本店の店長・山下優さんが福岡に上陸し、今いちばん売りたい本を持ちこみ販売! お申し込みはこちらから(本イベントは会場のみでの開催です) 山下優さんは2010年に青山ブックセンターに入社、2018年から店長を務める書店員さんです。 閉店の危機やコロナ禍の経験、変化する出版業界のなかで、 「もっと本を届ける※」ことを軸に 「本屋として、できるだけ長くこれからも存在し続ける※」

        【本のあるところ ajiro】『夜を着こなせたなら』刊行記念山階基×山下翔トークイベント「湯気のあるくらし」

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        • 書肆侃侃房創業20周年
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          【本のあるところajiro】翻訳家・柴田元幸の朗読ツアー in 九州(2/20)

          翻訳家・柴田元幸の朗読ツアー in 九州(2/20) ★お申し込みはこちら ①会場参加(1ヶ月アーカイブ付) ②配信視聴チケット(1ヶ月アーカイブ付) レアード・ハント/柴田元幸訳『インディアナ、インディアナ』(twililight)と、柴田さんが責任編集を務める文芸誌『MONKEY』vol.32と、『ブルーノの問題』アレクサンダル・ヘモン/ 柴田元幸・秋草俊一郎訳(書肆侃侃房)の刊行記念として、 「本のあるところajiro」と、熊本県にある「橙書店」で、翻訳家・柴田元

          【本のあるところajiro】翻訳家・柴田元幸の朗読ツアー in 九州(2/20)

          パレスチナ情勢を受けて緊急出版 中井亜佐子『エドワード・サイード ある批評家の残響』を24年1月下旬に刊行します。

          エドワード・サイード没後20年 文学、音楽、パレスチナ問題など分野横断的に論じた批評家、エドワード・サイード。ポストコロニアル批評の先駆者として『オリエンタリズム』などの著作を残した。イスラエルによるガザへの軍事攻撃が激化。いまサイードの著作が読みなおされている。彼にとって、批評とはどのような営為だったのか? 没後20年をむかえた今、その思考の軌跡をたどりつつ、現代社会における批評の意義を問う。 中井亜佐子『エドワード・サイード ある批評家の残響』 ***** 刊行記

          パレスチナ情勢を受けて緊急出版 中井亜佐子『エドワード・サイード ある批評家の残響』を24年1月下旬に刊行します。

          2023年のイベントを年末年始に振り返ろう!

          本のあるところajiroで開催したイベントを年末年始に振り返ろう! 2023年12月27日から翌年1月12日まで、2023年に本のあるところajiroで開催したイベントのアーカイブを一部再販売します。(視聴は1月15日昼12時まで可能です) ①2023年1月7日収録 上坂あゆ美さん×岡本真帆さん 「いま語りたいこの短歌」 詳細: https://note.com/kankanbou_e/n/n9f17e07da2e7 チケット: ②2023年7月19日収録 森本淳生さん×

          2023年のイベントを年末年始に振り返ろう!

          【本のあるところajiro】我妻俊樹×平岡直子『起きられない朝のための短歌入門』刊行記念トークイベント「夢っぽい昼下りの短歌鑑賞」(1/20)

          我妻俊樹 × 平岡直子『起きられない朝のための短歌入門』刊行記念トークイベント「夢っぽい昼下りの短歌鑑賞」(1/20) ★お申し込みはこちら ①会場参加チケット(1か月アーカイブ付) ②アーカイブチケット(2月19日 昼まで販売、視聴は20日まで) 2023年11月に歌人の我妻俊樹さんと平岡直子さんの共著『起きられない朝のための短歌入門』が刊行されました。本のなかでは、短歌を「つくる」ことについてだけでなく、「いい批評とは何か」「「人生派」と「言葉派」」「わからない歌」な

          【本のあるところajiro】我妻俊樹×平岡直子『起きられない朝のための短歌入門』刊行記念トークイベント「夢っぽい昼下りの短歌鑑賞」(1/20)

          【本のあるところ ajiro】『まぼろしの枇杷の葉蔭で』刊行記念 金子冬実さん×松村由利子さんトークイベント「『まぼろしの枇杷の葉蔭で』について語り合う——幻視の女王・葛原妙子の知られざる素顔」(1/27)

          トークイベント:金子冬実×松村由利子「『まぼろしの枇杷の葉蔭で』について語り合う——幻視の女王・葛原妙子の知られざる素顔」 お申込はこちらから ★会場参加チケット ★オンラインチケット  2023年9月に刊行された、金子冬実さんによる『まぼろしの枇杷の葉蔭で 祖母、葛原妙子の思い出』(書肆侃侃房)の刊行を記念した対談イベントです。 著者の金子冬実さん、また本書に素晴らしい書評をお寄せくださった歌人の松村由利子さんを福岡へお招きし『まぼろしの枇杷の葉蔭で 祖母、葛原妙子の

          【本のあるところ ajiro】『まぼろしの枇杷の葉蔭で』刊行記念 金子冬実さん×松村由利子さんトークイベント「『まぼろしの枇杷の葉蔭で』について語り合う——幻視の女王・葛原妙子の知られざる素顔」(1/27)

          【本のあるところajiro】『正義はどこへ行くのか』(集英社新書)&『はたらく物語』(笠間書院)ダブル刊行記念「河野真太郎さんと、ポップカルチャーから社会を読み解く」(1/13)

          トークイベント:『正義はどこへ行くのか』(集英社新書)&『はたらく物語』(笠間書院)ダブル刊行記念「河野真太郎さんと、ポップカルチャーから社会を読み解く」 お申込はこちらから ★会場参加チケット ★オンラインチケット  2023年春の國分功一郎さん(哲学)、同年秋の酒井隆史さん(社会思想史)に引き続いて、2024年の冒頭に河野真太郎さん(英文学)を福岡にお招きすることになりました。このお三方のお仕事には、愚直なまでに一貫して「労働」という視座を主軸として、「働くこと」の現

          【本のあるところajiro】『正義はどこへ行くのか』(集英社新書)&『はたらく物語』(笠間書院)ダブル刊行記念「河野真太郎さんと、ポップカルチャーから社会を読み解く」(1/13)

          【本のあるところajiro】『憶えている 40代でがんになったひとり出版社の1908日』(コトニ社)刊行記念「大川史織さんと話す『憶えている』、そして「みずき書林」岡田林太郎さんのこと」(12/18)

          『憶えている 40代でがんになったひとり出版社の1908日』(コトニ社)刊行記念「大川史織さんと話す『憶えている』、そして「みずき書林」岡田林太郎さんのこと」(聞き手:藤枝大) ひとり出版社「みずき書林」の岡田林太郎さんが2023年7月3日、45歳で亡くなりました。 『憶えている 40代でがんになったひとり出版社の1908日』はそんな岡田さんの出版社立ち上げから末期がんによる死の直前までの5年間の記録です。 生前の岡田さんとお付き合いがあり、「みずき書林」から『マーシャル

          【本のあるところajiro】『憶えている 40代でがんになったひとり出版社の1908日』(コトニ社)刊行記念「大川史織さんと話す『憶えている』、そして「みずき書林」岡田林太郎さんのこと」(12/18)

          【「極私的」韓国大衆文化論序説】第5回祖母は魔法使い?――恐るべし「民間療法」(崔盛旭)

          民間療法とは何か。広辞苑には「古来、民間で発見され伝承されてきた方法によって行う病気の治療法」と定義されている。つまり医学的、科学的な根拠があるとは言えないものの、人類の長い経験から生まれた治療法ということだ。私はこの言葉を聞くと、真っ先に母方の祖母を思い出す。幼い頃色々と体に問題があった私は、祖母独自の民間療法に大変厄介になったからだ。凡人には想像もつかない手を次々と繰り出す祖母に辟易したこともあったが、その都度、私の症状は不思議と治ったのであった。 小学校6年生のときに

          【「極私的」韓国大衆文化論序説】第5回祖母は魔法使い?――恐るべし「民間療法」(崔盛旭)

          【本のあるところajiro】東山彰良 × 李琴峰 『わたしはわたしで』『肉を脱ぐ』W刊行記念トークイベント(12/5)

          東山彰良 × 李琴峰 『わたしはわたしで』『肉を脱ぐ』W刊行記念トークイベント(12/5) お申込はこちらから ①会場参加チケット ②アーカイブ配信チケット 2023年12月、東山彰良さんの最新短編集『わたしはわたしで』が刊行されます。直木賞受賞作「流」の続編として位置付けられる台湾が舞台の短編「I love you Debby」や、東山さんの住む福岡を描いた作品も複数収録されています。 また、東山さんと同じく台湾にルーツを持ち、日本語で創作を続ける小説家である李琴峰さ

          【本のあるところajiro】東山彰良 × 李琴峰 『わたしはわたしで』『肉を脱ぐ』W刊行記念トークイベント(12/5)

          「本と、旅する」 KankanTripフェア開催情報

          「本と、旅する KanKanTripフェア」開催情報 KanKanTrip無料配布冊子のリニューアルにあわせて書肆侃侃房の紀行ガイドシリーズ KanKanTripフェアが、全国の書店で開催中です!KanKanTripの美しい写真をふんだんに掲載した、紀行シリーズを一望できる冊子になりました。開催店舗にて配布していますので、ぜひご覧くださいませ。 開催店舗もまだまだ募集中ですので、ご希望の方はinfo@kankanbou.com(担当:営業部 倉本)までご連絡くださいませ。

          「本と、旅する」 KankanTripフェア開催情報

          【第5回ことばと新人賞最終候補作】船渡川広匡「学校で教えてくれない音楽の彼方へ」

          学校で教えてくれない音楽の彼方へ 船渡川広匡  三月の砂浜に沿って、俺は南へ南へと歩いている。  暖かい午後の陽光が俺の顔に差す。白い波が陽光を反射して輝く。波は形を変えて何度も寄せては引いている。その流れと供に潮騒が聞こえる。いくつものわかめが浜に打ち上がって、砂にまみれて干からびている。浜の砂はやや濡れて黒くなっている。コンバースの灰色のスニーカーで、わかめを踏みつけて歩く。  おおい、と呼ぶ声が後ろから聞こえる。振り向くと、羽田が小走りに走って来る。手には白いビ

          【第5回ことばと新人賞最終候補作】船渡川広匡「学校で教えてくれない音楽の彼方へ」

          【第5回ことばと新人賞最終候補作】平田英司「痩せた花嫁」

          痩せた花嫁  平田英司  その島で唯一の集落である山間の村に住む人々は一様に痩せていた。それは決して貧しさからくる削痩ではなかった。なぜそのような体型をしているのか、正確なところは良く分からなかったが、どうやら遺伝的なものらしかった。彼らは全員が著しく痩せ細っているにも関わらず、特段それによる不都合はなく生活しているように見えた。少なくとも極端に早死にだったり、栄養失調に苦しんだりしている様子は見られなかった。  私自身はこの島の出身ではなく、先日、縁戚の伝手で紹介され

          【第5回ことばと新人賞最終候補作】平田英司「痩せた花嫁」