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【本のあるところajiro】「生き物係は整わない〜人間と非人間のあいだ」『汚穢のリズム』(左右社)刊行記念座談会(7/20)

『汚穢のリズム』(左右社)刊行記念座談会
「生き物係は整わない〜人間と非人間のあいだ」
酒井朋子×奥田太郎×中村沙絵×福永真弓

会場参加チケット ※学割対象はこちらから
配信視聴チケット

私たちはみな、いろんな生き物といろんな仕方で付き合って生きています。そのなかで私たちは、時にそうしたものを「きたないもの、おぞましいもの」として隔離・清掃・美化します。そこに潜む、学知の言葉では端的に拾い上げられない何か重要なことを求めて、人類学、倫理学、環境社会学などの視点をもった著者たちが、汚穢のなかから、汚穢として脈打ちつつ、書き綴ったのが本書です。
今回のイベントでは、本書の編者が一堂に会し、自分以外の生き物を飼い慣らそうとして一向に整わない、生き物係としての人間と人間でないものをめぐる「巻き込まれる」公開座談会を行い、参加者のみなさんとともに互いの「汚穢のリズム」を協奏します。司会には逆巻しとねさんをお呼びしています。


日時:2024年7月20日(土)17:00〜19:00
出演:
酒井朋子さん、奥田太郎さん、中村沙絵さん、福永真弓さん
司会:逆卷しとねさん
会場:本のあるところajiro(福岡市天神3-6-8-1B)
参加方法:会場参加/ライブ配信
チケット:会場1650円(学割1100円) オンライン1100円 
配信方法:YouTube(1か月アーカイブ付)
お申込:①会場参加チケット(1か月アーカイブ付) ※学割対象はこちら
    ②配信視聴チケット(1か月アーカイブ付)
主催:本のあるところajiro
お問い合わせ:ajirobooks@gmail.com(担当:田中)


【登壇者プロフィール】
酒井朋子(さかい・ともこ)
京都大学人文科学研究所・准教授。専門は人類学。主な著作に『紛争という日常——北アイルランドにおける記憶と語りの民族誌』(人文書院、2015年)。

奥田太郎(おくだ・たろう)
南山大学社会倫理研究所・教授。専門は倫理学、応用倫理学。主な著作に『倫理学という構え——応用倫理学原論』(ナカニシヤ出版、2012年)、『失われたドーナツの穴を求めて』(共編著:さいはて社、2017年)、『責任と法意識の人間科学』(共編著、勁草書房、2018年)。

中村沙絵(なかむら・さえ)
東京大学大学院総合文化研究科・准教授。専門は人類学、南アジア地域研究。主な著作に『饗応する身体——スリランカの老人施設ヴァディヒティ・ニヴァーサの民族誌』(ナカニシヤ出版、2017年)。

福永真弓(ふくがな・まゆみ)
東京大学大学院新領域創成科学研究科・准教授。専門は環境社会学および環境倫理。主な著作に『サケをつくる人びと——水産増殖と資源再生』(東京大学出版会、2019年)、『未来の環境倫理学』(共編著:勁草書房、2019年)。

逆卷しとね(さかまき・しとね)
学術運動家/野良研究者。最近の仕事にZINE『サイボーグ魔女宣言』(2024)の共同企画・編集・執筆(& 円香、https://twitter.com/MIDORIUSHI666/status/1783803960786333864)、『攻殻機動隊グローバルサイト』M.M.A. 特集「アウトロー」(2024)の共同監修・執筆(& 辻陽介、https://theghostintheshell.jp/mma/issue-02)


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