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【政治・経済】ロシアによるウクライナ侵攻について~日本は何を学び行動するのか~

始めに

ロシアがウクライナに侵攻してから今月24日で3ヶ月になります。既に2ヶ月半以上戦闘が続いています。そんなにも経ったのかという感じがしていますが、特にウクライナの人々にとっては苦痛と恐怖の毎日であったと想像できます。

ロシア

プーチン大統領のこれまで

もともとプーチン大統領はKBGの出身です。あまり表情豊かではないことからもそれが元々の職業的なものからくることがよくわかります。また、本などを読んでみると、プーチン大統領がとても愛国者であるということがわかります。ソビエト連邦崩壊後、旧ソ連形成国が独立し領土が縮小していく中で、ロシアという国をもう一度復活させたいと考えるのは、むしろ普通のことと言えると思います。

結果的にはその行き先が「領土」というところにつながり、クリミア併合などにつながったのでしょう。そのことから言って、旧ソ連形成国のウクライナに対して侵攻するのは、乱暴なことではありますが、プーチン大統領を愛国者であると考えれば、理解出来ないこともない気もします。

ロシア国内の状況

一方で西側メディアの情報が入ってこないロシア国民のプーチン政権に対する支持率は8割程度あります。また、ウクライナ侵攻に対する賛否も総じて過半数を超えています。ここ最近は長期化も相まってかその数値は下落傾向です。

しかし、兎にも角にも国際通貨取引からの除外なども含め、非常に経済状況が厳しくなっていくことは間違いありません。その影響が今後より深刻化し国民生活に及ぶようになれば、この侵攻に対する世論というのは中々厳しいものに変わっていくことが考えられます。特に天然ガスの売り先がなくなっていけばその影響は大きいように思います。

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