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第1回「日本語文献がほとんどない“アイスランドの妖精”に興味を持った理由」連載|謎多きアイスランド 妖精と民俗文化ルポ(小川周佑)
まえがき実家の自分の部屋の本棚に、もう青い背表紙が朽ち果てたかのように外れかかっている本が1冊ある。
少なくとも欧米では最大のシェアを持つと思われる、海外旅行ガイドブック「ロンリープラネット」のアイスランド版だ。
初めてのアイスランド取材に出てもう6年になる。6年の間に自分は結婚をし、母が病に倒れ、そのまま亡くなり、1年が過ぎ、そして息子が生まれた。
禍福は糾える縄の如し、そんな言葉が思い浮か
【連載】あの人の推し本第2回|岡田吉弘さん(広告業)『波止場日記 労働と思索(エリック・ホッファー)』
街ですれちがったあの人、自分とまったく違う仕事をしているあの人、バーで隣に座ったこの人…みんなはどんな本を読み、どんな本に影響されているのだろう?そんな単純な興味から始まった本企画。市井に生きる、さまざまな人におすすめ本を紹介してもらいます。
今回、本を紹介してくれるのは?
広告業界に長年携わり、企業の販売促進、集客や広告の運用をする企業を経営する岡田吉弘さん。自身も書籍の執筆をされていますが、
Google ショッピング広告、無料で掲載できるって知ってた?無料枠で掲載してみたら思わぬ結果が…!(弱小出版社が挑む!テクノロジー×出版でどんなことができるか真剣に考えてみる連載第2回)
Googleショッピングタブに無料出稿してみた!皆さんこんにちは!小さな出版社「アプレミディ」のマーケティングを担当している井谷です。この連載は、出版×テクノロジー/マーケティングをテーマに、出版社や編集者の方に役立つツールやTIPSを、アプレミディが身体を張って試してみる!という企画です。
今回は、皆さんもGoogleで検索した際に一度は見た事のあるはずの「Googleショッピングタブ」への
編集者が使えるChatGPT活用アイデア集(弱小出版社が挑む!テクノロジー×出版でどんなことができるか真剣に考えてみる連載第1回)
ChatGPTは出版社・編集者にどんな影響を与えるのだろうか?2022年11月のリリース以来、様々な場面で話題にのぼっている「ChatGPT」。「人間の職が奪われるのではないか?」と懸念される一方で、「人間の業務効率を格段に楽にしてくれる」と期待されていたりもします。出版社や編集者に身近な例ではインタビューの音声データの自動要約なんかが出てきていますが、実はそれ以外にも様々な使い方ができるのです。
もっとみる失われた時を求めたすぎる、夏の終わりのファンタジー
少し自分の話をさせてください。
約1年前から「ちょっといろいろ無理っす」が始まっていて、特に今年に入ってからははっきりいってもう頑張れない状態がずっと続いていました。
そう書くと、「いわゆるメンタルのことか」と思われる人も多いでしょう。まあメンタルもそうなんですけど、それより私を取り巻く状況について、さすがに頑張れない、と感じることがことがたくさん起こりました。
あまり詳しく書けませんが、自
今後のアプレミディSNSについて考えた
ひとり出版社アプレミディのWEBやSNSを立ち上げて3か月ほどたちました。
8月には初の書籍『拝み屋奇 譚災い百物語』(郷内心瞳 著)も発売しました。おかげさまで好調です。お買い上げいただいた皆様におかれましては大変ありがとうございます。
立ち上げや本の発売前後は、告知することもたくさんあってバタバタと時間が過ぎていったのですが、それがひと段落して今に至るまでに気づいたことがあります。
告知以外