出版社Après-midi (アプレミディ)

2021年設立の出版社「Après-midi(アプレミディ)」です。 ユニークな本をた…

出版社Après-midi (アプレミディ)

2021年設立の出版社「Après-midi(アプレミディ)」です。 ユニークな本をたくさん作って売っていくため活動中。

マガジン

  • テクノロジー×出版でどんなことができるか真剣に考えてみる連載

    弱小出版社アプレミディのマーケティング担当者が、出版に生かせるテクノロジーのアイデアなどについてお届けします。

  • 出版社アプレミディの版元日記

    2021年設立の独立系出版社「アプレミディ」の日々の業務や制作秘話など。

最近の記事

Google ショッピング広告、無料で掲載できるって知ってた?無料枠で掲載してみたら思わぬ結果が…!(弱小出版社が挑む!テクノロジー×出版でどんなことができるか真剣に考えてみる連載第2回)

Googleショッピングタブに無料出稿してみた!皆さんこんにちは!小さな出版社「アプレミディ」のマーケティングを担当している井谷です。この連載は、出版×テクノロジー/マーケティングをテーマに、出版社や編集者の方に役立つツールやTIPSを、アプレミディが身体を張って試してみる!という企画です。   今回は、皆さんもGoogleで検索した際に一度は見た事のあるはずの「Googleショッピングタブ」への掲載について。ショッピングタブは広告枠でもあるのですが、実は無料でも出稿できるの

    • 編集者が使えるChatGPT活用アイデア集(弱小出版社が挑む!テクノロジー×出版でどんなことができるか真剣に考えてみる連載第1回)

      ChatGPTは出版社・編集者にどんな影響を与えるのだろうか?2022年11月のリリース以来、様々な場面で話題にのぼっている「ChatGPT」。「人間の職が奪われるのではないか?」と懸念される一方で、「人間の業務効率を格段に楽にしてくれる」と期待されていたりもします。出版社や編集者に身近な例ではインタビューの音声データの自動要約なんかが出てきていますが、実はそれ以外にも様々な使い方ができるのです。 本記事では、普段出版社アプレミディのマーケティングに携わっている井谷が、Ch

      • 失われた時を求めたすぎる、夏の終わりのファンタジー

        少し自分の話をさせてください。 約1年前から「ちょっといろいろ無理っす」が始まっていて、特に今年に入ってからははっきりいってもう頑張れない状態がずっと続いていました。 そう書くと、「いわゆるメンタルのことか」と思われる人も多いでしょう。まあメンタルもそうなんですけど、それより私を取り巻く状況について、さすがに頑張れない、と感じることがことがたくさん起こりました。 あまり詳しく書けませんが、自転車の盗難、望まぬ人からのつきまといや攻撃的な言葉、ギャラの踏み倒し(もちろん踏

        • 90年代の吉祥寺の名店をめちゃくちゃ個人的に振り返る

          1983年に吉祥寺で生まれ、1999年に川崎市に引っ越すまで10代の多感な時期を吉祥寺で過ごしました。超コギャル世代でみんなが渋谷で遊ぶ中、私は毎日学校帰りに吉祥寺でしこたま遊んでいました(時々新宿や中野)。吉祥寺は今でこそ住みたい街・人気の街ナンバー1の名をとどろかせていますが、私が青春を過ごした1990年代はまだそこまでではなかったし、チェーン店も今ほどは多くなくてクセの強いお店が多い街でした。この街で栄養分のように吸収したカルチャー・サブカルチャーの影響がなければ、今の

        Google ショッピング広告、無料で掲載できるって知ってた?無料枠で掲載してみたら思わぬ結果が…!(弱小出版社が挑む!テクノロジー×出版でどんなことができるか真剣に考えてみる連載第2回)

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • テクノロジー×出版でどんなことができるか真剣に考えてみる連載
          出版社Après-midi (アプレミディ)
        • 出版社アプレミディの版元日記
          出版社Après-midi (アプレミディ)

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          すべての始まりは、かのCLUBHOUSEだった―『タイぐるり怪談紀行』制作前夜の話

          アプレミディは去る10月8日、タイの怪談を集めた新刊『タイぐるり怪談紀行』を発売しました。 バンコクに点在するホラースポット、 アユタヤの世界遺産で語り継がれる怪異、 イサーンやメコン川に潜む妖怪、 パタヤの歓楽街で暗躍するクメール呪術師…… ”見えざるもの”への敬意と畏怖が交錯する、タイ文化としての怪談を全39話収録しています。 ▼『タイぐるり怪談紀行』特設サイト 著者のバンナー星人は在タイ約20年。タイの高校で日本語を教えています。 そんなバンナー星人との出会

          すべての始まりは、かのCLUBHOUSEだった―『タイぐるり怪談紀行』制作前夜の話

          今日で設立1周年

          昨年2021年7月1日は、アプレミディの存在を世に向けて正式に公表した、いわば実質の設立日です。 あれからもう1年。本当にあっという間です。 出版社の運営なんて当たり前だけど生まれて初めてのことだし、ひとりだから責任はすべてわたしにかかってくるし、それはそれとしてやりたいことがたくさんあって、でも本当にわたしなんかにできるのかな。そんな不安と期待でぐちゃぐちゃの感情のまま、それでも日々の忙しさに追われて立ち止まることもできない状態でここまできてしまったようにも思います。 頻

          今後のアプレミディSNSについて考えた

          ひとり出版社アプレミディのWEBやSNSを立ち上げて3か月ほどたちました。 8月には初の書籍『拝み屋奇 譚災い百物語』(郷内心瞳 著)も発売しました。おかげさまで好調です。お買い上げいただいた皆様におかれましては大変ありがとうございます。 立ち上げや本の発売前後は、告知することもたくさんあってバタバタと時間が過ぎていったのですが、それがひと段落して今に至るまでに気づいたことがあります。 告知以外何を書けばいいのか!! 公式サイト、ツイッター、Facebook、Instag

          今後のアプレミディSNSについて考えた

          出版社アプレミディの社名の由来

          こんにちは。独立系出版社アプレミディの代表富永です。 何かに名前を付けるというのは、本当に難しい。 今わたしが飼っている猫のレイくんは、保護猫カフェ時代から「レイくん」という名前だったのでそのまま呼んでいる感じだし、昔実家で飼っていた猫も、黒猫だから「クロちゃん」、三毛猫だから「みーたん」と、ものすごく安直な名づけでした。大学時代に友達と組んでいたバンド「土地と暮らし」も頭に浮かんだ言葉をつけました。なので今回自分が立ち上げる出版社の名前を決めるとなって初めて、これまでわ

          出版社アプレミディの社名の由来

          出版社はじめました

          はじめまして。2021年設立の出版レーベル・Après-midi(アプレミディ)と申します。 8月に第1弾の書籍の発売に向けて以前から水面下で動いていましたが、この度WEBサイトが完成したので、正式に公表させていただきます。 ☆公式サイトはこちら 「出版レーベル」と自称していますが、機能としては出版社です。 法人登録をせず個人事業主としてやっているのでいまいち会社と呼んでいいのかもわからないので「出版レーベル」と名乗っているだけです。(が、面倒なので以下からは「出版社」と