マガジンのカバー画像

エッセイ・コラム・ショートショート等々

137
ヘッダー画像は尊敬するナンシー関さんの著書です。
運営しているクリエイター

#梶芽衣子

【エッセイ】宮﨑駿監督だって嫉妬する

【エッセイ】宮﨑駿監督だって嫉妬する

おったまげた。

宮﨑駿監督作品の見方が全てそのベクトルで変わってしまうのではないかというくらい衝撃を受けた。

昨夜、NHKで放送された「プロフェッショナル仕事の流儀」の宮﨑駿特集は日本中に雷が走った。(この雷というのもキーポイント)

番組が始まってすぐに宮﨑駿監督の嵐の如き喜怒哀楽の解放を番組スタッフの見事な編集によってみせつけられた。

アクセル全開。怒涛の感情情報。

私は釘付けになり、

もっとみる
今さらだけど自己紹介を書いてみた

今さらだけど自己紹介を書いてみた

noteをはじめて2年以上が経った。
他のクリエイターさんの記事を読んでいて自己紹介の項目があると飲み込みの悪い私にはとても助かるのだが作り方がわからず放置していた。
多分やり方がわかった(気がする)ので今さらだけど自己紹介を書いてみる。

1983年生まれ。
東京ディズニーランドとファミリーコンピュータとおしんとためです。

小学生の頃の夢は漫画家。
漫☆画太郎先生宛に描き写しただけの原稿を送っ

もっとみる
【イラストエッセイ】願い事は口に出すもの

【イラストエッセイ】願い事は口に出すもの

よくわからないことばかりだけど、誰にも迷惑をかけないことなら信じてみたいことってある。

星座占いは1位の時しか信じない。
それでいいと思っている。
なんでも都合よく考えるようにすれば人生は今より楽しくなるはず。

ことだまもそう。

願い事は口に出したら叶わないとかドラマでみたことあるけど、その逆だってある。

私は断然口に出した方が叶う派。
水木しげる御大や金子みすゞが見えないものでもきっとあ

もっとみる
【エッセイ】パニック障害を盾にしたくなくて

【エッセイ】パニック障害を盾にしたくなくて

      

 はじめに

僕はパニック障害を持っている。
あえて言う事でもないやと思っていた事が実は言いたくなくて黙っていた事だったなんてことはないだろうか。
それがこのパニック障害にあたる。
なぜ言いたくなかったのかを考えるきっかけは詩とエッセイの書き方の違いにあった。
詩は今まで通りでよかった。
が、エッセイではそうはいかない。
いけなかった。
まだエッセイを書くことへの覚悟が足りないと気

もっとみる
映画の予告−女囚さそりの乱−

映画の予告−女囚さそりの乱−

時代によって映画の予告も様相を変える。
今まで私が映画館で観てきた予告はあからさますぎず、謙虚なものばかりだった。
それが映画の予告だと認識していた。

だが、70年代の映画は勢いが違った。
白い手書きの毛筆の文字(テロップ)が謙遜せずアピールしてくる。
凄いから観てよね!と、ぐいぐい迫ってくる。
それがあの頃の予告の常識だったのだろう。

今回はそんな清々しいまでに宣伝してくる70年代の映画予告

もっとみる
【思い出】梶芽衣子さんへの詩

【思い出】梶芽衣子さんへの詩

映画「修羅雪姫」をはじめて観た時から僕は【梶芽衣子】という沼にはまっていった。
もがきはしません。
目を閉じてスーッと静かにはまっていきたい。
もっと深くに沈んでみたいと思った。
それほどここちのよい沼だった。
その想いの熱量は今も変わってはいない。

今から5年程前。
僕にある吉報が届いた。
「歌うことが今はとても楽しい」と梶さん。
これからは【歌手・梶芽衣子】の活動に力を入れていきたいと…

もっとみる