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アポロが超泣いたお気に入り🍀

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超泣けるやつをここへ入れとこ〜っと♬
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#詩

【創作大賞2024】愛と孤独【エッセイ】

【創作大賞2024】愛と孤独【エッセイ】

孤独だというのは
弱さになるのかな

孤独を感じない人は
いるのかな

生きていれば
人間として生まれたのならば
感じない情なんてものは
ないはずなのに

孤独を感じないって
ほんとなのかな

ほんとの愛を知らないから
孤独も感じないのかな

生きていれば
人間として生まれたのならば
感じない情なんてものは
ないはずなのに

◌ ⁺ ˖˚ ◌ ⑅ ˚₊ ◌ ⁺⑅ ˚ ◌◌ ⁺ ˖˚ ◌ ⑅ ˚₊

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わたしの可愛いキンクマくん

わたしの可愛いキンクマくん

推しごと、推している物事。

現在はわたしが設定したショートの主人公、
「キンクマ」を心の中で推している。

キンクマがかわいくて仕方ない。
ネズミの目線、知能を持ったハムスターなら、
何を考え、行動するだろう。

わたしはキンクマへ役割を持たせた。
「俯瞰している」「線対称の線」

実験的にキンクマを当事者にしてみたが、
物語が入り組んでしまい、わたしは消化不良のまま
自動投稿へセットしている。

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小説: ペトリコールの共鳴 ㊱

小説: ペトリコールの共鳴 ㊱

←前半                <<最初 ①

最終話 ペトリコールの共鳴 ⑤
 都心へ向かう帰りの電車は土曜日で空いていた。
膝に乗せたリュックのポケットはメッシュ素材になっており、キンクマが熟睡する姿が見える。

 ペットショップでひとりぼっちだったキンクマと
妻に依存していた俺は、人生において最悪な状況や事件を一緒に乗り越えた家族だ。

 キンクマはキンクマで、人間との生活は言語とネッ

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絵描きは夜に啼く➕絵描きらしく個展のご案内再び

絵描きは夜に啼く➕絵描きらしく個展のご案内再び


鳥は夜に啼くあ・いたい、あ・えない

やらなくちゃいけないことが山積みなのに、部屋に戻った途端に睡魔が襲う
なんで? なんで? と思ってる間に寝落ちする
何度も目が醒める
目が醒めるたびに自分がどこにいるのかがわからなくて、狭い部屋の中をきょろきょろする
なんで? なんで?

そして突然湧き上がる感情

あいたいあいたいあいたいあいたいあいたいあいたいあいたいあいたいあ・いたい

なんで? なん

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風よふけ

風よふけ

「N高とかS高とか馬鹿にされるらしいよ。
 みんな知らないんだなって思った。
 凄い人いっぱい居るのに。」

受験生の娘が夕食時に話し出した。
(N高校、S高校:KADOKAWAが運営している通信制高校
 不登校だった過去を持つ生徒さんが多い)

娘はN/S高の合同文化祭に行ったことがあり、
学校案内なども見たことがあるので
「通信制高校だから」という理由で馬鹿にしない。
兄や親友の影響で、不登校

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短編: 最期の言葉 最初の別れ

短編: 最期の言葉 最初の別れ

スーパーの軒先ではカーネーションが半額で売られ
母の日が過ぎたのを曜日以外で知る。
今年はカーネーションすら買わなかった。

うちの母は去年、ちょうど今の時期に他界した。
母の日を祝った数日後だった。
思ったより早く、思ったより静かに、思ったより呆気なく母は私の元から居なくなり、そして今日が来る。

母からの最期は
「凛は本当にかわいい」
瞼を閉じたまま、かろうじて聞こえる声は
『さようなら』でも

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異質

異質

異質な者よ

動じるな

異質な心よ

氣をつけろ

異質に氣がつくのだ

異質は同じになれず

異質は混乱を来たす

異質に氣がつくのだ

異質は統制を乱し

皮肉に他の善悪をあらわに起こす

孤高で孤独であるしか無い

人とは同じになどなれないのだよ。

《フレーズ集》わたしは

《フレーズ集》わたしは

※こちらは完全無料です

約2分22秒で最後までお読み頂けます
この度はサポート制度で応援して頂きたくお願い申し上げます🌈

私は普段 詩や自由律俳句を創作しています
今は作品集に取り組む事にとてもやり甲斐を感じています

今回はフレーズでお届け
詩句よりも身近に感じて頂けるかと思います

𓈒𓂂𓇬 𓈒𓏸
フレーズ 26本

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ただ、純粋に創作したい

ただ、純粋に創作したい

実際のところ
実生活にかける時間がより増えて
たまにnoteへ入ると、妙な倦怠感がくる

以前は罪悪感があった、スキ制限にかかると
今は、開放感がある(←窓を開けた感じ)

今のわたしは、文章に手ぐせが出て
直そうにも、直しようがなく
全ては読み手がどう思うか、なので
わたしが個人攻撃をしていると思うなら
自由にわたしを磔にしなさいと、諦めた

様々な思いを巡らせながら
他の素晴らしい創作を拝見す

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春霖が穴をくだってゆく

春霖が穴をくだってゆく

春の長雨を「春霖(しゅんりん)」と呼ぶ

関東が強風続きの日
広島は雨が降りしきった

特に理由がないのだが、春霖になると
無性に聴きたい曲があり
透明な線が降りてくるのを、冬との別れに感じる

季節の変わり目は、雨がカーテンをひく

心胆へは敏感に重さを得てゆく
寂しさや悲しさが重力になる
これといった憂鬱がないのに
表と裏のあいだには、底が見えない穴が開いて

埋めようとせず、春霖が穴を降って

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【詩】アポロさん「日曜日の小雨に」朗読

【詩】アポロさん「日曜日の小雨に」朗読

紫乃の小さな企画へ応募くださった、アポロさん「日曜日の小雨に」を朗読させていただきました。

アポロさん、こう書かれていますが、、、
とんでもない。

意味もリズムも溢れてる。

今の私には、ここまでしかできなかったよ、アポロン。

合うBGMもなく、素のまんまです。
もう少し、おとなしめに読みたかったのですが、できなかった。

この朗読で、今回の企画は終了です。
貴重な経験を本当にありがとうござ

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絵描きの夢日記語り 1 〜魚(うお)〜

絵描きの夢日記語り 1 〜魚(うお)〜



 魚

あたしは水槽の中の魚

海は知らないことになってる

どうやらここで生まれて

どうやらここで生きてるみたい

音の無い世界

あたしの鰓の呼吸と

前世の心臓の鼓動だけが

魚のあたしの耳に干渉してる

あたしはあなたを観察してる

分厚い水槽ごしに感じる

困った顔、疲れた顔、悲しい顔

あたしが持ち得ない数多の種類の顔

笑った顔、驚いた顔、痛みの顔

あたしには選べない数多の気

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有料記事は書かない信念なので

有料記事は書かない信念なので

ネットに書いてない、境界性人格障害について

診断されたときは、暫く誰にも言えなかった
「人格障害」って、人間失格の烙印に思えた

まずは幼なじみに話し、それから母ヘ話した
去年、noteで告白したときは
半分、noteを辞めてしまって良いと考えていた

境界性人格障害の前触れは、加害恐怖症だった
外へ出るのも、生きているのも申し訳なく
肘の裏にある、大きな血管を刃で切りつけた
今でもケロイドにな

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