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ひよっこ精神福祉職?のつぶやき

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18年間事務職一筋だったOLが、ひょんな事から精神疾患や発達障害を抱える方を対象とする就労支援施設で働き始めた事で、考えたこと、気づいたことを綴ったマガジンです
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2021年3月の記事一覧

親になるのに資格は要らない。だからこそ、しばしば過ちが起こる。だから多少の過ちを当然あるものという前提の元、子育ては包括的に行われることが大切。だから周囲に助けを求める事は恥ずかしい事ではない。むしろ堂々と声を上げて欲しい。声がないと、助けたくてもなかなか気づいてあげられないから

「あざとい」と言われていた会社員が、就労支援施設でバイトしてみたら・・

最近、就労支援施設のスタッフとしてバイトを始めた。

今までデスクワークしかしてこなかったので、自分の机が無い仕事は手持ち無沙汰な時に戸惑う面もあるけれど、なかなか新鮮な感覚を味わっている。

私が今心掛けているもの私がいるところは、鬱病や統合失調症、身体の怪我、発達障害などで一般企業での就労が難しい人を対象に、無理のない時間で(1日2時間程度)軽作業をしてもらう施設。

私にとってこの業界は初め

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自分が就労支援施設で働いているから思うのかもしれないけど、この国は同調圧力があまりに強い。

なぜなら、もし生まれたのが日本でなければ障害者と分類されてないのでは?という利用者が何人もいるから。

精神障害者が生きづらい社会は健常者も生きづらい。
皆もっと余裕と多様性を持とうよ。

人は人に傷つき、人に癒される

人は人に傷つき、人に癒される

今日は、職場である就労支援施設で奇跡が起こりまくった1日だった。

✳︎奇跡 その1✳︎夜な夜な家で練習している成果が出始めたのか、私は最近着物の帯を結べるようになった。

今日もいつものように利用者さんと一緒に着物を着る練習をしていると、ある利用者さんが、私が帯を結びながら手順を解説する様子を動画に撮り、「これ見てお家で練習してきます!」と言ってくれた。実はこれ、利用者さんの病歴を鑑みると、なに

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一年前、再開したパラハラに耐えきれず調べた時の知識、結局権力に負けて潰れて体調を崩した経験、そして今の職場での経験。その全てを結集して臨んだ試験。回答速報では併願した両方で8割突破!

一年前の私よ、安心して!
タダでは転ばない。これが私の意地。
仇は未来の私が取ったぜ👍✨

カウンセリングなら50分等時間の区切りがある。でも就労支援施設の利用者さんは昼休みや終業後も打合せに勝手に参加してくる。「構って欲しい」「私は他の利用者と違う」との思いを汲みつついかに他の利用者さんのプライバシーを守り職員間で相談や連携を進めるか。これはこれで別の難しさがあるなー

人間関係を支えているものは、動物的欲求を満たすことで生まれる「余白」かも

人間関係を支えているものは、動物的欲求を満たすことで生まれる「余白」かも

全ての悩みは対人関係の悩みだと心理学者のアドラーは言う。では、健全な人間関係とは何だろう?

✳︎健全な人間関係とは?✳︎私が認識する健全な人間関係とは、考え方や状況や状態、外見や内面、才能、国籍、経歴など、個人を構成するあらゆる要素について、相手と自分との間に例え違うことがあったとしても、羨ましいと言って劣等感を持ったり、逆に見下したり、そういう上下関係を作るとか、変えようとしたり、何か意図をも

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苦労が財産に変わる瞬間

苦労が財産に変わる瞬間

パワハラに耐えきれずに去年辞めた13年勤めた会社は、福利厚生こそ良かったものの、完全に組織が機能不全に陥っていて、マネジメントが全く機能していなかった。

✳︎会社員時代の「なんで?」との思いから学んだあれこれ✳︎当時の私自身は派遣社員さんにお願いをするくらいで実際に管理職になる事は無かったけど、私はマネジメントの機能不全でとても苦労したから、その間自分なりにマネジメントについて沢山考えたし、自社

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