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社会

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2023年5月の記事一覧

生まれながらにモテる人とは

生まれながらにモテる人とは

世の中には、生まれながらにモテる人というのがいる。「生まれながら」はおおげさかもしれないが、 努力しなくても勉強ができる人がいるように、何の努力もなしに自然にモテる人というのがいる。

いわゆる恋愛強者というタイプで、人口の3割程度がこれ該当すると言われている。

恋愛強者は、思春期に入るとさしたる努力もなしに自然に異性と付き合い始めたりするんだけど、そういう人はぼくの見たかぎりでは、ルックスもさ

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天才が映画を見ないのはなぜか

天才が映画を見ないのはなぜか

「ギフテッド」という言葉を聞いたことがあるだろうか。

知能指数が130以上ある人がそう呼ばれるのだそうで、全人類のだいたい2%くらいが該当するといわれる。ちなみに知能の標準は100である。

ギフテッド(gifted)の文字通りの意味は「ギフトを与えられている人」ということで、この場合のギフトとは、お歳暮ではなくて、天賦の才能ということである。

ぼくは最近、ギフテッドに関するウェブ記事をよく読

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人間は歴史から何も学ばない

人間は歴史から何も学ばない

サイクルとは

「サイクル」とは循環という意味で、コトバンクによれば

とあるので、「ふたたび元の状態に戻るプロセス」が、サイクルだと言っていいだろう。わかりやすくいえば

のがサイクルである。

さまざまな「サイクル」

四季も「ある状態から一定の変化をたどり、再び元の状態に戻」っているのでサイクルである。

数学には循環小数というのがあるが、たとえばこういったものだ。

これも「1234」がく

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好きなものを好きと言えることが一番大事

好きなものを好きと言えることが一番大事

公明党と幸福実現党は、どちらも宗教がバックに付いた政党だが、性質はかなり異なる。

どちらの肩を持つ気もないのだが、外から見ていても両者は明らかにことなっており、公明党は良くも悪くも普通の政党だ。

公明党はボトムアップ

公明党では、各々の政治家が、支持者の意見をまとめて党に持ちより、ああでもないこうでもないと意見をぶつけ合って党の方針をとりまとめて、国会にもっていく。つまり

というボトムアッ

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こころが不安定なのは悪いことなのか?

こころが不安定なのは悪いことなのか?

こないだある人と話している時に

という話題になった。その人はいろんな年代の人とビジネス上の付き合いがあるんだけど、若い女性と組んで仕事をしたときに、その不安定さにまいったのだという。

若い女性のアルコール依存が増えている

それで思い出したけど、最近、若い女性のあいだでアルコール依存症が増えているのだそうだ。そういうネット記事を読んだのだが、ぼくも夜の繁華街を歩いていて、道端で酔いつぶれて寝て

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なにごとにもやる気が起きません。どうしたらいいのでしょうか

なにごとにもやる気が起きません。どうしたらいいのでしょうか

なにかを非難するときに「それは宗教だ」と人は簡単に言うけれど、じゃあその人がいっさい宗教チックなモノににかかわっていないかというとそんなことはない。

「宗教チック」という言葉でぼくがさしているのは「お正月に神社に行く」とかそういうレベルのことではない。お正月に神社にいくのは宗教チックなのではなくて

である。そういう本格的なヤツのことを言っているわけではなくて、

みたいなものことを言いたい。自

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あまりハードルの高いことを言わないように気をつけよう

あまりハードルの高いことを言わないように気をつけよう

ぼくはこないだある人から、酒の席で

と言われて、おもわず

と反射的に言い返してしまったことがある。

日頃からストレートにものをいうタイプではあるんだけど、面と向かってこんな失礼なことを言うほどおろかではないつもりだ。まして相手は10歳近く年上の人なのである。普段ならだまって受け流しただろう。

ただし、その人はあまりに周囲が見えていないことでかねてから定評があった。そのことでさまざまなトラブ

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下を向いて歩こう

下を向いて歩こう

世のなかには楽天的な人もいれば、悲観的な人もいるわけだが、さて、どちらの方がいいのだろうか。

これまでそういうことを考えたことがなかったし、だれかの意見を聞いたこともないんだけど、普通に考えれば、あまりに楽観的なのも問題だし、過度に悲観的なのも考えものである。つまり、適度に危機感を持っていたほうがいいが、あまり思い詰めてもロクなことはないというあたりが無難な答えなのだろう。

楽観的な人は悲観的

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介護の未来も出口が見えない。

介護の未来も出口が見えない。

「川崎老人ホーム3人転落死」事件で、昨日、被告が上告を取り下げて死刑判決が確定した。

この事件は、高齢者介護の根本にかかわる問題だったことと、物的証拠がなく、被告が無罪を主張していたことの2点が世間の注目を集めていた。このままなら最高裁まで行くと思われていたが、被告が上告を取り下げていたことが昨日わかった。これで死刑確定だ。

被告はメディアに対し

とのコメントを出している。

ぼくはこのコメ

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横の人に語って満足する・・

横の人に語って満足する・・

こないだ飲みに行ったときに、議論が白熱した末になぜか

みたいなことになったのだが、この吉本隆明とは「昭和の巨人」と呼ばれたあの詩人・思想家の吉本隆明氏である。

そのときに言ったことと同じなんだけど、自分としては彼を思想家として見ているという以上に、その「姿勢」みたいなところから影響を受けた。

「机の奥にしまっとけ」

具体的にどういう影響を受けたのかというと、たとえば以下のような言葉がある。

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会話に必要なのは「共通の話題」ではなくて「掘る力」

会話に必要なのは「共通の話題」ではなくて「掘る力」

同窓会あるある

同窓会にいって旧友に会ったりすると、最初のうちは昔話でもりあがるんだけどそのうち共通の話題がなくなってきて会話が成り立たなくなる、みたいな話をよく聞く。

ぼくも「それはその通りだよなあ」と、最近まで思っていたんだけど、ちょっと考えが変わってきた。

人と人がおもしろく会話するのに「共通の話題」なんかいらない。共通の話題なんかなくてもいくらでおもしろく話し続けられるものなのだと最

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好きで「好き」になったわけじゃない

好きで「好き」になったわけじゃない

手塚治虫さんのエッセイの中にたしか、

みたいなことが書かれていた記憶がある。息子というのは手塚真さんのことだろう。実際、今ウィキペディアの「手塚真」のページを開いてみると、

と書かれているのでぼくの記憶であっている。

ぼくも小学生の頃には『ブラックジャック』を『週刊少年チャンピオン』の連載で読んでいたし、『火の鳥』ももちろん読んでいるので、手塚治虫作品が優れているのはわかっているつもりだ。

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戦争がなぜ終わらないのか、または三人グループはなぜうまくいかないのか

戦争がなぜ終わらないのか、または三人グループはなぜうまくいかないのか

英語で3という数字は、マジックナンバーと呼ばれる魔法の数字だ。

元々キリスト教には「三位一体」という教義があるので、3という数字はそのあたりに由来しているのかもしれないが、そういうことは別にしても3という数字はみょうにすわりがいい。

日本にも「早起きは三文の徳」とか「三人集まれば文殊の知恵」とか、「三種の神器」などという言われ方がある。

プレゼンテーションや、またはこのnoteなどでも3つの

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「よく見る夢」が意味するもの

「よく見る夢」が意味するもの

こないだも夢について書いたような気がするけど、今日は「よく見る夢」が何を意味しているのか、ということを書いてみたい。

だれにでも「繰り返し見る夢」ってあると思うのだ。よくあるパターンとして

というのがある。この手の夢を、大人になってからも繰り返し見る人がわりにいるらしい。

ぼくはそういう夢は見ないんだけど、「文系から理系に変えて大学に入りなおす夢」を見ることはたまにある。まあ、それは置いてお

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