いなうらゆうま ( 稲浦悠馬 )

ITプログラマ / 映画 / 座禅

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記事一覧

科学的に証明されている脳と体に良いことBEST10 と各分野のおすすめ書籍紹介

脳と体には何が良いのか? 自分が今まで読んできた書籍の中からBEST10だと思うものを紹介する。 この中でほとんどの項目に共通するのは「現代人が自然と不足しがちかもの…

究極のミニマリズム構成でオフライン・スマホを持ち歩いてみた感想 ( デジタルデトックス × ヘルスケア )

最近自分は、予定のない休日にはスマホを持ち歩かずに過ごしている。 なぜなら最近かなりスマホ依存症気味で、それが憂鬱な気分につながっているかもしれず、悩んでいたか…

「メメント」 2024年 映画館リバイバル上映の感想文

「オッペンハイマー」「フォロウィング」に続いてクリストファー・ノーラン作品を観た。全て映画館で。これで3作目だ。 「フォロウィング」も「メメント」も最近、映画館…

真実はどこにある - 映画「マリウポリの20日間」

この映画は、まるで映画のような始まり方をする。フィクションなのに映画みたいだ。 「まるで現実かと思わせるぐらいリアルな演出の映画」とうものが世の中にはあるが、こ…

ブックオフで本を買うのはやめようと思った

ブックオフで本を買うのはやめよう。最近そう思った。 その理由は、なんとなく自分の本に対する愛着が減ってしまう気がする。あとは本の神聖さのようなものが汚れてしまう…

ゲームセンターで運動不足を解消して脳を鍛えよう

脳を鍛えるにはどうすれば良いか? 運動するのが良い。 古い常識には反するが、運動不足の現代人には特効薬だ。 「脳を鍛えるなら運動しかない」「スマホ脳」「最強脳」…

映画「異人たち」のネタバレ考察・映画感想文

・物語 とある男がいる。名前はアダム。 彼に対してある日、別の男が部屋まで来て誘いをかける。名前はハリー。 ハリーは「一緒に君の部屋で過ごさないか」とアダムを…

新書「最適脳」の読書感想文・レビュー

「スマホ脳」や「ドーパミン中毒」に続く系統の本。悪く言えばベストセラーに乗じてカバーデザインを合わせました的な本。 スマホ依存からの脱出のために補足書籍として読…

スマホ依存の特効薬。依存症研究の第一人者が書いた「ドーパミン中毒」の感想・レビュー

誰もがなんらかの依存症である現代人にとってものすごく重要な書だと思った。 特別版カバーの本書の帯には「スマホ脳」の著者が絶賛していると書かれている。 仮に読者が…

三井住友Oliveフレキシブルペイのアカウントランクは何が良いのか? 一般 VS ゴールド VS プラチナプリファードの比較 ( + SBI証…

これは2024年4月時点での記事。 ショッピング利用に対してのポイント還元額、それとSBI証券の積立投資還元に関してだけ比較して、他の諸々の特典のことは考慮していない。…

スマホを使わない休日のススメ - ドーパミン中毒からの脱出

今日、日曜日はノー・スマホデーと称してスマホを持たずに出かけてみた。 前々からずっとやってみたかったがなかなか実践できずにいたチャレンジだ。そこまでの勇気が出な…

小説「愚行録」の読書感想文、映画版との違い

小説「愚行録」 映画版の愚行録をサブスク配信で観て非常に面白かったので小説版も読んでみた。こちらも本当に良かった。 複数人物の口述形式の小説だ。なので物事の直接…

少女とスーパースターの恋 - 「プリシラ」 映画感想文

アメリカの学校に通う女の子がいる。年齢は14歳ぐらい。透き通るような綺麗な顔をしている。本当にまだ子供っていう感じ。 彼女は知り合いのツテで誘われてとあるパーティ…

カメレオン精神科医x発達障害の女の子 「うさぎのおやこ」 映画感想文

観てから改めて調べると映画の公式サイトもないぐらいのマイナー映画だったようなのだが、観て良かった。 発達障害の子供と精神科医とデリヘル嬢の物語とか、なかなかのレ…

こんな殺され方はしたくない 映画「毒娘」

・毒娘とは? ネーミング的には、毒親を反対に娘にしてみた語感。 世の中には色々なホラー作品があるだろうが、ほとんどは屈強な大人とか怪物とかゾンビが敵なんじゃない…

悪魔誕生 ー 「オーメン・ザ・ファースト」の映画感想文

・原題は「THE FIRST OMEN」 なぜ語順を逆にしたんだろう。たぶんその方が響きがカッコいいからだろう。 デラックスマツコっていう名前にするよりマツコデラックスの方が…

科学的に証明されている脳と体に良いことBEST10 と各分野のおすすめ書籍紹介

科学的に証明されている脳と体に良いことBEST10 と各分野のおすすめ書籍紹介

脳と体には何が良いのか?

自分が今まで読んできた書籍の中からBEST10だと思うものを紹介する。

この中でほとんどの項目に共通するのは「現代人が自然と不足しがちかものを補う」ということだ。

何かを新しく付け足すのではなく、足りないものを取り戻す必要がある。ガタガタになっているベースを立て直す必要があるのだ。

BEST1 . 運動不足の解消、活動量の向上

多くの書籍で脳と体のために良いこと

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究極のミニマリズム構成でオフライン・スマホを持ち歩いてみた感想 ( デジタルデトックス × ヘルスケア )

究極のミニマリズム構成でオフライン・スマホを持ち歩いてみた感想 ( デジタルデトックス × ヘルスケア )

最近自分は、予定のない休日にはスマホを持ち歩かずに過ごしている。

なぜなら最近かなりスマホ依存症気味で、それが憂鬱な気分につながっているかもしれず、悩んでいたからだ。

日常にマインドフルネスを取り戻すために、ここ3週間ほどは週1の「ノースマホデー」を作って過ごしている。

スマホ断ちの欠点

ただスマホ断ちをすると、スマホで歩数のカウントができなくなるのが大きな欠点だ。
iPhoneだと普段ス

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「メメント」 2024年 映画館リバイバル上映の感想文

「メメント」 2024年 映画館リバイバル上映の感想文

「オッペンハイマー」「フォロウィング」に続いてクリストファー・ノーラン作品を観た。全て映画館で。これで3作目だ。

「フォロウィング」も「メメント」も最近、映画館でリバイバル上映されていたのだ。

メメントは自分でも名前を聞いたことがあるぐらいの有名作だったので是非映画館で観てみたかったので、映画館のラインナップに並んでくれたのはちょうど良かった。

改めて、この有名作の感想を言うのは相当に蛇足な

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真実はどこにある - 映画「マリウポリの20日間」

真実はどこにある - 映画「マリウポリの20日間」

この映画は、まるで映画のような始まり方をする。フィクションなのに映画みたいだ。

「まるで現実かと思わせるぐらいリアルな演出の映画」とうものが世の中にはあるが、この作品は「まるで現実かと思わせるぐらいリアルな演出の映画かのように思わせるノンフィクション・フィルム」だ。

緊急事態、揺れるカメラワークの中で、兵士が喋り、ロシア軍の「Z」と書かれた戦車がやってくる。一見まるでゲームのCALL OF D

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ブックオフで本を買うのはやめようと思った

ブックオフで本を買うのはやめようと思った

ブックオフで本を買うのはやめよう。最近そう思った。

その理由は、なんとなく自分の本に対する愛着が減ってしまう気がする。あとは本の神聖さのようなものが汚れてしまう気がするのだ。

もちろん本の神聖さなんていうものは思い込みなのだが、自分がそう感じているということは、自分の感覚においては真実ということでもある。

人の感じ方というのは不思議で、全く同じ本でも買った場所、時間、タイミングによってかなり

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ゲームセンターで運動不足を解消して脳を鍛えよう

ゲームセンターで運動不足を解消して脳を鍛えよう

脳を鍛えるにはどうすれば良いか? 運動するのが良い。

古い常識には反するが、運動不足の現代人には特効薬だ。

「脳を鍛えるなら運動しかない」「スマホ脳」「最強脳」「最強脳のつくりかた大全」などの書籍で述べられているが、知能を伸ばすために運動が効果的なのは既に定説のようだ。

脳トレや認知トレーニングなんかより運動の方がずっと良い。

これは恐らく現代人はほとんど誰もが運動不足だからこそ成り立つ話

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映画「異人たち」のネタバレ考察・映画感想文

映画「異人たち」のネタバレ考察・映画感想文

・物語

とある男がいる。名前はアダム。

彼に対してある日、別の男が部屋まで来て誘いをかける。名前はハリー。

ハリーは「一緒に君の部屋で過ごさないか」とアダムを誘うがアダムはそれを断る。

だがまた再会の機会があり、アダムとハリーはだんだんと近づき恋人同士になるのだった。

これはまた別の話だが、アダムはとある夫妻を訪ねる。アダムと同年齢ぐらいの夫婦だ。

アダムを見て夫妻は「あの子だ!」と

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新書「最適脳」の読書感想文・レビュー

新書「最適脳」の読書感想文・レビュー

「スマホ脳」や「ドーパミン中毒」に続く系統の本。悪く言えばベストセラーに乗じてカバーデザインを合わせました的な本。

スマホ依存からの脱出のために補足書籍として読んでみた。

内容

だが、ほとんどの部分はすでに他の本で書かれていることを自己啓発チックに浅くまとめただけの内容だった。内容が表面的で浅く、あまりに人間というものを単純化し過ぎており、再現性に欠ける気がした。一口で言うといかがわしい。

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スマホ依存の特効薬。依存症研究の第一人者が書いた「ドーパミン中毒」の感想・レビュー

スマホ依存の特効薬。依存症研究の第一人者が書いた「ドーパミン中毒」の感想・レビュー

誰もがなんらかの依存症である現代人にとってものすごく重要な書だと思った。

特別版カバーの本書の帯には「スマホ脳」の著者が絶賛していると書かれている。

仮に読者がアルコール依存症のような分かりやすい依存症ではなくても、たとえばスマホに依存しているというだけでも読む価値はあるはずだ。

デジタルドラックはまだまだ世の中で認知されていないドラックだけに、

知らず知らずに日常生活が蝕まれていることも

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三井住友Oliveフレキシブルペイのアカウントランクは何が良いのか? 一般 VS ゴールド VS プラチナプリファードの比較 ( + SBI証券 積立投資 の例 )

三井住友Oliveフレキシブルペイのアカウントランクは何が良いのか? 一般 VS ゴールド VS プラチナプリファードの比較 ( + SBI証券 積立投資 の例 )

これは2024年4月時点での記事。

ショッピング利用に対してのポイント還元額、それとSBI証券の積立投資還元に関してだけ比較して、他の諸々の特典のことは考慮していない。

なお、この記事では便宜的にボーナスポイントや積立投資還元率の基準となる利用額を総じて「ショッピング枠」と呼ぶ。
( たとえば積立投資に利用した額自体は「積立投資の還元率」の計算基準とはならない )

この記事の結論

ショッピ

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スマホを使わない休日のススメ - ドーパミン中毒からの脱出

スマホを使わない休日のススメ - ドーパミン中毒からの脱出

今日、日曜日はノー・スマホデーと称してスマホを持たずに出かけてみた。

前々からずっとやってみたかったがなかなか実践できずにいたチャレンジだ。そこまでの勇気が出なくて試せずにいたのだ。

だが今日は何も予定のない手付かずの休日ということもあり、ついに実践してみた。

感想

やってみた結果としては、素晴らしいものになった気がする。兼ねてより自分はデジタルドラッグの罠にやられて精神生活に支障をきてし

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小説「愚行録」の読書感想文、映画版との違い

小説「愚行録」の読書感想文、映画版との違い

小説「愚行録」

映画版の愚行録をサブスク配信で観て非常に面白かったので小説版も読んでみた。こちらも本当に良かった。

複数人物の口述形式の小説だ。なので物事の直接描写はおろか主人公のセリフさえひとつもない。

たとえば「田中は歩き始めた」とかいう描写はまるでなくて、全ての文章が、主人公が話す相手の「俺はこう思いました。そういえば…」みたいなセリフで成り立っているのだ。かと言って戯曲や脚本でもない

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少女とスーパースターの恋 - 「プリシラ」 映画感想文

少女とスーパースターの恋 - 「プリシラ」 映画感想文

アメリカの学校に通う女の子がいる。年齢は14歳ぐらい。透き通るような綺麗な顔をしている。本当にまだ子供っていう感じ。

彼女は知り合いのツテで誘われてとあるパーティーに参加することになる。そこにはあのエルビル・プレスリーも来るというのだ。

親の反対にあいながらもパーティーに参加するプリシラ。そして当のエルビスとも直接話す。

なぜここでエルビスが出てくるのだろう?
「フォレスト・ガンプ」とかたま

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カメレオン精神科医x発達障害の女の子 「うさぎのおやこ」 映画感想文

カメレオン精神科医x発達障害の女の子 「うさぎのおやこ」 映画感想文

観てから改めて調べると映画の公式サイトもないぐらいのマイナー映画だったようなのだが、観て良かった。

発達障害の子供と精神科医とデリヘル嬢の物語とか、なかなかのレアなシチュエーションだ。

決して障害というテーマで堅苦しくなりすぎず物語としてシンプルに楽しめた。

・こども

あるシングルマザーの家庭に子供がいる。どう見ても子供に見えるが22歳らしい。名前はあきら。

彼女には発達障害がある。あと

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こんな殺され方はしたくない 映画「毒娘」

こんな殺され方はしたくない 映画「毒娘」

・毒娘とは?

ネーミング的には、毒親を反対に娘にしてみた語感。

世の中には色々なホラー作品があるだろうが、ほとんどは屈強な大人とか怪物とかゾンビが敵なんじゃないだろうか。

人間の小さな女の子が危険人物というのは珍しい気がする。

だからこそこの小さな子がどうやって周りの人間たちを狂わせて行くのかが見どころになる。そんな映画。

ちなみにしっかり物理的な毒も使う。ハチをたくさん集めてその毒を煎

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悪魔誕生 ー 「オーメン・ザ・ファースト」の映画感想文

悪魔誕生 ー 「オーメン・ザ・ファースト」の映画感想文

・原題は「THE FIRST OMEN」

なぜ語順を逆にしたんだろう。たぶんその方が響きがカッコいいからだろう。

デラックスマツコっていう名前にするよりマツコデラックスの方が格好良いみたいに。

・PG12

残酷系の映画だと思ったので恐る恐る観に行ったけれど、期待を裏切らずちゃんと残酷系だった。

目を背けたくなるような恐ろしいシーンがあった。

だけど怖いシーンを観ると一気に脳に血が巡る気

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