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モトコーミュージアム。あるいは文化発生装置としての高架下=ミミズ説
加古川の仲間でアーティストの岡本亮が、神戸の元町高架下(モトコー)を舞台になんだか面白そうなことをやり始めた。その名を「モトコーミュージアム」という。
老朽化が進んだ元町高架通商店街(モトコー商店街)の建物を、現存する”歴史資料”と捉えたミュージアム/ギャラリーを生み出すプロジェクトで、今後は地縁のあるアーティストによる作品制作や展示・インスタレーションを行うのだそうだ。
そのオープニングイベ
いわゆる退職エントリ/あるいは路頭に迷った野良編集者のキャリア論 #1
2023年4月1日。僕は九州産業大学芸術学部のソーシャルデザイン学科に、常勤教員(准教授)として着任した。
そもそも僕は大阪外国語大学&大学院で日本古代の服飾史を研究していたのだが、そこから編集者になることを志望。新卒で東京にある求人系の会社に就職した。
運良く編集部に配属されたことをきっかけに編集者のキャリアを歩み始めた後、東京ピストルへの転職・退職を経て福岡に引っ越し、今に至る(それらの経
アジアンハイウェイ#1
佐賀市内での打ち合わせを済ませ、佐賀大和インターから長崎自動車道に乗る。順調に鳥栖を越え基山付近を通過していると、車のナビが「福岡県に入りました」と無機質な、なのにどこか艶っぽい女性の声で告げた。そのまま太宰府方面から都市高速に入り、箱崎料金所を過ぎる。汐井浜橋から玄界灘を眺めていた目線を前に戻すと右側に緑色した高圧ガスコンビナートが、逆側に「AH1/ASIAN HIGHWAY」と書かれた標識の文
もっとみる地域の終活(ディレクターズカット版)
猛威を振るうコロナ禍で自宅作業がスタンダードになりつつあった4月の終盤。友人で元同僚の編集者(最近は文筆家?)武田俊くんからお誘いいただき、秋田の地方紙『秋田魁新報』の中の月イチ企画ページ「ハラカラ」の、リレー型連載コラム「ローカルメディア列島リレー」のバトンを受け取った(ややこしいね)。
『秋田魁新報』は秋田魁新報社が発行する秋田県の日刊新聞。「ハラカラ」は同紙で月に一度展開される特別企画ペー
△の会 #9|ゲスト:佐久間裕美子(文筆家)7/23(木)21:00〜|
アートプロデューサーの林曉甫、編集者・キュレーターの塚田有那、そして編集者の桜井祐の3人でスタートした「△(サンカク)の会」。なんやかんやで毎週続けることができ、気づけば次は9回目となります。ゲストはニューヨーク在住の文筆家・佐久間裕美子さんです!
7/23(木)21:00〜 Bound Baw チャンネルにて
△の会 #9 |ゲスト:佐久間裕美子(文筆家)
https://youtu.be/5C
△の会 #3|ゲスト城 一裕(研究者・アーティスト/九州大学准教授)6/11(木)21:30〜|
アートプロデューサーの林曉甫、編集者・キュレーターの塚田有那、そして編集者の桜井祐の3人でスタートした「△(サンカク)の会」。順調に回を進め、今夜無事3回目を迎えます。3回目のゲストは研究者・アーティスト/九州大学准教授の城 一裕さんです。
△の会 #3 |ゲスト:城 一裕(研究者・アーティスト/九州大学准教授)
https://youtu.be/ufP3yY4NDTk
僕は2016年の10月に
『TOmag』が佳境なんです。
次号、中野区特集号の発売は4/25。
お楽しみに。