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#80年代

パラリンピックによせて

パラリンピックによせて

映画とともに、イントロからアガる曲、「ST. ELMO'S FIRE(MAN IN MOTION)」。歌っているのは、「記憶喪失の男」としてデビューしたイギリス人ロック・シンガー、ジョン・パー(JOHN PARR)。
「記憶喪失」だなんて、もちろん誰も信じていないが、このジョン・パー、最初はソングライターとしてロジャー・ダルトリーやミート・ローフら大御所に曲を提供していた。84年に歌手デビューとな

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9月5日 The Great Pretender

9月5日 The Great Pretender

9月5日は親愛なるフレディ・マーキュリーの誕生日、存命なら78歳。
そのフレディ、生前のバースデーパーティーはすごかったらしい。
ある年、全米ツアー中のニューヨークに友人たちを招待、なんとコンコルドで送迎し、超一流ホテルのスイート全室を借り切って五日間続いたという。前夜祭、後夜祭どころの騒ぎじゃない約一週間のパーティーの費用は、総額約8000万円、シャンパンだけでも750万円!
別の年の誕生日には

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味なことやる・・・

味なことやる・・・

前回は「とんでもない飛行機野郎 ゲイリー・ニューマン、大冒険の巻~インド・スパイ容疑編」(そんなタイトルじゃない)をお届けしましたが・・・

そのゲイリー・ニューマン(Gary Numan)は、自伝「(R)evolution: The Autobiography」の中で、あのフレディ・マーキュリーにビッグマックを奢ってもらった思い出と、クイーンのメンバー全員が分別のある素敵な人たちだったこと、そし

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とんでもない翔んでる男?

とんでもない翔んでる男?

ゲイリー・ニューマン
70年代中盤にバンド、チューブウェイ・アーミーを結成し、UKチャートでNo.1を獲得。79年バンドを解散、ソロになってからもNo.1を獲得、15曲以上のトップ40ヒットを記録している80年代初期ニューウエィヴ/エレポップ・ムーヴメントの立役者。ファッションアイコンとしても有名で、日本ではPARCOのCMに出演して話題に。

本業で最新鋭の楽器を導入するゲイリー、プライベートで

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改名と名声

改名と名声

非常に濃い80年代を過ごし、著しい変化、成長を遂げたロッカーといえば、ジョン・クーガー・メレンキャンプ。名前が変わった以上に境遇も考え方も変わった。
1951年10月7日、インディアナ州セイモア生まれ、10代半ばでバンドを組み音楽活動を始めたという、まるで自身が作る歌のような青春時代。
17歳で結婚し、家族を養うために一度は音楽をあきらめたものの夢を捨てきれず、24歳の時、デモテープを持ってニュー

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1980年 禁断の青

1980年 禁断の青

一時代は、綾瀬はるか、川口春奈、中条あやみなどアイドル女優の登竜門であり、キャンペーンソングも大ヒット、今の時代では、夏は青春ドラマのようなCMとアニメ映画のようなCM、冬は吉田羊と鈴木梨央演ずる親子のCMとその親子が歌うカバーソングも話題になる、ごくごく一般的な飲み物として定着しているポカリスエット。
そのポカリスエットは有名な80年代の発明品で、あの聖子ちゃんと同じく1980年4月1日にデビュ

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平成元年 真夏の出会い

平成元年 真夏の出会い

印象に残っている“夏歌”で毎年聴きたくなる曲がある。

YELL!~16番目の夏~(井上昌己)

1989年リリース。甲子園大会のベンチに入れるメンバーがまだ15人だった頃の曲で、「熱闘甲子園」の挿入歌、地方予選版「速報!甲子園への道」のエンディングテーマ曲だったかな。
私はこの年、社会人一年目。高校野球は休日しか見られないような時期で、それこそ「熱闘甲子園」でチェックする程度だったが、この曲は印

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夏の日の少年

夏の日の少年

夏本番、学生は夏休み真っ最中。夏休みで思い出したのが、高校生の頃、ギターのソフトケースを肩に掛け、アンプをチャリンコや原チャリの荷台にくくりつけて、いそいそとバンドの練習に通った夏休み。普段の練習は、日曜や祝日なんだけど、夏休みは平日も練習できるのだ。

今でこそソコソコの楽器がリーズナブルな値段になってきたし、スタジオも料金も昔とあまり変わってないみたいだけど、私たちの頃ってバンド人口が少ない頃

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平成最初の夏

平成最初の夏

昭和が終わり、平成となった1989年、社会人1年目、バブル絶頂の東京で働いていた。
前年は、晴れ間と激しい通り雨の繰り返しという冷たい夏だったが、この89年から夏の暑さのレベルが変わったのが記憶が残っている。
ビルに囲まれ、風が抜けず、クルマの排気ガス、エアコンの室外機からの熱風がこもった、暑い暑い東京から離れて、涼しい田舎へ行きたいなぁと思いながら、夏休みを待っていた。
実家から通っていたので、

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80'sアイドル「サブスク謎ヒット(何故か再生数が多い)曲」ランキング

80'sアイドル「サブスク謎ヒット(何故か再生数が多い)曲」ランキング


実は、アイドルオタクの私も――いや、アイドルオタクだからこそだろうか。

「80年代アイドルPOPS」。
聴くと元気が出るものだから、まるで依存症のようにこれまでに繰り返し繰り返し聞き過ぎて、もはやそこに新鮮味は感じられなくなってきているという面は、多少あるにはあるのである。
(だって!かれこれ40年以上聴き続けている曲とかあるわけだからさ!!笑)

――シングル曲やタイアップ曲まではもう、ヒッ

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ガールズ・バンドの宿命か

ガールズ・バンドの宿命か

一昨日BS朝日の「ベストヒットUSA」タイムマシーンのコーナーでバングルス "The Bangles"が取り上げられていた。
バングルスは、スザンナ・ホフス、ヴィッキーとデビーのピーターソン姉妹、アネット・ジリンスカスの4人によりロスで結成された、言うまでもない80'sのガールズ・バンドの代表格である。
81年「バングス “Bangs”」名義でシングル「Getting Out Of Hand」をリ

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最強とは何ぞや!?

最強とは何ぞや!?

「50代男性が選ぶ 最強だと思う「松田聖子のシングル曲」ランキングTOP30!(※2024年最新投票結果)」を見ると、上位10曲は・・・

瞳はダイアモンド

赤いスイートピー

チェリーブラッサム

青い珊瑚礁

夏の扉

天使のウィンク

SWEET MEMORIES

蒼いフォトグラフ

風立ちぬ、Rock’n Rouge

・・・という結果に。

前回の話が「瞳ちゃん、お茶!」で終わったの

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音楽と商品の相乗効果

音楽と商品の相乗効果

私の80's Musicアーカイブには、60年代、70年代の曲が何曲か入っている。80年代に映画、テレビドラマ、再放送などでリバイバル、再リリースされた曲や、有名なシンガーが亡くなったのをキッカケにリバイバル、再リリースされた曲、CMに使われてリバイバル、再リリースされてヒットした曲などである。
中でもイギリス、UKチャートは、リバイバル、再リリースからのトップ100入りが多い、ヒットの宝庫。特に

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バカという名のもとに

バカという名のもとに

二十歳を超えて、中学からの友達七人を核にプラス何人かのゲストで飲み会を開くようになった。その名も“バカ会”。
飲み会をやる店も駅の近くの二軒にだいたい決まっていて、特に成人式が過ぎたあたりからは月イチか、ブランクが長くても二か月に一度のペースでやっていて出席率も高かった。
男五人、女二人、計七人。男女の比率は違うが、男女七人夏物語。いや、秋物語か?どっちでもいいや・・・

なぜ“バカ会”と名づけた

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