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80'sアイドル「サブスク謎ヒット(何故か再生数が多い)曲」ランキング

シングルA面でもタイアップ曲でもない、
B面やアルバムの曲であるにもかかわらず、
やけに再生数の多い80年代アイドルPOPSを
「大発掘」調査!
――その再生数に基づき
ランキング形式で一覧にしました。


実は、アイドルオタクの私も――いや、アイドルオタクだからこそだろうか。

「80年代アイドルPOPS」。
聴くと元気が出る
ものだから、まるで依存症のようにこれまでに繰り返し繰り返し聞き過ぎて、もはやそこに新鮮味は感じられなくなってきているという面は、多少あるにはあるのである。
(だって!かれこれ40年以上聴き続けている曲とかあるわけだからさ!!笑)

――シングル曲やタイアップ曲まではもう、ヒット曲はもちろん、そこまでいや全然ヒットしていない不発モノまで、つまり「逃さず」「隈なく」、いや~、大量にっ!何度も何度もっ!聴いてきてしまいました。(やめられない。中毒。笑)

が、しかし。

「未聴の80年代アイドルソング」自体は、まだサブスク上には大量にあるわけです。
――そう、こんな「80年代アイドルPOPS狂」の私ですら、ノンタイアップのアルバム曲やB面曲などに、なんだかんだ言ってもまだまだ未聴曲はあるにはあるんです。

と、いうわけで、最近その「大量の未聴楽曲」を初めて聴いたり、あるいは、かつて一回くらいしか聴いていなかった曲をずいぶん久しぶりに聴き直したり等々をしているわけなのですが。
(80年代音楽を新鮮に感じる瞬間!)(サブスクってやっぱ便利ね!)

とはいえ。
今度は、未聴曲もサブスク上では大量に「あり過ぎて」、つまり「どこから手を付けていいのだろう?」と迷ってしまう問題が出てきたわけであります。
(ずいぶんとまあ「贅沢」な悩みですこと!笑)

ならば――その中でも「理由は知らんが何故かやけに」サブスク上の再生数が多い曲から、まずは聴いてみればいいんじゃない?と思い立ちまして。

今回の企画はこちらです!

「意外と」再生数の多い曲
80年代アイドルPOPS
「サブスクヒット」を探そう!

あるんです!
並みいる当時のヒット曲を凌ぐ再生回数の「サブスク上の謎ヒット曲」というのが!

――そういや以前のこちらの記事で、私はこんなことを言ってもいたのだった。

後日これは別記事で書こうと思っていることなんですが、その歌手の「再生回数が多い曲」――大抵そこは、有名な曲とかヒット曲とかが多くなるものなのだが――の中で「あれ?なんでこんな知る人ぞ知るなアルバム曲が上位に入っているんだ?」というようなことが結構見受けられるのです。

その場合のそれは「80年代当時も聴いていて現在に繰り上がったリスナー」よりも、「ヒットしていた当時の情報を知らない方々(昨今から聴き始めたリスナー)」が、音源アーカイブのみから、耳のみで、発見・発掘してくれた可能性が高いのかな?と。
(無論、その中には、例えばNight Tempo氏等が取り上げてくれて広まった曲なども多く含まれるわけですが。)

これは面白いので、いずれリスト化でして必ず一記事にまとめたいと思います。

ハイ!みんなお待たせっ!今回その約束を果たしますよ!
(って誰もそこまで待ってねーよ!笑)


と、いうわけで、まずはこちらのスクリーンショットをご覧いただきたい。

こちらは菊池桃子氏のSpotify人気曲(現時点での再生数が多い順)TOP10なのであるが。
なんとアルバム曲が、10曲中5曲を占める結果になっているのである。

無論、桃子氏のシングルヒット曲数は10曲は優に越えており、ここには売上枚数30万枚越えの「雪に書いたLOVE LETTER」も「BOYのテーマ」も、20万枚越えの「夏色片想い」も「Broken Sunset」も入っていないのである。

そんなビッグヒットシングル曲を押しのけて、ランクインしているアルバム曲。

※ちなみに、以下、本記事内では
・データは、2024年7月14日~22日調査(同一歌手のデータは同日内に調査しました。)
・( )内は累積再生回数
・順位表記のある曲は、Spotify今現在の人気曲TOP10内の順位
・但し今記事楽曲リストは「Spotify人気曲の順位」ではなく、調査した「累積再生回数の多い順」表記
となっております。

【菊池桃子】

1位「Mystical Composer」(3,330,789)
3位「Blind Curve」(1,940,654)
2位「Adventure」(1,847,742)
7位「Ocean Side」(1,233,082)
5位「Night Cruising」(1,132,845)

上記どの曲も、タイアップ等これまでに付いたことはない。

で、
何故、桃子氏の「Spotify人気曲TOP10」に、このような「異変」が起きているのかをまずは検証してみたいと思う。

例えば、こちらの記事などを参照すると、こういった現象が起こる主な要因は

・世界的シティポップブーム(日本以外の会社による、アルバムの再アナログ化なども)
海外アーティスト(桃子氏の例で言えばRainych氏など)によるカバー
世界各地のDJなど(80年代アイドルPOPSでの代表例で言えばNight Tempo氏など)によるリエディット

等々とみられ、それらの作用・影響等によって「謎に再生回数が多い曲」が生まれているものと考えられる。


そして、桃子氏のその他(人気曲TOP10に入らなかった)、ノンタイアップのアルバム曲・B面曲で再生数の多い曲はこんな感じである。
(桃子氏がボーカルを務めたバンド、RA・MU時代の曲も含めてみます。)

〈参考〉ー 「OVERTURE」(813,682)
※AL『ADVENTURE』収録のインスト曲
RA MU2位「Rainy Night Lady」(485,822)
ー 「Good Friend」(336,641)
ー 「雨のRealize」(324,515)
RA MU3位「夏と秋のGood-Luck」(312,242)
ー 「波になりたい」(312,164)

ー 「赤い稲妻」(247,168)
ー 「Tomorrow」(198,891)
ー 「LAST RUNNER」(150,602)
ー 「Alfa Flight」(146,705)
RA MU6位「One and Only」(139,058)

で、
気になる各曲の収録アルバムは、上記のような各アイドル毎の楽曲タイトル一覧の後に添付しているプレイリストをご参照いただければ!
なるべく
(のちに収録されたコンピレーション盤等ではなく)初収録されたオリジナル作品のほうで表示されるように作成しております!

※ちなみに桃子氏の場合は、作者である林哲司氏がセルフセレクションした作品集も最近リリースされているので、私が作るプレイリストなんぞより、こちらを試聴いただくほうがいいかも?ですね。(笑)


それにしても!いや~、これはなかなか!
これはもう桃子氏だけではなく、80年代を代表する各アイドルについてこうした「サブスクヒット」を調べてみると面白いのでは??

と、いうわけで「大発掘調査」開始を宣言いたします!
――みんなが呆れるほど、何なら厭ってほど、掘り返しまくっちゃうぞっっ!
(つまり、かなり「しっかり目の」発掘調査な。)
(いつものな――ここからの「オタクの執念」に注目な。笑


※ちなみに、今回の調査対象「80年代を代表するアイドル」の方々は、以下のこの記事で上位15位までに入った方々にしてみました。
どなたもヒット曲やタイアップ等で有名な曲は、確実に10曲をはるかに上回ってある方々ばかりです。

まずは、桃子氏と同様に、「Spotify人気曲TOP10」に、ノンタイアップのアルバム曲やB面曲が食い込んでいる方々から。
より上位に食い込んでいる方から順にご紹介していきます!

※タイアップ付きだったアルバム曲やB面曲、両A面曲、また他アーティスト・セルフ問わず有名な曲のカバー、それらは基本的に今回は「対象外」としましたが、〈参考〉情報として一部の曲は記載し、また各アイドルについて作成したプレイリストにもその一部の曲は含まれております。



【斉藤由貴】

3位「Yours」(1,397,431)
7位「ストローハットの夏想い」(825,179)
ー 「フィナーレの風」(500,793)
6位「お引越し・忘れもの」(477,249)
〈参考〉8位「AXIA~かなしいことり~」(432,217)
ー 「感傷ロマンス」(262,594)
ー 「青春」(256,228)
ー 「水の春」(223,361)
ー 「石鹸色の夏」(202,271)
〈参考〉ー 「予感」(137,603)
ー 「誰のせいでもない」(128,654)
ー 「コスモス通信」(112,002)
ー 「SORAMIMI」(105,578)
ー 「Side Seat」(95,778)
ー 「眠り姫」(87、568)
ー 「少女時代」(82,695)
ー 「いちご水のグラス」(72,994)
ー 「ホントのキモチ」(71,557)
ー 「雨のロードショー」(70,968)

あっ!お気づきですかっ?
(いや、多分誰も気づいてないぞ。笑)

そうなんです、「Spotify人気曲」10位までに入っている場合はいいのですが……10位内に入っていない曲については(「人気曲」は今のところのSpotifyの仕様だと10位までしか表示されないので)、各リリース作品ごとに表示される累積再生回数を調べ、それに基づき自分で順位を付けるしかないんですっ!
……私、それをいちいち調べてこうしてリストアップして、プレイリストまでお一人お一人作成してきたんですっっ!!!
(「オタク特有の執念」が凄すぎる!よくやった!)
(……と、自分で自分をほめるしかない!笑)

(ま、そんな「余談」はさておき、笑)
1stAL『AXIA』からの曲が多い。
これはなかなか、斉藤由貴ファンも予想外な「サブスク人気曲」の結果になったのではないでしょうか??
――うーん、必ずしもこれらの曲って、80~90年代「当時の」斉藤由貴ファンの間での人気曲って感じでもないと思うんですよねえ。
かと言って、特にAL『AXIA』から浮上してきたいくつかの曲は、そこまで今どきの若い方々にウケそうな曲調でもまたないしなあ。
(――スミマセン、概して、今記事では「謎ヒット」の「謎」は「謎」のまま、というパターンばかりとなります。笑)
1stの頃の曲って、それこそ「周囲が」斉藤由貴をどう売り出していくか試行錯誤段階の作品群で、「由貴氏ご本人が」いよいよ動き出していくのは、2ndALから徐々に、という気もして……つまり何が言いたいかというと、「斉藤由貴らしさ」はむしろ後のほうのアルバムに色濃く抽出されている場合が多いんだよなあ、と。つまり、後にいくに従ってそうなっていく「斉藤由貴その人が凝縮された作品群」こそが、この人の場合は面白いのになあ(――というこれは、所詮私個人の「感想文」に過ぎませんね、ハイ、気をつけます。笑)

とはいえ、「Yours」が、「サブスク謎ヒット」として頭一つ抜け出しているのは、なんとなく頷けます。――うんうん、「昨今からのリスナーの皆様」の耳にもウケそうな「今どきの」曲調ですしね。
当時はその収録アルバム『LOVE』(91年リリース)もそこまでは売れなかったので(でもいいアルバムだと私は思ったもので)、「Yours」以外の曲も何曲かこのアルバムから入っているし、「今頃評価された」(こういうのこそサブスクならでは!
!)というのは、いや~、つくづくファン冥利に尽きるというものですねっ!!と。(いや、私は何もしてません、単に一個人的に聴き続けていただけです。笑)


【中森明菜】

さて、明菜氏の80年代中の作品は困ったことに、何度かリマスターされているそれぞれが「別個の作品」として再生数がカウントされていることが多く。(但しごく一部の曲だけ、例えば「OH NO!OH YES!」等々は、合算されているんだよな……そうなると逆に何で他の曲は合算されずに数字が分かれているんだろう?ともなる。つまり「曲によって合算されていたりされていなかったり」というこの現象は何故おきるのか??)(というわけで、「謎」は「謎」のままです。笑)
加えて、何度も(つまり何作品も)コンピレーション盤が90年代以降も後々まで出されていて、で、それもまた別作品扱いで再生数が各々でカウントされている場合も多々あり……ぜ~んぶを合算するのはさすがに難しかったので、90年以降に組まれたベストやコンピ盤の再生数までは合算しませんでした。
なので、明菜氏のみ「あくまで目安としての再生回数とランキング」だと思って見ていただけたら幸いです。
(でも、ランキング自体はそこまで変わらないとは思います!)
※一例として、ベスト盤の「メモワール」とオリアルは合算してみました(無論、リマスター版がそれぞれ別カウントされていればそれも合算)……が、もしかこのベスト盤がオリアル版とは微妙に別ミックスとかよく聴くとボーカル一部分録り直しとかあって「別曲と言えるのでは?」という意見があっても、ゴメンナサイ、そこは見逃して!(私は聴いても判らなかったから!!笑)(でも多分合算されている作品同士は少なくとも同音源のはずだよね?……と、言いつつも、一概にそうとも言えないのかな?……うーん、調べてみたけどやっぱそこらへんのカウント基準はわからなかった!!笑)

5位「OH NO!OH YES!」(3,935,977)
ー 「キャンセル!」(966,203)
ー 「あなたのポートレート」(921,427)
ー 「ヨコハマA・KU・MA」(858,026)
ー 「Bon Voyage」(702,998)
ー 「忘れて・・・」(685,843)
ー 「LA BOHEME(ラ・ボエーム)」(638,602)
ー 「約束」(548,045)
ー 「少しだけスキャンダル」(517,901)
ー 「瑠璃色の夜へ」(471,430)
ー 「Tシャツサンセット」(378,092)
ー 「駅」(361,100)
ー 「ロマンティックな夜だわ」(356,390)
ー 「イマージュの翳り」(342,350)
ー 「ミックジャガーに微笑みを」(293,957)
ー 「アサイラム」(290,871)
ー 「条件反射」(270,160)
ー 「赤のエナメル」(293,051)
ー 「FIRE STARTER」(222,192)
ー 「ダウンタウンすと~り~」(212,597)
ー 「まぼろし」(201,594)
ー 「La Vida」(194,774)
ー 「銀河伝説」(189,441)
ー 「脆(もろ)い午後」(174,143)
ー 「涙の形のイヤリング」(167,496)
ー 「October Storm-十月の嵐ー」(163,419)
ー 「アバンチュール」(147,878)
ー 「A型メランコリー」(147,159)
ー 「予感」(146,616)
ー 「月夜のヴィーナス」(143,705)

そうそう、
今回の記事では基本的に「カバー曲の場合ならば」リストに含まない(あるいは〈参考〉とする)ルールなのですが。
(明菜は「歌姫」シリーズでカバーアルバムも相当数リリースしており、で、そっちはそっちで結構再生数が伸びていたりする。――それはそれでまた別記事で特集してみたいけれども。)
(話を戻して、)
――で、
この【上級者編】記事をご覧いただいている皆様なら、とっくに、ご存知のことかとは思うのですが。

「OH NO!OH YES!」も、「駅」も、
「初出バージョン」は、
明菜サマのこちらですからア(以下ビブラート)あぁァぁァッ!!(知ってますよね?ね?)
――いやいや、もちろんね、作ったのは竹内まりや氏です、そんなことはアタシだってとっくの昔というか80年代当時から存じ上げておりますし、ま、そっちのバージョンで「駅」はシングルカットされたりもしております、が……しかし、元々は「明菜への提供曲」として生まれた曲だったんですから!
つまり!「元々」は!
「オリジナル」はこちらなんです!!
Y下T郎氏が「明菜バージョン」について何と言おうとも!(提供した先でその歌手がどう歌おうと、それに難癖つけるのはどうかと私は思うぞ!それも相当後から「昔話的に」自分たちの味方が多いであろう場所――自分たちのベストアルバムの「ライナーノート」で言及するなんて、なんかちょっと意地が悪いと思うわ。そもそも『CRIMSON』は明菜のアルバムであって、あんたのアルバムじゃねーんだよ!)
とにかく!
曲の作者が「後から」セルフカバーして、そっちのほうがこっちより若干有名になろうとも!!
「原曲は、」こちらな・の・でっ!!!
(「!」マーク連発でいいかげんうるせーよ。笑)
※と、いうわけで、「謎ヒット」という趣旨からは外れますが、一応上記の「サブスクヒット」一覧には入れておきましたよ。

いつかの記事でも書いたが、AL『CRIMSON』の竹内まりや氏提供曲以外は、80年代前半のアルバム曲が概して再生数が伸びている明菜氏。
(15万枚以上で切ると、2010年代リリースのオリジナルアルバムからの曲も入ってきてくれるのだ――が、しかし、)
個人的には、明菜セルフプロデュース色がますます濃くなった、80年代後半とそれ以降、つまり90年代と2000年代も含め――シングルA面だけじゃなくてアルバムやカップリング曲もまた面白いから――そっちをもっともっと聴いてもらいたかったりもする。(このプレイリストの中なら「FIRE STARTER」とか。)
(でもこれ、別記事でも話したことでしたかね。……同じことを!いいかげんクドイよ!笑)

とはいえ、単なる「偶像(アイドル)」という存在はとっくの昔に通り越してしまって、もう「今」や、いえ、その「現在に至る歴史」ごと唯一無二――中森明菜は中森明菜としてしか語れない――そんな存在になっていることは、誰もが認めるところなのではないでしょうか。



【本田美奈子】

5位「TOKYO GIRL」(475,157)
ー 「恋人失格」(132,594)
ー 「NOVEMBER SNOW」(55,002)
ー 「LET’S START AGAIN」(49,017)
ー 「暗闇に緋いドレス」(48,793)
ー 「HARD TO SAY"I LOVE YOU"」(36,000)
ー 「If…」(35,712)
ー 「キャンセル」(34,355)
ー 「ドラマティック・エスケープ」(28,453)
ー 「Sold out」(25,732)
ー 「ハーフムーンはあわてないで」(24,766)
ー 「M‘」(24,087)
ー 「マリオネットの憂鬱」(23,100)
ー 「APERITIF」(22,208)
ー 「今夜はビートに乗れない」(21,569)

4万回以上と特に再生数が伸びている5曲で検証してみたい。
2番目に入った「恋人失格」は、デビューシングルのB面の、メジャーコードど真ん中アイドルPOPS。
「LET'S START AGAIN」は全編英語詞アルバムからの、80年代洋楽テイスト溢れるミディアムテンポのナンバー。
残りの3曲はいかにも美奈子らしいマイナーコードのアップテンポナンバー。
と、支持される曲も様々に分かれる。
後々、クラシックやミュージカル曲等、それ以外にも様々な曲調の作品にチャレンジしリリースしていくわけであるが、いやいや、スタート期からもっと冒険していろいろチャレンジしてもらったほうが(ハウスでもレゲエでも民族音楽でも何でもね)、きっともっと面白かったと思うのだよなあ。



【おニャン子クラブ】

普通に「おニャン子クラブ」名義の曲だけでカウントするのも面白くないので、工藤静香氏以外の「おニャン子クラブ出身アイドル」全て対象として、調査してみました。(クラブ解散後のデビューの方も含む。)

※おニャン子クラブ→「おニャン子」と略
※うしろゆびさされ組→「うしろゆび」と略
※おニャン子名義のアルバム収録曲で、単独ソロ曲のみ、ソロ名義で表記しました。二人以上でボーカルをとっている曲は「おニャン子」表記です。

累積再生回数20、000回以上
ノンタイアップの、アルバム曲とB面曲一覧

おニャン子6位「真赤な自転車」(203,785)
河合その子7位「雨の木」(117,003)

渡辺満里奈4位「Run Or Hide(feat.Marina watanabe)」 (89,871)
※Night Tempo氏のアルバムに収録されているが「新曲」で、且つシングルカットされているわけでもないようなので、このリストには入れてみました。
高井麻巳子8位「夕暮れのピアノ」(76、058)
高井麻巳子6位「こわれかけたピアノ」(75,981)
河合その子8位「シャングリラの夏」(66、423)
内海和子 ー 「シーサイド・セッション」(66,303)
※おニャン子クラブ名義アルバム収録のソロ曲
おニャン子ー 「夏休みは終わらない」(65,680)
生稲晃子 1位「オ・メ・デ・ト・ウ!」(58,420)
河合その子10位「恋のチャプターA to Z」(50,687)
おニャン子ー 「新・新会員番号の唄」(49,493)
※この「新・新」のみおニャン子のオリアル収録だからサブスク公開されたけど、「会員番号の唄」「新・会員番号の唄」のほうはサブスク公開ナシなのか。……吉沢秋絵氏も近年にCDで復刻されたオリアル1作品しかサブスク公開されていないし、フォーライフレコードからリリースの作品は、若干サブスク化に漕ぎ着けるのが難しいということなのかな?
高井麻巳子2位「十月の旅人」(46,212)
高井麻巳子9位「汚れなき悪戯」(45、695)
河合その子ー 「サイレント・リベンジ」(44、215)
おニャン子ー 「アンブレラ・エンジェル」(43,789)
ゆうゆー   「あんちょこ抜きのラブソング」(41,294)
福永恵規5位 「ハイパー・ラッキー」(36,363)
渡辺満里奈ー 「好きじゃないけど愛してる」(34,946)
河合その子ー 「ときめき」(34,603)
河合その子ー 「愛のImmigration」(34,387)
河合その子ー 「雨上がりのシルエット」(34,131)
おニャン子ー 「星占いで瞳を閉じて」(32,773)
生稲晃子 5位「Jealousy In The Night」(32,536)
河合その子ー 「愛の中ひとり」(32,213)

河合その子ー 「やさしさなんていらない」(30,700)
おニャン子ー 「LIKE A CHERRY BOY」(29,638)
生稲晃子 4位「北斗七星の夜」(29,280)
河合その子ー 「プリズム」(28,257)
河合その子ー 「緑のポインセチア」(27,957)
〈参考〉城之内早苗5位「冬隣」(27,923)
※元はちあきなおみ氏の曲でそのカバーなので、今回の調査では対象外なのだが、ちあき氏の作品としてもシングルカットされている曲ではないので、この一覧には入れてみました。
我妻佳代 1位「Mr.Dreamer」(27,750)
うしろゆびー 「SE・KI・LA・LA」(26,364)
福永恵規ー  「LINDA」(26、112)
※おニャン子クラブ名義アルバム収録のソロ曲
渡辺満里奈ー 「八月最初の水曜日」(26,006)
河合その子ー 「Hillsideの青空」(25,709)
おニャン子ー 「早すぎる世代」(25,262)
ゆうゆー   「時計じかけの片想い」(25,204)
おニャン子ー 「いじわるねDarlin’」(24,585)

河合その子ー 「Libra」(24,369)
渡辺満里奈ー 「ダンスが終わる前に」(23,358)
渡辺満里奈ー 「EVERGREEN」(22,030)
おニャン子ー 「夏のクリスマス」(22,379)
おニャン子ー 「ポップコーン畑でつかまえて」(21,458)
国生さゆりー 「恋はRing・Ring・Ring」(21,423)
おニャン子ー 「シーッ!愛はお静かに・・・」(20,948)

以下、おニャン子クラブ感想です。

・やはり、ノンタイアップのアルバム曲とB面曲だけに限定して一覧にすると、おニャン子メンバーの「当時の人気」より「今現在の人気」が測れる気もする。

・「真っ赤な自転車」「終わらない夏休み」はアルバム曲だが、看板番組「夕焼けニャンニャン」等で何度も歌唱披露されており、明らかに当時からの「人気曲」なので、今回の「謎ヒット」の主旨とは相容れない……けど、ノンタイアップのアルバム曲だから、ルール通りにやはり入れてはみました。

・意外と(と言っては失礼だが)演歌の城之内早苗氏、大健闘。(演歌リスナーにもサブスクって結構利用されているのだな。)

・やはり吉沢秋絵氏や渡辺美奈代氏など「オリアル1枚だけ」あるいは「ベスト1枚だけ」だと、アルバム曲やB面曲も伸びない。(ま、不利だよな。)(そんな中で、我妻佳代氏は大健闘かと。)
 また、ゆうゆは「大全集」(全曲収録コンピレーション)が折角サブスク化されているのに、その大全集だけアーティスト名義が「ヴァリアス・アーティスト」と登録されているせいか、普通のやり方で検索しても出て来なかったりする。(だからここにしか収録されていない複数枚に渡るオリアルの収録曲は全然再生されていない状態。――なんだかもったいないなあ。)

ちなみに↓これなのだが。

で、
おニャン子クラブソロやユニット全対象で調べ始めたら、2万回再生以上と限定しても、意外と曲数多くて。
――大仕事だったわっっっ!
(こんなにアルバム曲が聴かれているとは思ってませんでした!!!笑)



【荻野目洋子】

〈参考〉2位「LAZY DANCE Non Stop Mix ver」(1,783,812)
7位「LAZY DANCE」(605,137)

〈参考〉8位「男と女」(848,202)
〈参考〉ー 「ヴィーナス」(456,278)
※長山洋子版とは歌詞違い。
 「IS IT TRUE?」(English Version)(227,751)
ー 「IS IT TRUE?」(日本語Version)(226,293)
〈参考〉ー 「NONSTOP DANCER」(181,201)
ー 「夏のステージライト」(124,194)
〈参考〉ー 「Melting Point」(120,682)
〈参考〉ー 「CHA-CHA-CHA」(102,411)
※石井明美版とは歌詞違い
〈参考〉ー 「スロープに天気雨」(92,365)
― 「入り江に帰るヨットのように」(86,424)
ー 「D2D」(85,415)
ー 「涙しか見えない」(82,356)
ー 「246プラネット・ガールズ」(72,476)
ー 「真夜中のストレンジャー」(56,206)
ー 「ひと夏だけの天使」(52,198)
〈参考〉ー 「ホット・スタッフ~恋のかけひき~」(52,150)
ー 「月曜日のマリーナ」(50,257)
ー 「パームトゥリー・キャンドル」(45,660)
ー 「ビーチボーイズを止めないで」(41,130)
ー 「YOU TAKE IT ALL AWAY(日本語Version)」(40,481)
ー 「Joanna」(39,253)
ー 「哀しきヘアピン・サーカス」(37,694)
ー 「I Know You」(36,486)
ー 「ビーチ・ドライブ」(34,778)
ー 「恋しくて」(34,111)
〈参考〉ー 「THIS COULD BE THE NIGHT(日本語Version)」(32,103)
※CMソング
ー 「瞳にI Love You」(32,047)

荻野目氏は3万枚以上で切ってみましたが、「ダンシング・ヒーロー」でブレイク前のアルバムからも聴かれているのが特徴的かと。(だからここら辺って、きっとリバイバルリスナー――当時のレコード・CD購買層が再び聴いている感じではないのでしょうね。)

トップの「LAZY DANCE」の作曲は久保田利伸氏。
意外とアイドルへの楽曲提供も多い久保田氏。一見「アイドルとファンク」とは、ミスマッチそうに見えて、しかし「化学変化の妙味」を楽しむのもまたアイドルPOPS視聴の醍醐味というものであり、この曲もステキな「化学反応」が感じられる仕上がりになっている。

「LAZY DANCE」以外の〈参考〉の8曲。
まず、「NONSTOP DANCER」「スロープに天気雨」の2曲は、『バリバリ伝説』というOVAの主題歌だったそうで(私はこの作品をよく知らないし、何かしらの主題歌に使われていたこと自体、今回調べるまで存じ上げなかったのだが)一応〈参考〉としてみました。(が、上のプレイリストには入れてしまった。笑)

後の残りの4曲についても、有名な曲のカバーなので〈参考〉枠に入れてみました。(とはいえ、「Melting Point」「Hot Stuff」は国内でカバーしている人は多分いないし、「ヴィーナス」も「CHA-CHA-CHA」も訳詞は荻野目版のオリジナルなので、上のプレイリストには入れてしまいました。笑)

「男と女」は、オリジナルのCHAGE and ASKAのバージョンがサブスク上にないのも、再生数の伸びに寄与しているかもしれません。(有名アーティストからの提供やカバーで、且つ、その元歌のほうがサブスク公開されていない場合に、「やけに再生数が伸びる」現象は、他の歌手でもよく見られます。)

そういや、2位「LAZY DANCE Non Stop Mix ver」が収録されているのが、こちらのアルバム。

で、その元となっているこのコンピ。

このアルバムって、「LAZY DANCE」以外にも、そういや以下に貼った記事で紹介した岡本舞子氏や秋元薫氏や高橋玲子氏も収録されており、どうやらこのアルバムの昨今のヒットから更に火が付き注目された部分もあるようである。

このアルバムをミックスしたのがDJ NOTOYA氏。

80年代のファンクやソウルを軸としたプレイを得意とする傍ら、80年代の日本の楽曲にもいち早く注目し、2011年に発表したミックス『Tokyo 1980s』は世界中で拡散され、国際的なジャパニーズ・ブギー・ブームの一端を担うことに。

改めてこのアルバムを聴いてみたが、萬田久子氏の楽曲まで取り上げていて、「おいおい、どんだけ広く掘り返してくれちゃっているのだ?!?!」と、オタクを自認する私ですら驚愕を隠し切れません。(ふるえる。笑)



【河合奈保子】

ー 「夏の日の恋」(111,616)
ー 「桜の闇に振り向けば」(52,881)
ー 「Sky Park」(35,941)
ー 「春よ恋」(30,419)
ー 「恋のハレーション」(27,587)
ー 「星になるまで~NIGHT AFTER NIGHT~」(25,336)
ー 「太陽の下のストレンジャー」(24,984)
ー 「浅い夢」(24,464)
ー 「モスクワ・トワイライト」(24,435)
ー 「プリズム・ムーン」(23,939)
ー 「追跡」(21,322)
ー 「ちょっぴりパッショネイト」(21,221)
ー 「八月のバレンタイン」(20,544)
ー 「砂の傷あと」(20,023)

〈参考〉8位 「FINDING EACH OTHER」(16,425)

累積再生回数では2万回以上の上記リストに入らなかった河合奈保子氏の〈参考〉曲……何故ここに来て人気曲ランクの8位に入っているのだろう。
と、言いますのも、河合奈保子氏の人気曲の10位以内には、こうして時々、再生数急上昇が見られる様々な「謎曲」が顔を出すのである。(つまり私はちょいちょい折を見て何度も各アイドルの「Spotify人気曲」を観察しに行っております。笑)
――うーん、順当に考えると、何かの特集なり放送プログラムなりで取り上げられたとか?あるいは河合奈保子ファンのネット上の集まりで、話題となり盛り上がったとか?ということなのかな??(調べきれなかったので、謎は謎のままです。笑……どなたかご存知でしたら、コメント欄で教えてくださいませ。)

さて、その他の累積再生回数が多い曲。上位5曲で見てみましょう。
こちらの「ファン投票ベスト」に収録されている「Sky Park」「桜の闇に振り向けば」は、元々ファンの方々の間での人気曲でもあったのでしょう。

そうなると、「ファンベスト」には入ってこないのに、累積再生回数が多い曲が私としては気になります。

まず、断トツに再生数の多い「夏の日の恋」は注目したいところ。
元々は八神純子氏の曲(シングル「Mr.ブルー」のB面)で、そのカバー。
私は八神氏も好きなもので、実は先に聴いていたのは、八神氏による原曲バージョン。――いや、皆様ご存知だと思いますが、八神氏はかなりの「歌の実力者」。
そもそもこの曲自体がかなりの「難曲」であるし、正直に言えば、始めはやはり、八神氏の声が耳に強く記憶されていたもので、若干「奈保子バージョン」に「違和感」を感じていたのだが――それでも、気づくと何故か病みつきになり、繰り返し聴いているうちに、奈保子バージョンの「夏の日の恋」のいつしか虜になっておりました。(やっぱ奈保子バージョンのほうは「爽やかな夏」になっちゃうんだよな。笑)

「恋のハレーション」は「エスカレーション」のB面であり、AL『Sky Park』にも収録されている、「奈保子100%」な明るい夏ナンバー。

また、「春よ恋」は、「愛をください」のB面、THE サンバ歌謡とも言うべき、超・御機嫌ナンバー。(これが次シングル「夏のヒロイン」の元ネタになったのでは?と思わなくもない。)

ここまでスコーンと突き抜けて爽やかに明るい、というのも、奈保子氏しか出せない持ち味でありましょう。これらの曲に「コアなファン以外からも」人気が集まるのも頷けます。

86年末以降の自作期の作品も含めて、各活動年代から満遍なく作品が拾われているのを感じつつ、いやいや――現行の奈保子リスナーの背後からそっと「ふふん、こんな曲もまだあるんですよ……?」とささやきたくなる――まだまだ発掘できる余地があり過ぎる奈保子氏作品群ですのでね。
(だから何よ?どういうことよ??笑)(ま、奈保子氏が残した作品は膨大な数がありますからね、という意味でもね!)




「Spotify人気曲TOP10」に、ノンタイアップのアルバム曲やB面曲が入っている方々はここまで。


【Wink】

〈参考〉3位「愛を奪って 心縛って」(1,086,925)
ー 「渚物語」(985,595)
ー 「LOVE IN THE FIRST DEGREE~悪いあなた~」(687,278)
ー 「Especially For You~優しさにつつまれて~」(529,752)
〈参考〉ー 「Special To Me」(356,946)
ー 「CROSS MY BROKEN HEART~優しい頃を踊りたい~」
(231,164)

〈参考〉ー 「Shining Star」(188,882)
ー 「夜間飛行」(154,339)
ー 「In Your Letter」(145,508)
ー 「Baby Me」(135,491)
ー 「DING DONG~恋から始まるふたりのトレイン~」
(134,394)
ー 「いちばん哀しい薔薇」(126,049)
ー 「Only Lonely」(125,729)
ー 「愛してる~Never stopped Loving You~」(112,108)
ー 「Take Me To Heven~今、恋をしている~」(90,458)

今回〈参考〉とした曲は、全てタイアップ付きのアルバム曲ないしはB面曲です。

と、いうわけで、9万枚以上再生回数の曲をリストアップしてみたのだが、やはり初期のアルバムからのものが多い。
――うーむ、Winkもまた活動後期に向かって、「単なる洋楽をあれこれユーロビート化するカバー中心プロジェクト」から徐々に脱却していき、オリジナル曲ながらGS風の曲があったりブラックミュージック・ファンク的アプローチの曲があったりと、バラエティに富んで、実験的・挑戦的な作品も増えて面白くなっていく感があるので、是非更なる「深堀り」をアイドルPOPSファンの皆様にはしていただきたいところ。


【小泉今日子】

キョンキョンは単独記事でこれをやるつもりだったのだが――ええい!今回のこの記事に組み込んでしまえ!!
(こうしてまたどんどん一記事の文字数が増大していく。……ゴメンナサイ。笑)


〈参考〉「サヨナラCOLOR」(120,310)
「samida-rain」(102,129)
「あなたがいた季節」(92,849)
「連れてってファンタァジェン」(91,582)
「プライヴェート」(88,719)
「モクレンの花」(86,560)

〈参考〉「The Stardust Memory(Slow Version)」※『Ballad Classics』収録(81,140)
〈参考〉「やつらの足音のバラード」(80,254)
「ドライブ」(77,741)
「あなたと逃避行」(74,941)
「赤い金魚」(70,445)
「カントリー・リビング」(66,369)
「Bye Bye」(65,229)
〈参考〉「今年最後のシャーベット」※『Ballad ClassicsⅡ』収録(63,129)
「僕の部屋の窓」(57,646)
「小雨の記」(54,862)
「NUDIST」(42,563)

※小泉氏の〈参考〉は全てカバー曲。
『Ballad Classics』『Ballad ClassicsⅡ』収録のものはセルフカバー。

さすがです。
なんてったって「永遠のアイドル」であるなあ、と思います。
後々の作品まで「ちゃんと聴かれている」(いや、アルバム曲限定で見ると、むしろそっちのほうが再生数が多くなっている)というか。

小泉氏の場合、時代を後に行くにしたがってアルバムの面白みが増していくように私は感じる。――「小泉今日子のアルバム」に、ますますなっていく感がある、とでも言えばいいのか。
正直、キョンキョンの80年代前半のアルバムは、アイドル小泉今日子を「やらされている」感を感じてしまい――いや、他のアイドルなら、そういった「人形的」「演出されている的」な部分もまた一興なんだが、キョンキョンの場合、あまりそれが「面白味」にはならないんだよな。

(ってなことについては、余談だが、もしかしたら明菜のアルバム作品群に対しても同様に感じているのかもしれないな、私は。)


【中山美穂】



〈参考〉「You're My Only Shinin' Star(Album Version)」(862,644)
※こちらは88年のシングルリリース後のカバーではなく、シングルカット以前86年の「初出バージョン」なので、〈参考〉として入れておきました。
ちなみに録り直しであるシングルカットバージョンは575,134回再生で、意外にも、有名であるはずのシングルバージョンのほうが累積再生数は少ないのです。
「GET YOUR LOVE TONIGHT」(211,825)
「FARAWAY FROM SUMMER DAYS」(183,876)
「花瓶」(61,691)
「SWITCH ON(ハートのスイッチを押して)」(57,448)
「MISTY LOVE」(59,531)
「SHERRY」(50,356)
「Keep Awake」(45,062)
「Strange Parade」(41,345)
「By-By My SeaBreeze」(41,226)
「Rising Love」(35,012)
「Liberty Girl」(33,067)
「TRIANGLE LOVE AFFAIR」(33,016)
「Treasure」(31,585)

〈参考〉「OVERTURE」(31,466)
※『CATCH THE NITE』収録のインスト曲
「時計草」(30,764)

美穂氏も3万枚以上で一覧にすると、1986年のアルバムから2019年の最新アルバムまで入ってくるのは、なかなか大したものでありましょう。
とはいえ、やはり1988年の角松敏生フルプロデュースアルバム『CATCH THE NITE』から8曲となるので、「均等に各年代バラけて満遍なく聴かれている」というわけでもないところもあるかな?と。(そのアルバム以外も角松作品は強いんだよな。海外リスナー勢も、各アルバム等からわざわざそこを探し出して聴いているのか?すごいね。)
あと、B面曲がオリジナルアルバム未収録の場合が多く、で、そこに「隠れた面白曲」があったりもするので、ちょっともったいない気もする。
(「B面の名曲集」――前に「全シングルサブスク化しているアイドル特集」の傍らでその企画を「軽く」やったりはしたが、改めて更なる深掘り特集記事を書きたいくらいだ。)


【工藤静香】

「夏がくれたミラクル」(710,677)
「ミステリアス」(454,576)
「ワインひとくちの嘘」(365,193)
「嵐の夜のセレナーデ」(350,403)
「パッセージ」(329,876)

「さよならの逆説」(287,029)
「ブリリアン・ホワイト」(276,170)
「裸爪のライオン」(222,971)
「哀しみのエトランゼ」(193,425)
「群衆」(169,017)
「寂しい夜には私を呼んで」(126,443)
「No No No No~琥珀のCocktail~」(124,617)
「証拠をみせて」(120,004)
「カレリア」(104,482)
「美粧の森」(93,324)

9万枚以上の再生数でリストアップしたところ、なんと1st・2ndアルバムは全曲入ってしまった!
うん、やっぱりこのソロデビューしたばかりの時の静香氏のボーカルパワーって、「直球の剛速球」つまり「真っ直ぐ過ぎ」て全身全霊というか、平たく言ってしまえば凄いものがあると思う。
2ndアルバムの『静香』は、全作詞:中島みゆき氏、全作・編曲:後藤次利氏というアイドルの2枚目アルバムしては「実験・挑戦的過ぎる」ある意味「怪作」とも言えるものだと思うのだが、どれも捨て曲がないというか、むしろシングルカットした「FU-JI-TSU」が一番淡泊な感じすらしてしまう。(多分前シングルがバラードだからアップテンポで、且つ、アップテンポでいくならその前が2作ともマイナーコードのアップテンポだったからメジャーコードがよりフィーチャーされていないとな……てな具合の「消去法」で「FU-JI-TSU」になったんじゃないだろうか??)
そっちじゃなくて「証拠をみせて」とか「さよならの逆説」とかシングルカットしていたら、ここで更に早まって人気大爆発をしていた気もする。(個人的「たられば」見解です、いつものです。笑)

で、そんな「FU-JI-TSU」のカップリング曲「夏がくれたミラクル」がこの中では断トツ1位なのがこれまた意外だしハッキリ言って謎。
(こういう「まったくもって予想外」な結果になると面白いんだよな!)
(例えば「ミステリアス」が1位なら、「いかにも静香らしい曲」だからわかるんだけど。)
但し、当時に、「FU-JI-TSU」ではなく、「アイドルとして無難な線」でこちらを4thシングルA面にしていたら、もしかすると静香氏の以降の「人気大爆発」はなかったのではないか??ともまた思うので、そう考えると面白い。――「みゆき打線」が続かずに、この後の「MUGO・ん、色っぽい」もなく、「無難に無難に」とそのまま続いて、結果ゆっくり沈んでいく、ということもあったかもしれない。
「期待の新人」に浮上してしまうと途端、「大失敗回避」の目論見から、売り出し期に全くそういう「冒険」や「実験」や「挑戦」がなくなって、結果「凡庸」「面白くなくなる」っていうのは、他のアイドルにいくらでも散見される事象だったですもんね。(例えばWinkとかは、「挑戦的・冒険的な曲」を、後々ではなくもっと早い時期にシングルカットして欲しかったと思うんだよなあ。)(という、これまた「たられば」話です、ゴメンナサイ!)


【森高千里】

森高さんの場合、1987年~1992年までの作品しかサブスク化されていない。(LIVEバージョンは除く。)
今回はその期間に限定して、ランキングにしてみました。
※初出アルバム収録の後にシングルカットされた曲は、結構その数が多い上に、いずれもそのシングルがヒットしてしまっている(で、シングルバージョンのほうが再生数が伸びている)ので、「謎ヒットを探そう!」という記事の主旨から外れることもあり、今リストでは対象外としました。

「夏の海」(165,649)
〈参考〉「夜の煙突」(124,442)
〈追記・修正〉※ひゃ~、コメントいただいて気づいた!ゴメンナサイ!
この曲はカーネーションのカバーだったですね!!
(mioさん、ありがとうございます!!)
(いや、森高さんの曲の中でも個人的に結構な愛聴曲となっていたので、逆にそのことをすっかり忘れておりました!!)
「叔母さん」(107,990)
「やっちまいな」(88,150)
「今度私どこか連れていって下さいよ」(82,105)
「GOOD-BYE SEASON(アルバム・バージョン)」(78,152)
「岬」(75,236)
「ギター」(74,814)
「鬼たいじ」(72,254)
「テリヤキバーガー」(69,053)
「YOKOHAMA ONE NIGHT」(64,977)
「雨のち晴れ」(63,746)
「非実力派宣言」(60,146)
「はだかにはならない」(39,373)

「自転車通学」(38,676)
「THE BLUE BLUES」(36,506)
「BOSSA MARINA」(36,425)
「林檎酒のルール」(32,921)
「あるOLの青春~A子の場合~-森高コネクション-」(31,850)
「WEEKEND BLUE」(31,079)

累積再生数3万回までで抽出すると、1987の1stアルバム(まだ御本人が作詞していない時代)から1992年のどの時代の作品も満遍なくリストアップすることができた。
森高氏の自作詞が注目されることが多いが、それと同時に、音のほうにも「森高ブランド」が確立されていることが感じられる。(きっと皆さん、そう言われて「森高の曲っぽい音」が何かしら思い浮かぶのではないだろうか。)
とはいえ、デビュー当時の打ち込み・シンセ多用の音から、バンドの生演奏音が前面に出されるサウンドへと移り変わっていく、その「結構な変化」もまた楽しめるのではないだろうか。(そう、リリース年代順ではなく再生回数順でプレイリストを並べると、思ったより音が「バラけている」感になるな、と。)


さてさて、
ここから先は、正直あまり「意外性がない」ラインナップとでも申しましょうか。――そのまま「ファンの間での人気曲順」みたいになっている方が多いかも?です。

でも、「シングル曲しか聴いたことがない」というリスナーの皆様にとっては、「アナザーベストな選曲」にちゃんとなっている方々とも言えます。


【松田聖子】

さあ来た、聖子!!
ノンタイアップアルバム曲・B面曲
再生回数「30万回以上」楽曲一覧です!!!
(再生回数の多い順に並べてますよ!)

〈参考〉「瑠璃色の地球」(6,041,445)
※〈参考〉扱いにはしたけどリリース当時はタイアップはついていなかったような気が……。
〈参考〉「制服」(2,935,289)
※「両A面」Sg「赤いスイートピー」のカップリング曲……なのだが、82年当時、「赤いスイートピー」のほうがノンタイアップ(スポンサーやNHKの「都合」が発生しにくい)な上に絶好調だったせいか、こっちの曲のほうをテレビで歌っているのを聞いた記憶はないんだよなあ。かといって「制服」自体にタイアップが付いていたわけでもなく。なので両A面の割に、リリース時点ではそこまで有名ではなかった曲だと思う。そこが聖子の他の両A面曲と違って「B面っぽい」ので、今回は「参考」としてこの曲だけは入れてみました。
〈参考〉「抱いて…」(1,679,403)
※当時CMタイアップ付いていたけど、もしかしたら首都圏限定だったかも??
※先行シングルカットすればよかったのにねえ……。(そうすりゃ、シングル1位連続記録、もう1作分は伸ばせただろうし、いや、それだけでなく、その先の聖子自身の活動展開もちょっと違ってきたかも?)(そんなついつい記事中何度も挟んでしまう「THE 個人的たられば話」はいいんだっつーの!笑)
「レモネードの夏」(952,690)
「マイアミ午前5時」(924,125)
「時間旅行」(803,262)
「ハートをRock」(775,669)
「セイシェルの夕陽」(742,911)
「真冬の恋人たち」(601,582)
「いちご畑でつかまえて」(599,389)
「P・R・E・S・E・N・T」(594,221)
「Kimono Beat」(539,847)

「ひまわりの丘」(520,770)
「Rock 'n' roll Good-bye」(505,074)
「パイナップル・アイランド」(499,258)
「Canary」(498,860)
「Only My Love」(465,746)
「未来の花嫁」(465,447)
「SQUALL」(460,204)
「一千一秒物語」(436,565)
「四月のラブレター」(379,309)

〈参考〉「恋人がサンタクロース」(372,979)
※言わずと知れたユーミン80年リリースの曲ですが、82年当時はそのオリジナル版より、こっちの聖子カバー版で耳にする機会も多かった気がします。
「マンハッタンでブレックファスト」(343,595)
「硝子のプリズム」(342,026)
「メディテーション」(341,348)
「雨のリゾート」(329,322)
「小さなラブソング」(325,796)
「白い恋人」(310,684)
「ブルージュの鐘」(304,679)

と、いうわけで、ノンタイアップアルバム曲B面曲限定で「30万回再生」と設定すると、全て80年代中の曲になった……かと思いきや?

ああああっ!
あったっっ!!(それも意外な所に!!)

カバー曲なので本来は調査対象外とするところなのですが、
まさかまさかの2017年リリースの『SEIKO JAZZ』より
〈参考〉までにご紹介。

「ドント・ノー・ホワイ」(385,155)
「星に願いを」(303,255)

この2曲が30万回再生越えで、また、このアルバムは他の曲も結構聴かれている。
――「やはり聖子はタダモノではない」という結論に達しましたですね。(笑)



【南野陽子】


「春景色」(84,889)
※御本人がパーソナリティーを務めていたラジオ番組のテーマソングだから本来は「タイアップ付き」と見なし〈参考〉とするところでしょうが……うーん、でもそれくらいは「タイアップ曲」扱いにしなくていいかな?と。
「リバイバルシネマに気をつけて」(50,724)
「昼休みの憂鬱」(49,008)
「花束を壊して」(47,972)
「シンデレラ城への長い道のり」(42,076)

〈参考〉「私の中のヴァージニア」(40,728)
「星降る夜のシンフォニー」(39,784)
「曲がり角蜃気楼」(39,524)
「ひとつ前の赤い糸」(39,302)

〈参考〉「思いのままに」(36,732)※初出のアルバムバージョン
〈参考〉「リフトの下で逢いましょう」(32,066)
「雪の花片」(31,421)
「潔白」(31,193)
「夕ぐれのロマンス達」(30,021)
「ガールフレンド」(29,566)
「砂に埋めたSECRET」(29,286)
「私だけ見てて」(28,821)
「白夜のひまわり」(28,392)

〈参考〉「カナリア」(27,045)
※Sg「秋のIndication」歌詞違いバージョン
「ニュー・イヤー・イヴ」(25,956)
「愛してる」(25,170)
「メリークリスマス」(24,846)
「映画色の雨」(24,208)
「12月、風の糸で」(23,764)
「神様がいない月」(23,424)
「Hello! Goodmorning」(22,872)
「呼びすてにしないで」(22,822)
「カリブへ行きたい」(22,180)

ナンノさんもやはり聖子氏と同様、あんまり驚かない、ファンにはお馴染みの「定番ライン」が揃った感。
〈参考〉となっているのは、「カナリア」以外はタイアップ付きの楽曲。

中にはシングル曲を1曲も含まないアルバムも存在し、それでも20万枚以上売れた当時の「ナンノパワー」を感じる。



【薬師丸ひろ子】


〈参考〉「元気を出して(Valentine Version)」(2,076,397)
※AL『Lover`s Concerto』収録のセルフカバー。……え、こっちのほうが再生数多いの?!?!
「元気を出して」(1,525,552)
※竹内まりや氏からの提供曲であるが、こちらが初出且つオリジナル。1stAL『古今集』版。
※てか、この薬師丸版「元気を出して」って、非売品のプロモ盤EPになったりしたので当時のアルバムのリードナンバーであったことは確かだと思うのだが、これまで正規のシングルカットはもちろん、薬師丸版についてはタイアップも付いたことないと思うんだよなあ。(多分。)(自分の記憶が正しければだが……う~ん、付いてないよねえ??)
「私の勝手に好きな人」(307,619)
「未完成」(243,094)
※中島みゆき氏からの提供曲でみゆき版も存在するが、こちらがオリジナル。
「空港日誌」(214,101)
※この曲も中島みゆき氏からの提供曲でやはりみゆき版も存在するが、やはりこちらがオリジナル。
「トライアングル」(213,249)
※竹内まりや氏からの提供曲でまりや版も存在するが、こちらがオリジナル。
〈参考〉「窓」(211,719)
※2018年NHK「みんなのうた」新曲
〈参考〉「冬のバラ」(187,851)
※84年ポーラ化粧品CMソング
「過去からの手紙」(168,984)
「おとぎばなし」(167,298)
※これもまた中島みゆき氏からの提供曲でみゆき版も存在するが、これもまたこちらがオリジナル。
「紅い花、青い花」(159,831)
「明日が来る」(145,583)
「さみしい人にならないで」(143,832)
「うたかた」(127,514)

〈参考〉「コール」(124,408)
※93年の薬師丸氏自身の主演映画「ナースコール」の玉置浩二氏が歌った主題歌を、2016年にカバー。
「雨は止まない」(120,182)
「透明なチューリップ」(119,730)
「DESTINY](101,653)
「時の贈り物」(89,870)
「エトワール」(89,475)
「100粒の涙」(88,299)
〈参考〉「こころにすむうた」(81,218)
※2018年NHK「ラジオ深夜便」『深夜便のうた』

80年代の曲から2010年代の曲まで満遍なく入る凄さよ……。(おひょ~!)
「ずっと聴かれ続けている」ことの証左でありましょう。

で、今回の薬師丸リストは再生数8万回までで切ったのですが……薬師丸さんはここに入らなかったアルバム曲で「ぎゃ~ッ!聴いて~ッ!」って個人的に思う曲が結構いろいろたくさんあるんですよね~。(なのでまたきっとこれとは別に記事を書くことになりそうです。……そうさせてくれないと、大きな声で騒ぎますよッ!笑)

あと、この記事は「オリジナル曲」に焦点を当てているので、カバー曲は基本的には一部の〈参考〉の例外を除いては記載していないのですが、しかし、薬師丸さんの場合、そもそもカバー曲が多いんですよ。(特に2010年以降は『カバーアルバム』のリリースが複数枚に渡ってあるので、猶更多い。)で、それらのカバー曲が(オリジナル曲ではないにもかかわらず)結構再生数が伸びていて、そうかそうか、一ボーカリストとして認められた存在なのだろうなあ、という印象も受けました。
「これまで相当数の人にカバーされているようなあまりにも有名なスタンダードナンバー」って、その歌い手自身のオリジナル曲を上回って再生数を伸ばしている例ってあまりないんですけど、でも、薬師丸さんはそういうパターンの曲も多い。(余談だが、明菜氏も、あとは聖子氏のジャズアルバムもそうか。)
「彼女が歌うなら、ちょっと聴いてみたい」と思わせる、そんな「薬師丸ボーカル」。(例えば、大貫妙子氏の「色彩都市」のカバーとか、とってもいいです。本家の大貫版を聴いてしまっていると尚更「この曲は歌う人をすんごい選ぶもんね~」と思う。)
――俳優としてだけでなく、歌手としても「同時に」これだけ認められている存在は、エンターテイメント界でも稀有でありましょう。


そんなこんなで。

この記事で紹介した各アイドルの、それぞれ最も累積再生回数が多い曲を、その累積再生回数順で並べて「総まとめプレイリスト」も作ってみましたので、こちらもお楽しみくださいね!

このプレイリストは、タイアップ(他アーティストによるものも含む)と両A面とカバー曲を完全に外すことにより、「より純然たる」サブスクだけのヒット曲集になるよう、そこを目指して作成しました!

中森明菜「OH NO!OH YES!」(3,935,977)
菊池桃子「Mystical Composer」(3,330,789)
斉藤由貴「Yours」(1,397,431)
Wink「渚物語」(985,595)
松田聖子「レモネードの夏」(952,690)
中山美穂「You're My Only Shinin' Star」(862,644)

※AL『SUMMER BREEZE』収録初出バージョン
工藤静香「夏がくれたミラクル」(710,677)
荻野目洋子「LAZY DANCE」(605,137)
本田美奈子「TOKYO GIRL」(475,157)
薬師丸ひろ子「私の勝手に好きな人」(307,619)
おニャン子クラブ「真赤な自転車」(203,785)
森高千里「夏の海」(165,649)
河合奈保子「夏の日の恋」(111,616)
小泉今日子「samida-rain」(102,129)
南野陽子「春景色」(84,889)

(「累積」再生回数順なので、夏の曲が多めになったのは偶々です。)
(春の曲も九月の曲も五月雨の時期の曲も混ざってあります。)

(――え?それなら「夏の曲限定プレイリスト」も聴きたいですって?)
(しょーがないなあ、もう!)

(って、そんなプレイリストを自分が聴きたいだけでした。……一体何なんだ?この「一人芝居」は!笑)


――ふむふむ、並べて聴いてみると、「今どきの方々にはこういう曲がウケる傾向があるのかあ」とわかって面白いです。
(まあ、それでも、「新規サブスクリスナー支持曲」より、「当時からのファンがずっと支持しているであろう人気曲」のほうが強いアイドルもいらっしゃいますけれども――それはそれで「根強いファンがガッチリついている」ともとれますし――それぞれ、観察として興味深いですね。)


と、いうわけで、
ヒット曲を既にたくさん持っている80年代アイドルの、しかしそれらを押しのけて再生数が伸びている曲の「大発掘」調査、これにて今回は終了とさせていただきます!!

――え?

「『発掘調査』を謳う割には、『超・有名アイドル』『目立つところ』ばっかりじゃないですか?
他の人がさすがに掘り返さない、もっと深ぁ~いところまで掘ってこそ、『発掘』と言えるんじゃないんですか?」
ですって?!

「大メジャー級アイドルしか調査しないなんて、お前それでもオタクか!」
「そんな奴はオタクの風上にも置けねえ!」
「そんなんで『オタク』を名乗っていいとお思い?『オタク』返上なさいよ!」
ですって?!?!

――。

――今、そんなことをつい口走ってしまった、そこのあなた?

ホンモノのオタクを「真剣〈ホンキ〉」にさせるとどうなるか、思い知るがいいわっ!
(そのうちやってしまいますわよっ?)
(その時になって後悔しても遅いんだからっ!!)
(ハンパやナンパじゃ、許さないっっ!!!笑)


80年代アイドル【上級者編】――そうです、今回の記事は、完全なる「自己満足」の内容でお届けしてまいりましたが。

次回(か、その次あたり、)
【最上級者編】を、どうぞお楽しみに……。

(ホントにやるのか?!?!笑)


80年代アイドルPOPSを聴いて、
うだるような現実を明るくさわやかに!
ますます元気にまいりましょう!!
(なんだこの締めのキャッチコピーは。笑)


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