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2024年3月の記事一覧

【書籍紹介】顧客消滅時代のマーケティング 小阪裕司箸

【書籍紹介】顧客消滅時代のマーケティング 小阪裕司箸

こちらの書籍、2021年3月発売と3年前の本ですが、本質を捉えた内容なので、今でも十分役立つと感じました。むしろ、この3年間で一挙に脚光を浴びた「ファンマーケティング」「コミュニティーマーケティング」を予言した一冊とすら言えるかも知れません。

■顧客消滅時代を乗り切る3つの切り口

1.フロー型からストック型へビジネスを変える

観光客やインバウンド等、一過性/一見顧客に支えられたビジネスは有事

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小さな組織でもできるアート思考によるイノベーション

小さな組織でもできるアート思考によるイノベーション

先日行ったオンラインセミナー『革新的なアイデアを生み出す アート思考実践論』でいただいた質問に、「アート思考でイノベーションに挑戦する際、中小企業では投資回収までに時間がかかると取り組みが難しい。大企業の方が適しているのだろうか?」というものがありました。結論からいうと、組織の規模は関係ありません。多くのスタートアップは、アート思考で斬新な事業に挑戦しています。
今回は、小さな組織での取り組みにつ

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mustの先にあるもの――「不安を味方にして生きる」清水研 #17 [中年期に生き方が変わる理由①]

mustの先にあるもの――「不安を味方にして生きる」清水研 #17 [中年期に生き方が変わる理由①]

不安、悲しみ、怒り、絶望……。人生にはさまざまな困難が降りかかります。がん患者専門の精神科医として4000人以上の患者や家族と対話してきた清水研さんが、こころに不安や困難を感じているあらゆる人に向けて、抱えている問題を乗り越え、豊かに生きるためのヒントをお伝えします。
*第1回からお読みになる方はこちらです。
#17 中年期に生き方が変わる理由① 今回は、人生の中盤を迎えると、なぜmustを手放

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これは夢か現実か?村上春樹さん朗読会レポート

これは夢か現実か?村上春樹さん朗読会レポート

3月1日に早稲田大学大隈講堂で開催された、村上春樹さんと川上未映子さんの「春のみみずく朗読会」。なんとお二人の新作短編が披露されるという夢のようなひとときを、Norikoが体験してきました。

会場となった大隈講堂は約1100席が満席。50代60代くらいと思しき男性が目立つ。見るからに村上春樹が好きそうな…というのは偏見か。

定刻となり、マキシ丈のワンピース姿の川上さん、続いて村上さんが登場。ジ

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イージーリスニングとそのオリジナル

イージーリスニングとそのオリジナル

easy listening

イージーリスニングって、ご存知ですか?

 最近、K-POP界隈でも、”イージーリスニング” という言葉を聞くことがあります。
 「聴きやすさ」や「心地よさ」を表した言葉なんでしょうが、なんか懐かしい響きなんですよね、とっても!

 実際、私が子どもだった70年代の頃は ”イージーリスニング” って音楽ジャンルが普通だった時代で、いろんなとこで流れてたんですよね。

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津軽こぎんの旅|ただの旅行者だったわたしが県の事業で青森へ行くまで

津軽こぎんの旅|ただの旅行者だったわたしが県の事業で青森へ行くまで

昨年より青森県の事業に関わらせてもらっていて、もうすぐ青森へ行きます。うれしい。

今回、青森の伝統工芸・こぎん刺しのウェディングドレスを制作させてもらったので、そのお披露目会というかたちでトークイベントに参加…、というか「登壇」するのです。ひゃ〜、登壇だって! 

ああ、なんでこんなことになったのか。つくづく不思議です。みなさまも、なんで神戸のドレス作家が青森県の事業に参加してるんだ? とお思い

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