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日々

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人って日々感じていることが本当に様々。 だからこそ、他人の考え方に感心したり 共感できれば少し嬉しくなったり。
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#映画

大人になればなるほど、大切なことを忘れてしまう。例えば、泣くということについて。

大人になればなるほど、大切なことを忘れてしまう。例えば、泣くということについて。

大人になればなるほど、大切なことを忘れてしまう。よく耳にする言葉だ。間違っていないと思う。なぜなら、僕自身がそう感じてしまっているから。子供の頃ってもっと純粋だった。例えば、「好き」という感情がとても直感的だったと思う。「なんで好きなのかわからないけど、好き」というように、気づけば勝手に心が動いている、そんな感覚。でも、大人になるにつれて本当に少しずつ少しずつ、合理的に好きが生まれることが増えてい

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【和歌山県】ここに、小松菜奈がいた。今日は、僕らがいる。

【和歌山県】ここに、小松菜奈がいた。今日は、僕らがいる。

はじめて『溺れるナイフ』という映画を観たのは大学3年生の頃。それまで小松菜奈という名前の女優さんがいるのは知っていた。正直、第一印象ではそこまで魅力的な俳優さんだと感じていなかったと記憶している。
けれど、『溺れるナイフ』を観てからその魅力を理解し始めた。ファンになったのだ。といっても相手はアイドルではない。握手会があるわけでもないし、サイン会があるわけでもない。だからファンといっても小松菜奈ちゃ

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『ひと夏の』って言葉に大人は弱い。

『ひと夏の』って言葉に大人は弱い。


"ひと夏の恋"
"ひと夏の思い出"
"ひと夏の出会い"

うん。どれも響きがいい。その年一度しか訪れることのない夏。
そして、一年に一度の夏は一生に一度の夏。「何かが終わってしまう」ということを想像させる表現ですよね。

”あれは93年の夏のことだった。”

こんなのも悪くない。小説の最初の一節がこれだとしたら、「ありきたりだな〜」という感想を抱く反面、どこかワクワクしてしまうはずです。

夏が

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一本のペンから始まった

一本のペンから始まった

近頃、仕事に対するモチベーションが上がらないでいた。

そんなとき、自分が尊敬する何人かの先輩や友人に相談をしてみた。

その中には、就活期に出会ったある一人の女性がいた。







ちょうど一年と四ヶ月くらい前だろうか。新宿駅から徒歩10分くらいの場所でメディア系の会社が集い、大規模説明会を行うという話があった。

当時、私は映画業界一本に絞って就職活動をしていたので参加するほかなかっ

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怪盗観覧車

怪盗観覧車

昨日、東京での一人暮らしが終わった。大学入学と同時に上京し、一人暮らしが始まった。

あれから、4年。引越し作業を済ませ、何もなくった部屋を見ていろんな感情が込み上げた。

これを書いている今だって、昨日のことを思い出すといろんな感情が脳内をめぐる。それについてはまた別の機会に話したい。

今日は、引っ越しを終えて実家に帰るまでの車の中で感じたことを、ここに綴りたい。





部屋に忘れ物が

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