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【お知らせ】
結婚エッセイ『「お邪魔します」が「ただいま」になった日』残18冊となりました。
完売後はKindle版を作成するかもしれませんが、書籍版をご希望の方はご注文or取り置きのご連絡をいただけると嬉しいです。
https://tsuru-rururu.stores.jp/
文庫本が110円で手に入る時代に、本を買ってくれる人がいること
かれこれ三年、本を売っている。
自分が書いた文章をまとめて、表紙を描いてもらって、ゲストに協力を仰いで。
そうして三年間で三冊の本を作って、文学フリマのようなイベントや自分のネットショップなどで売っている。
もともとは形を持たない、頭のなかをぼうっと漂っていたものに、活字をまとわせ紙に刻み、ひと塊にして世に送り出す。
その作業自体は、とても楽しい。けれど本に値段をつけることは、毎回とても恐ろしい
文学フリマという名の同窓会場
お顔は知らないけれど文章は知っている人と、初めて会う日。
何度か会っている人の、張り切っている姿を応援する日。
誰かの熱い思いがこもった、未知の本と出会える日。
文学フリマ東京に遊びに行った5月19日は、そんな、心躍りっぱなしの一日だった。
東京は今回から入場料が1000円。
多少お客さんが少なくなっていたら回りやすくてありがたいなぁ……。
よこしまな期待を抱きながらモノレールに揺られて会場に着
分けなかった家事のゆくえ
なんか、私ばっかりトイレットペーパーを買ってる気がする。
そう気がついてしまったのは、noteのお題「#家事分担の気づき」がきっかけだった。
主催者もこんな「気づき」は求めてないだろうに。
一緒に住み始めてから約二年、私と夫はお互いのこだわりに合わせて家事を炊事と掃除に大別し、そこそこ円満に暮らしてきた。
「安上がりに健康に」がモットーの私が玄米とぬか漬けを軸に据えた食事を作り、花粉を憎悪し猫ア
スカイブルーが似合いたい
もしかしたら、水色の服を持っていないかも。
そうハッとしたのは、ミッチーこと及川光博氏が「今年のツアーのテーマカラーは、スカイブルー(水色)です」と発表したときのこと。ミッチーのワンマンショーでは、観客のかなりの割合がテーマカラーを身に着けて踊り狂うのが恒例だ。
ところがクローゼットを開けると予感的中、スカイブルーどころかそもそもパステルカラーの服が一枚も存在しなかった。
動揺を静めるべく、いま
包み紙をラミネートする時代【文フリ広島 前日編】
「文フリ広島の日さ、あっちゃんの家に一緒に泊めてもらおうよ!」
「え、大丈夫ですか?あっちゃんさんがいいならありがたいですけど……」
「あっちゃんOKだってー!!!」
「マジですね?それならお言葉に甘えてしまうけど、本当の本当にいいんですね?」
そんなあまりにも軽やかなノリに流されて、私は文学フリマの前日にとき子さんのお友だちのあっちゃんのおうちに泊めてもらうこととなった。
あっちゃんにとっては
【お知らせ】
結婚エッセイ『「お邪魔します」が「ただいま」になった日』残18冊となりました。
完売後はKindle版を作成するかもしれませんが、書籍版をご希望の方はご注文or取り置きのご連絡をいただけると嬉しいです。
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私たちはどうイキるか
文学フリマ広島まで、残り約一週間。
本日2月17日、土曜日。
あと8日後の2月25日(日)には、我々は広島にいる。
嘘でしょう?
ついこないだまで「あけおめ、ことよろ」とか言ってたくせに。
光陰矢の如しとは言うけれど、せめて矢じゃなくて紙飛行機くらいに速度を落としてくれないものだろうか。
文学フリマ広島は、規模としてはこれまで私たちの出たことのある東京や大阪ほど大きくはない。それに加え駅から会場