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reed=葦、人間は考える葦である、の葦。葦になる為に≒to reedです。 子供3人…

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reed=葦、人間は考える葦である、の葦。葦になる為に≒to reedです。 子供3人のアラフィフサラリーマンが、観たり聴いたり調べたり、読んだり考えたりした事を、日々、徒然とまとめていけたらと。 文字書いて稼ぐ→出版→映像化→その主題歌を歌う→やがて本屋を開くのが野望。

記事一覧

T家の日常 放任主義ですみません

うちの娘が通う中学校には、二泊三日の移動教室 がある。 臨海学校とか、林間学校とか、そういうものだ。 どうやら、今週の水曜日に出発のご様子。 今日は月曜日。昨日、…

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6日前
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T家の日常 頭が爆発する日

ある日、家に帰ると、一番下の子、Sが珍しく漢字の勉強をしていた。 明日、学校で漢字の再テストがあるそうだ。 前回、散々な点数だったSは先生に言われた範囲のドリルに取…

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3週間前
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アニメ「忘却バッテリー」感想。リアリティなんて面白さには敵わない!

いや、良かったー。 最終話だけですけど、テレビで、リアタイで見ちゃいました。 最初は正直、どうだかなーと思ったんです。 設定が強引な感じ、ご都合主義感が強い。 ス…

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3週間前
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アナログ再考

 メールとか、SNSとか、色々とデジタル化が進んだ世の中。  そんな中でも、ふとした時にアナログに触れる時がある。  例えば、学校の連絡帳。学校からの手紙とか、休み…

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1か月前
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今日も、カミさんはご飯を食べて帰ってきました…

https://note.com/toreed/n/na42d08d4a16f

今日は、大丈夫だと思って、ゴーヤチャンプルにしたんですけど…ホント、何でなんですかね

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1か月前

会話劇「カフェ・オ・レ」日本語って難しくって曖昧

日本語って難しくて曖昧ですよね…。 わたし、好きです、カフェオレも、コーヒーも。 どっちかっていうと、ブラック派。 という前提ありきで、温かい目でごらんください。…

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1か月前

なんだか街の中にキャンプ場ができているって話

最近、町中(?)にキャンプ場ができているらしい。 例えば「キャンプナノ越谷キャンプ場」 どうやら知人の家の近くらしく… (以下の会話?はフィクションで、キャンプナ…

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1か月前
3

読書感想「地雷グリコ」はエンタメ本の現在進行系か

「地雷」と「グリコ」なんという言葉の組み合わせでしょうか。 出版されたときにも話題になったいたと思うのですが、最近「本格ミステリ大賞」「日本推理作家協会賞」「山…

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1か月前
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T家の日常 カミさんはゴーヤチャンプルを作ろうとすると何故かご飯を食べてくる

教えてないんです。 私はゴーヤチャンプルを作ろうなんて、一言も発してないんです。 カミさんも、別にゴーヤが嫌いなわけではないんです。むしろ好き好んで、ゴーヤ買って…

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1か月前
2

(感想とか)舞城王太郎「阿修羅ガール」

この人は、天才なのか。 舞城王太郎。 その名前は知っていたし、本を手に取るところまでは、何回か行っていたように思う。 まず、名前が、良い。何よりインパクトがある。 …

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2か月前
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小川哲「君のクイズ」後味の悪さの良さ

直木賞作家の小川哲さん。 最近はテレビとかメディアでもよく見る気がします。宇多田ヒカルさんと対談してたのは、少し驚いたな。 「地図と拳」もそうなんですけど、文献な…

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2か月前
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「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館」展

(アートの事は良く分からないので、全て個人的主観です) (一つも絵を貼り付けてないですが、実物を是非、ということで勘弁してください) 美術館は、カミさんも好きなので…

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3か月前
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感想とか 爆上戦隊ブンブンジャーも面白い!食わず嫌いって罪なのねって話

本当にすみませんでした。なめてました。悪くない、全然悪くないぞ、ブンブンジャー! 食わず嫌いってダメなんですね。 2023年度の戦隊モノ「王座戦隊キングオージャー」が…

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4か月前
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(感想とか)映画「BLUE GIANT」いい仲間は自分で作り出すものなのか

本当は、映画館で観たかったんですよ。 それが今になったのは、どういうわけか。 なかなか自分の時間が取れないのが、現代人なんですかね。 そしてこのタイミングでアマプ…

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4か月前
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感想というか「同士少女よ、敵を撃て」を読んで考えた、戦時中と現在について

今年は、ここ数年で流行っている本とか、有名な本、名著と呼ばれるものを読もうと思っています。本が好きと言いつつ、あまり知られている本を読んでない事に気づいたので……

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4か月前
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【感想とか】成瀬は天下を取りに行く

以前から話題になっていた本で、気になっていました。 お金がないので図書館に予約。ついに読んだ。面白かった。 一発目の感想は、やっぱり物語はキャラクターが大事なんだ…

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5か月前
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T家の日常 放任主義ですみません

T家の日常 放任主義ですみません

うちの娘が通う中学校には、二泊三日の移動教室 がある。
臨海学校とか、林間学校とか、そういうものだ。

どうやら、今週の水曜日に出発のご様子。
今日は月曜日。昨日、足りなそうなものは買ってきた。特に問題はない、はず。
「ご飯食べたら準備しようっと」
彼女も余裕だ。のんびり遊んでる。
こんなときこそ、注意が必要だったのだ。
油断しては、いけなかったのだ。

食後。どうやら、自室で準備を始めた模様。

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T家の日常 頭が爆発する日

T家の日常 頭が爆発する日

ある日、家に帰ると、一番下の子、Sが珍しく漢字の勉強をしていた。
明日、学校で漢字の再テストがあるそうだ。
前回、散々な点数だったSは先生に言われた範囲のドリルに取り組んでいたようだ。

父「ただいま。お、勉強してるのか。えらいじゃん」
S「ねぇ、もうやらなくてもいいかなぁ」
いきなりか。
S「今日は、くも〇にも行ったし、がんばったんだよなぁ」
父「うんうん、Sが頑張っているのは、よーくわかってい

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アニメ「忘却バッテリー」感想。リアリティなんて面白さには敵わない!

アニメ「忘却バッテリー」感想。リアリティなんて面白さには敵わない!

いや、良かったー。
最終話だけですけど、テレビで、リアタイで見ちゃいました。

最初は正直、どうだかなーと思ったんです。
設定が強引な感じ、ご都合主義感が強い。
ストーリーは王道感あるけど、ギャグというか、ボケ突っ込みも多い。下ネタもあるし。

しかし、藤堂の過去回あたりから、空気感が変わる。
要圭の記憶が戻るところで、違和感が強まる。
千早の回で予感が確信に近いものに変わる。
そして、最終話が、

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アナログ再考

アナログ再考

 メールとか、SNSとか、色々とデジタル化が進んだ世の中。
 そんな中でも、ふとした時にアナログに触れる時がある。

 例えば、学校の連絡帳。学校からの手紙とか、休みの連絡とかはアプリやメールになったけど、連絡帳は未だに健在。子供が書く練習になる、という観点もあるのだろうけど、文字で何かを伝えるというのは素敵なことだと感じる。

 とある協力会社からは、請求書が封筒で届く。
 最近は請求書を電子化

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今日も、カミさんはご飯を食べて帰ってきました…

https://note.com/toreed/n/na42d08d4a16f

今日は、大丈夫だと思って、ゴーヤチャンプルにしたんですけど…ホント、何でなんですかね

会話劇「カフェ・オ・レ」日本語って難しくって曖昧

会話劇「カフェ・オ・レ」日本語って難しくって曖昧

日本語って難しくて曖昧ですよね…。

わたし、好きです、カフェオレも、コーヒーも。
どっちかっていうと、ブラック派。
という前提ありきで、温かい目でごらんください。

A: 暑いな…
B:ああ、暑いな…
 あそこに自販機があるぞ
 なんか飲むか
A:そうしよう
 俺はコーヒー
B:ホットでいいか
A:なんでだよ、熱いっていってんのに
B:いや、暑くて喉乾いてんのに、コーヒーを飲もう、という時点でど

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なんだか街の中にキャンプ場ができているって話

なんだか街の中にキャンプ場ができているって話

最近、町中(?)にキャンプ場ができているらしい。
例えば「キャンプナノ越谷キャンプ場」

どうやら知人の家の近くらしく…
(以下の会話?はフィクションで、キャンプナノ越谷キャンプ場とは一切関係ありません)

A:実は、最近、家の近くにキャンプ場ができたんですよ。
B:え、キャンプ場が?ああいうのって山とか、田舎の方にできるんじゃないの。
A:悪かったね、田舎なんだよ、うちの辺りは。
 で、ネットで

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読書感想「地雷グリコ」はエンタメ本の現在進行系か

読書感想「地雷グリコ」はエンタメ本の現在進行系か

「地雷」と「グリコ」なんという言葉の組み合わせでしょうか。

出版されたときにも話題になったいたと思うのですが、最近「本格ミステリ大賞」「日本推理作家協会賞」「山本周五郎賞」と3つの賞を立て続けに受賞したことがニュースになっていました。

この本が、なんとまぁ、面白いんです。
これぞエンタメ小説。ワクワクとドキドキがずっと続く。
全ぷで5章構成。第一章が表題作「地雷グリコ」で、その後に4つも話が続

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T家の日常 カミさんはゴーヤチャンプルを作ろうとすると何故かご飯を食べてくる

T家の日常 カミさんはゴーヤチャンプルを作ろうとすると何故かご飯を食べてくる

教えてないんです。
私はゴーヤチャンプルを作ろうなんて、一言も発してないんです。
カミさんも、別にゴーヤが嫌いなわけではないんです。むしろ好き好んで、ゴーヤ買ってるんです。
それでも、何故か、ゴーヤチャンプルを作ろうと思った日には、カミさんはご飯を食べて帰ってくるんです。
体感で少なくとも4割は、帰ってこない。全盛期のイチローの打率より高めだ。大谷さんも超えている。

ウチは、共働きで、どっちも正

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(感想とか)舞城王太郎「阿修羅ガール」

(感想とか)舞城王太郎「阿修羅ガール」

この人は、天才なのか。
舞城王太郎。
その名前は知っていたし、本を手に取るところまでは、何回か行っていたように思う。
まず、名前が、良い。何よりインパクトがある。
そして空条承太郎ぽい。と思ってたら、ジョジョのスピンオフ小説を書いてたり。

でも読んではいなかった。
そんなおり、今になってなぜ読んだのか。
それは、小川哲先生の「君のクイズ」で、舞城王太郎作品が登場していたから、なんです。
昔から、

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小川哲「君のクイズ」後味の悪さの良さ

小川哲「君のクイズ」後味の悪さの良さ

直木賞作家の小川哲さん。
最近はテレビとかメディアでもよく見る気がします。宇多田ヒカルさんと対談してたのは、少し驚いたな。
「地図と拳」もそうなんですけど、文献などしっかり調べて、きっちり作る作家さんのイメージ。面白くないはずがない。

「君のクイズ」は日本推理作家協会賞をとってますね。人の死なないミステリー。いいですね。

以下、ネタバレしてたらごめんなさい。
話はクイズ番組の決勝。二人が対峙す

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「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館」展

「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館」展

(アートの事は良く分からないので、全て個人的主観です)
(一つも絵を貼り付けてないですが、実物を是非、ということで勘弁してください)

美術館は、カミさんも好きなので、たまに行くのですが、最近までは、んー、という感じだったんですよね。
何の展示会か忘れたけど、ずっと前に「真珠の耳飾りの少女」を見た時も、そんなに感動せず、これが有名なあれかー、ぐらいの印象だったんです。
国立西洋美術館で開催された「

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感想とか 爆上戦隊ブンブンジャーも面白い!食わず嫌いって罪なのねって話

本当にすみませんでした。なめてました。悪くない、全然悪くないぞ、ブンブンジャー!

食わず嫌いってダメなんですね。
2023年度の戦隊モノ「王座戦隊キングオージャー」がめちゃめちゃ良かったんです。
人の上に立つとはどういうことか、キングオージャーが、教えてくれました。ホント、大人も子どもも、みんな観たほうが良い。

で、そこからのブンブンジャーですよ。
キャラのビジュアルを見ただけで、王道回帰、お

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(感想とか)映画「BLUE GIANT」いい仲間は自分で作り出すものなのか

本当は、映画館で観たかったんですよ。
それが今になったのは、どういうわけか。
なかなか自分の時間が取れないのが、現代人なんですかね。
そしてこのタイミングでアマプラで観られると。映画館で見れないと、アマプラ待ちになってしまう。もう、レンタルショップも近くにないし、お金もないしね…ネトフリ限定とか、ディズニープラス限定とかやめてくれーと思ってしまう。

評判は見たりしていたんですが、良いものも、悪い

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感想というか「同士少女よ、敵を撃て」を読んで考えた、戦時中と現在について

今年は、ここ数年で流行っている本とか、有名な本、名著と呼ばれるものを読もうと思っています。本が好きと言いつつ、あまり知られている本を読んでない事に気づいたので…

「同士少女よ、敵を撃て」も、気になっていた本。図書館に予約して借りられたので、さっそく読みました。
言い方は悪いかもしれませんが、面白い本出した。
戦争とは、「敵」とはいったい何なのか、いろいろ考えさせられました。と思ってたら、推薦文に

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【感想とか】成瀬は天下を取りに行く

以前から話題になっていた本で、気になっていました。
お金がないので図書館に予約。ついに読んだ。面白かった。
一発目の感想は、やっぱり物語はキャラクターが大事なんだな、と言う事でした。
以下、ネタバレあり、と言われるとそうかもしれません。

成瀬あかりの魅力

「成瀬は天下を取りに行く」の主人公は、その名の通り、成瀬さんです。この子の魅力は、発想力と行動力。
以前読んだ本(シナリオの書き方的なやつ)

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