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reed=葦、人間は考える葦である、の葦。葦になる為に≒to reedです。 子供3人…

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reed=葦、人間は考える葦である、の葦。葦になる為に≒to reedです。 子供3人のアラフィフサラリーマンが、観たり聴いたり調べたり、読んだり考えたりした事を、日々、徒然とまとめていけたらと。 文字書いて稼ぐ→出版→映像化→その主題歌を歌う→やがて本屋を開くのが野望。

記事一覧

今日も、カミさんはご飯を食べて帰ってきました…

https://note.com/toreed/n/na42d08d4a16f

今日は、大丈夫だと思って、ゴーヤチャンプルにしたんですけど…ホント、何でなんですかね

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6時間前

会話劇「カフェ・オ・レ」

このお話は、半フィクションです。 好きです、カフェオレ。よく飲みます。 という前提ありきで、温かい目でごらんください。 A: 暑いな… B:ああ、暑いな…  あそこに自…

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7時間前

なんだか街の中にキャンプ場ができているって話

最近、町中(?)にキャンプ場ができているらしい。 例えば「キャンプナノ越谷キャンプ場」 どうやら知人の家の近くらしく… (以下の会話?はフィクションで、キャンプナ…

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6日前
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読書感想「地雷グリコ」はエンタメ本の現在進行系か

「地雷」と「グリコ」なんという言葉の組み合わせでしょうか。 出版されたときにも話題になったいたと思うのですが、最近「本格ミステリ大賞」「日本推理作家協会賞」「山…

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11日前
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T家の日常 カミさんはゴーヤチャンプルを作ろうとすると何故かご飯を食べてくる

教えてないんです。 私はゴーヤチャンプルを作ろうなんて、一言も発してないんです。 カミさんも、別にゴーヤが嫌いなわけではないんです。むしろ好き好んで、ゴーヤ買って…

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2週間前
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(感想とか)舞城王太郎「阿修羅ガール」

この人は、天才なのか。 舞城王太郎。 その名前は知っていたし、本を手に取るところまでは、何回か行っていたように思う。 まず、名前が、良い。何よりインパクトがある。 …

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4週間前
3

小川哲「君のクイズ」後味の悪さの良さ

直木賞作家の小川哲さん。 最近はテレビとかメディアでもよく見る気がします。宇多田ヒカルさんと対談してたのは、少し驚いたな。 「地図と拳」もそうなんですけど、文献な…

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1か月前
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「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館」展

(アートの事は良く分からないので、全て個人的主観です) (一つも絵を貼り付けてないですが、実物を是非、ということで勘弁してください) 美術館は、カミさんも好きなので…

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2か月前
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感想とか 爆上戦隊ブンブンジャーも面白い!食わず嫌いって罪なのねって話

本当にすみませんでした。なめてました。悪くない、全然悪くないぞ、ブンブンジャー! 食わず嫌いってダメなんですね。 2023年度の戦隊モノ「王座戦隊キングオージャー」が…

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3か月前
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(感想とか)映画「BLUE GIANT」いい仲間は自分で作り出すものなのか

本当は、映画館で観たかったんですよ。 それが今になったのは、どういうわけか。 なかなか自分の時間が取れないのが、現代人なんですかね。 そしてこのタイミングでアマプ…

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3か月前
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感想というか「同士少女よ、敵を撃て」を読んで考えた、戦時中と現在について

今年は、ここ数年で流行っている本とか、有名な本、名著と呼ばれるものを読もうと思っています。本が好きと言いつつ、あまり知られている本を読んでない事に気づいたので……

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3か月前
1

【感想とか】成瀬は天下を取りに行く

以前から話題になっていた本で、気になっていました。 お金がないので図書館に予約。ついに読んだ。面白かった。 一発目の感想は、やっぱり物語はキャラクターが大事なんだ…

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3か月前
6

ムツゴロウさんの凄さを考える

畑正憲さんが亡くなられた。言わずとしれた、ムツゴロウさんです。心からご冥福をお祈りします。 小さい頃からテレビでよく見ていたし、著作もいくつか読ませて頂いた。熊…

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1年前

図書館で借りた本。色々なものを「作る」事、そして人生について

今週、図書館で借りた本はこちら。全4冊です。(ホントは読み終わらなかった本を借り直したので5冊ですが) 感想ではなくて、こんなことを考えて、期待して、本を借りてみま…

toreed
1年前

今日も、カミさんはご飯を食べて帰ってきました…

https://note.com/toreed/n/na42d08d4a16f

今日は、大丈夫だと思って、ゴーヤチャンプルにしたんですけど…ホント、何でなんですかね

会話劇「カフェ・オ・レ」

会話劇「カフェ・オ・レ」

このお話は、半フィクションです。
好きです、カフェオレ。よく飲みます。
という前提ありきで、温かい目でごらんください。

A: 暑いな…
B:ああ、暑いな…
 あそこに自販機があるぞ
 なんか飲むか
A:そうしよう
 俺はコーヒー
B:ホットでいいか
A:なんでだよ、熱いっていってんのに
B:いや、暑くて喉乾いてんのに、コーヒーを飲もう、という時点でどうかと思うけど
A:いいじゃないかよ、人の好み

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なんだか街の中にキャンプ場ができているって話

なんだか街の中にキャンプ場ができているって話

最近、町中(?)にキャンプ場ができているらしい。
例えば「キャンプナノ越谷キャンプ場」

どうやら知人の家の近くらしく…
(以下の会話?はフィクションで、キャンプナノ越谷キャンプ場とは一切関係ありません)

A:実は、最近、家の近くにキャンプ場ができたんですよ。
B:え、キャンプ場が?ああいうのって山とか、田舎の方にできるんじゃないの。
A:悪かったね、田舎なんだよ、うちの辺りは。
 で、ネットで

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読書感想「地雷グリコ」はエンタメ本の現在進行系か

読書感想「地雷グリコ」はエンタメ本の現在進行系か

「地雷」と「グリコ」なんという言葉の組み合わせでしょうか。

出版されたときにも話題になったいたと思うのですが、最近「本格ミステリ大賞」「日本推理作家協会賞」「山本周五郎賞」と3つの賞を立て続けに受賞したことがニュースになっていました。

この本が、なんとまぁ、面白いんです。
これぞエンタメ小説。ワクワクとドキドキがずっと続く。
全ぷで5章構成。第一章が表題作「地雷グリコ」で、その後に4つも話が続

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T家の日常 カミさんはゴーヤチャンプルを作ろうとすると何故かご飯を食べてくる

T家の日常 カミさんはゴーヤチャンプルを作ろうとすると何故かご飯を食べてくる

教えてないんです。
私はゴーヤチャンプルを作ろうなんて、一言も発してないんです。
カミさんも、別にゴーヤが嫌いなわけではないんです。むしろ好き好んで、ゴーヤ買ってるんです。
それでも、何故か、ゴーヤチャンプルを作ろうと思った日には、カミさんはご飯を食べて帰ってくるんです。
体感で少なくとも4割は、帰ってこない。全盛期のイチローの打率より高めだ。大谷さんも超えている。

ウチは、共働きで、どっちも正

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(感想とか)舞城王太郎「阿修羅ガール」

(感想とか)舞城王太郎「阿修羅ガール」

この人は、天才なのか。
舞城王太郎。
その名前は知っていたし、本を手に取るところまでは、何回か行っていたように思う。
まず、名前が、良い。何よりインパクトがある。
そして空条承太郎ぽい。と思ってたら、ジョジョのスピンオフ小説を書いてたり。

でも読んではいなかった。
そんなおり、今になってなぜ読んだのか。
それは、小川哲先生の「君のクイズ」で、舞城王太郎作品が登場していたから、なんです。
昔から、

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小川哲「君のクイズ」後味の悪さの良さ

小川哲「君のクイズ」後味の悪さの良さ

直木賞作家の小川哲さん。
最近はテレビとかメディアでもよく見る気がします。宇多田ヒカルさんと対談してたのは、少し驚いたな。
「地図と拳」もそうなんですけど、文献などしっかり調べて、きっちり作る作家さんのイメージ。面白くないはずがない。

「君のクイズ」は日本推理作家協会賞をとってますね。人の死なないミステリー。いいですね。

以下、ネタバレしてたらごめんなさい。
話はクイズ番組の決勝。二人が対峙す

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「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館」展

「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館」展

(アートの事は良く分からないので、全て個人的主観です)
(一つも絵を貼り付けてないですが、実物を是非、ということで勘弁してください)

美術館は、カミさんも好きなので、たまに行くのですが、最近までは、んー、という感じだったんですよね。
何の展示会か忘れたけど、ずっと前に「真珠の耳飾りの少女」を見た時も、そんなに感動せず、これが有名なあれかー、ぐらいの印象だったんです。
国立西洋美術館で開催された「

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感想とか 爆上戦隊ブンブンジャーも面白い!食わず嫌いって罪なのねって話

本当にすみませんでした。なめてました。悪くない、全然悪くないぞ、ブンブンジャー!

食わず嫌いってダメなんですね。
2023年度の戦隊モノ「王座戦隊キングオージャー」がめちゃめちゃ良かったんです。
人の上に立つとはどういうことか、キングオージャーが、教えてくれました。ホント、大人も子どもも、みんな観たほうが良い。

で、そこからのブンブンジャーですよ。
キャラのビジュアルを見ただけで、王道回帰、お

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(感想とか)映画「BLUE GIANT」いい仲間は自分で作り出すものなのか

本当は、映画館で観たかったんですよ。
それが今になったのは、どういうわけか。
なかなか自分の時間が取れないのが、現代人なんですかね。
そしてこのタイミングでアマプラで観られると。映画館で見れないと、アマプラ待ちになってしまう。もう、レンタルショップも近くにないし、お金もないしね…ネトフリ限定とか、ディズニープラス限定とかやめてくれーと思ってしまう。

評判は見たりしていたんですが、良いものも、悪い

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感想というか「同士少女よ、敵を撃て」を読んで考えた、戦時中と現在について

今年は、ここ数年で流行っている本とか、有名な本、名著と呼ばれるものを読もうと思っています。本が好きと言いつつ、あまり知られている本を読んでない事に気づいたので…

「同士少女よ、敵を撃て」も、気になっていた本。図書館に予約して借りられたので、さっそく読みました。
言い方は悪いかもしれませんが、面白い本出した。
戦争とは、「敵」とはいったい何なのか、いろいろ考えさせられました。と思ってたら、推薦文に

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【感想とか】成瀬は天下を取りに行く

以前から話題になっていた本で、気になっていました。
お金がないので図書館に予約。ついに読んだ。面白かった。
一発目の感想は、やっぱり物語はキャラクターが大事なんだな、と言う事でした。
以下、ネタバレあり、と言われるとそうかもしれません。

成瀬あかりの魅力

「成瀬は天下を取りに行く」の主人公は、その名の通り、成瀬さんです。この子の魅力は、発想力と行動力。
以前読んだ本(シナリオの書き方的なやつ)

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ムツゴロウさんの凄さを考える

畑正憲さんが亡くなられた。言わずとしれた、ムツゴロウさんです。心からご冥福をお祈りします。
小さい頃からテレビでよく見ていたし、著作もいくつか読ませて頂いた。熊と同居したり、シマウマに乗ったり、嘘でしょと思う事をいろいろやられていた。
確かREXが映画化されたときは、最初のジュラシックパークが公開されたのと同じ時期で、それぞれの恐竜の復元方法の違いにわくわくしたのを思い出した。
これこそが理系文学

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図書館で借りた本。色々なものを「作る」事、そして人生について

図書館で借りた本。色々なものを「作る」事、そして人生について

今週、図書館で借りた本はこちら。全4冊です。(ホントは読み終わらなかった本を借り直したので5冊ですが)
感想ではなくて、こんなことを考えて、期待して、本を借りてみました、というお話です。

広辞苑をつくるひと 三浦しをん

本当は三浦しをんさんの別の小説(愛なき世界)を借りたかったんですが、なかったので。本棚を見てたら、気になったので借りてみました。そういえば、「舟を編む」は辞書を作成する人たちの

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