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reed=葦、人間は考える葦である、の葦。葦になる為に≒to reedです。 子供3人…

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reed=葦、人間は考える葦である、の葦。葦になる為に≒to reedです。 子供3人のアラフィフサラリーマンが、観たり聴いたり調べたり、読んだり考えたりした事を、日々、徒然とまとめていけたらと。 文字書いて稼ぐ→出版→映像化→その主題歌を歌う→やがて本屋を開くのが野望。

最近の記事

なんだか街の中にキャンプ場ができているって話

最近、町中(?)にキャンプ場ができているらしい。 例えば「キャンプナノ越谷キャンプ場」 どうやら知人の家の近くらしく… (以下の会話?はフィクションで、キャンプナノ越谷キャンプ場とは一切関係ありません) A:実は、最近、家の近くにキャンプ場ができたんですよ。 B:え、キャンプ場が?ああいうのって山とか、田舎の方にできるんじゃないの。 A:悪かったね、田舎なんだよ、うちの辺りは。  で、ネットで調べたら、何かカヌーとか作ってるみたいなんだよね。 B:カヌーを作るキャンプって

    • 読書感想「地雷グリコ」はエンタメ本の現在進行系か

      「地雷」と「グリコ」なんという言葉の組み合わせでしょうか。 出版されたときにも話題になったいたと思うのですが、最近「本格ミステリ大賞」「日本推理作家協会賞」「山本周五郎賞」と3つの賞を立て続けに受賞したことがニュースになっていました。 この本が、なんとまぁ、面白いんです。 これぞエンタメ小説。ワクワクとドキドキがずっと続く。 全ぷで5章構成。第一章が表題作「地雷グリコ」で、その後に4つも話が続く。 また、一章の長さが、丁度よい。次はどうなるのかと、ついついページをめくって

      • T家の日常 カミさんはゴーヤチャンプルを作ろうとすると何故かご飯を食べてくる

        教えてないんです。 私はゴーヤチャンプルを作ろうなんて、一言も発してないんです。 カミさんも、別にゴーヤが嫌いなわけではないんです。むしろ好き好んで、ゴーヤ買ってるんです。 それでも、何故か、ゴーヤチャンプルを作ろうと思った日には、カミさんはご飯を食べて帰ってくるんです。 体感で少なくとも4割は、帰ってこない。全盛期のイチローの打率より高めだ。大谷さんも超えている。 ウチは、共働きで、どっちも正社員なんで、普通にどっちも朝から晩まで働いてるんです。 でも、私のほうが職場近い

        • (感想とか)舞城王太郎「阿修羅ガール」

          この人は、天才なのか。 舞城王太郎。 その名前は知っていたし、本を手に取るところまでは、何回か行っていたように思う。 まず、名前が、良い。何よりインパクトがある。 そして空条承太郎ぽい。と思ってたら、ジョジョのスピンオフ小説を書いてたり。 でも読んではいなかった。 そんなおり、今になってなぜ読んだのか。 それは、小川哲先生の「君のクイズ」で、舞城王太郎作品が登場していたから、なんです。 昔から、作品の中に出てくる作品というものが気になってしまう性質がありまして。 ちょっと(

        なんだか街の中にキャンプ場ができているって話

        • 読書感想「地雷グリコ」はエンタメ本の現在進行系か

        • T家の日常 カミさんはゴーヤチャンプルを作ろうとすると何故かご飯を食べてくる

        • (感想とか)舞城王太郎「阿修羅ガール」

          小川哲「君のクイズ」後味の悪さの良さ

          直木賞作家の小川哲さん。 最近はテレビとかメディアでもよく見る気がします。宇多田ヒカルさんと対談してたのは、少し驚いたな。 「地図と拳」もそうなんですけど、文献などしっかり調べて、きっちり作る作家さんのイメージ。面白くないはずがない。 「君のクイズ」は日本推理作家協会賞をとってますね。人の死なないミステリー。いいですね。 以下、ネタバレしてたらごめんなさい。 話はクイズ番組の決勝。二人が対峙する最後の早押し問題。対戦相手の本庄は、問題も聞かずに、ボタンを押し、回答する。そ

          小川哲「君のクイズ」後味の悪さの良さ

          「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館」展

          (アートの事は良く分からないので、全て個人的主観です) (一つも絵を貼り付けてないですが、実物を是非、ということで勘弁してください) 美術館は、カミさんも好きなので、たまに行くのですが、最近までは、んー、という感じだったんですよね。 何の展示会か忘れたけど、ずっと前に「真珠の耳飾りの少女」を見た時も、そんなに感動せず、これが有名なあれかー、ぐらいの印象だったんです。 国立西洋美術館で開催された「自然と人のダイアローグ」という展示会も、こちらは、自分でも行きたいと思っていたん

          「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館」展

          感想とか 爆上戦隊ブンブンジャーも面白い!食わず嫌いって罪なのねって話

          本当にすみませんでした。なめてました。悪くない、全然悪くないぞ、ブンブンジャー! 食わず嫌いってダメなんですね。 2023年度の戦隊モノ「王座戦隊キングオージャー」がめちゃめちゃ良かったんです。 人の上に立つとはどういうことか、キングオージャーが、教えてくれました。ホント、大人も子どもも、みんな観たほうが良い。 で、そこからのブンブンジャーですよ。 キャラのビジュアルを見ただけで、王道回帰、お子様向けに戻ってしまうのかと思っていたんです。ちょっと、思い切ったデザインだな、

          感想とか 爆上戦隊ブンブンジャーも面白い!食わず嫌いって罪なのねって話

          (感想とか)映画「BLUE GIANT」いい仲間は自分で作り出すものなのか

          本当は、映画館で観たかったんですよ。 それが今になったのは、どういうわけか。 なかなか自分の時間が取れないのが、現代人なんですかね。 そしてこのタイミングでアマプラで観られると。映画館で見れないと、アマプラ待ちになってしまう。もう、レンタルショップも近くにないし、お金もないしね…ネトフリ限定とか、ディズニープラス限定とかやめてくれーと思ってしまう。 評判は見たりしていたんですが、良いものも、悪いものも。最初は酷評が多かった気がする。 でも、あとからは評価が上がってきて、日本

          (感想とか)映画「BLUE GIANT」いい仲間は自分で作り出すものなのか

          感想というか「同士少女よ、敵を撃て」を読んで考えた、戦時中と現在について

          今年は、ここ数年で流行っている本とか、有名な本、名著と呼ばれるものを読もうと思っています。本が好きと言いつつ、あまり知られている本を読んでない事に気づいたので… 「同士少女よ、敵を撃て」も、気になっていた本。図書館に予約して借りられたので、さっそく読みました。 言い方は悪いかもしれませんが、面白い本出した。 戦争とは、「敵」とはいったい何なのか、いろいろ考えさせられました。と思ってたら、推薦文にも同じことが書いてありました。 例によってネタバレしてたらすみません。あと、愚痴

          感想というか「同士少女よ、敵を撃て」を読んで考えた、戦時中と現在について

          【感想とか】成瀬は天下を取りに行く

          以前から話題になっていた本で、気になっていました。 お金がないので図書館に予約。ついに読んだ。面白かった。 一発目の感想は、やっぱり物語はキャラクターが大事なんだな、と言う事でした。 以下、ネタバレあり、と言われるとそうかもしれません。 成瀬あかりの魅力 「成瀬は天下を取りに行く」の主人公は、その名の通り、成瀬さんです。この子の魅力は、発想力と行動力。 以前読んだ本(シナリオの書き方的なやつ)で、主人公には2つの要素のうちどちらかが必要だ、というのが書いてありました、たし

          【感想とか】成瀬は天下を取りに行く

          ムツゴロウさんの凄さを考える

          畑正憲さんが亡くなられた。言わずとしれた、ムツゴロウさんです。心からご冥福をお祈りします。 小さい頃からテレビでよく見ていたし、著作もいくつか読ませて頂いた。熊と同居したり、シマウマに乗ったり、嘘でしょと思う事をいろいろやられていた。 確かREXが映画化されたときは、最初のジュラシックパークが公開されたのと同じ時期で、それぞれの恐竜の復元方法の違いにわくわくしたのを思い出した。 これこそが理系文学者なのだろう。 相手と対等に テレビで放送された、追悼の特集を観た。鹿と戦っ

          ムツゴロウさんの凄さを考える

          図書館で借りた本。色々なものを「作る」事、そして人生について

          今週、図書館で借りた本はこちら。全4冊です。(ホントは読み終わらなかった本を借り直したので5冊ですが) 感想ではなくて、こんなことを考えて、期待して、本を借りてみました、というお話です。 広辞苑をつくるひと 三浦しをん 本当は三浦しをんさんの別の小説(愛なき世界)を借りたかったんですが、なかったので。本棚を見てたら、気になったので借りてみました。そういえば、「舟を編む」は辞書を作成する人たちの話だったなぁ、と思い。読んでないけど。 多くの人が正しい日本語として参考にする、

          図書館で借りた本。色々なものを「作る」事、そして人生について