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アナログ再考

 メールとか、SNSとか、色々とデジタル化が進んだ世の中。
 そんな中でも、ふとした時にアナログに触れる時がある。

 例えば、学校の連絡帳。学校からの手紙とか、休みの連絡とかはアプリやメールになったけど、連絡帳は未だに健在。子供が書く練習になる、という観点もあるのだろうけど、文字で何かを伝えるというのは素敵なことだと感じる。

 とある協力会社からは、請求書が封筒で届く。
 最近は請求書を電子化してください、などと言われることもあるが、まだまだ紙で届くことはある。
 大抵は料金後納郵便というものだが、そんな中で、切手を貼って送ってくれる会社もある。

料金後納郵便。事務的な感じで味気ないけどそんなもんかと思う

 さらには、意図的に記念切手などの特殊な切手を貼ってくれるところもある。
 そんな中で、今月届いたものは、とても素敵だった。丸い切手だったのだ。

初めて見たかも、丸い切手。マーガレットか?

めちゃめちゃシャレてる!こんなのあるんですね。改めて、己の「切手は4角」という固定観念があったことに驚かされました。

慌てて、先月の請求書の切手も確認。
こ、これは!

カーネーションの切手!

5月は母の日。取ってはおいたけど、全然気づかなかった。

ここの会社は、毎月違う切手で、時節にあったもので請求書を送ってくれていた。
 メールなら、コストも大してかからない、すぐ届く、便利なものかもしれない。でも、感動を届けるのは難しいのではないかな。

ちょっとした事だし、面倒かもしれないけど、それが良い。言葉がなくても、通じる、感じるものがある。便利、楽、コスパ、タイパ。そんなものでは得られない、何かが、アナログにはあるんじゃないかな。

来月の請求書も楽しみだ。中身は置いといて。

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