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「派遣の品格」から考える奴隷化プロパガンダと国際競争

ドラマ「派遣の品格」による国民奴隷化から、「動画投稿サイト」の誕生による国民肉塊化(記号化)まであっという間でしたね(一番下に参考URLを添付してます)。
ドラマ「派遣の品格」が奴隷化プロパガンダなのは有名な話なので、みなさんご存じだろうと思います。正式にはハケン、とカタカナ。

え?しらない?
バカですか?
テレビはすぐに捨てて下さい。

派遣法改正により国民奴隷化を推し進めたのは小泉政権ですが、単に奴隷にしたかったのではなく理由がありました。
大きな流れとしては、日本が国際競争にいよいよ打って出る、というタイミングだったのです。
バブルが崩壊した後、外為法改正など、金融ビックバンと言われる改革によって国際競争に突入していくことになりました。いろいろと既得権化して効率の悪い市場をテコ入れしよう、というのが名目でした。

それで、
日本は、国際競争を価格競争と勘違いしました。
なので、とにかく人件費というコストを下げることで国際競争に挑んだわけです。それで、中国や韓国と戦う時も、日本人の人件費を下げて戦おうとしてきたんです。

小泉政権から、安倍政権(アベノミクス)まで、そして今も、これをやってるわけです。
付加価値競争(イノベーション競争)ではなく、価格競争をするために、国民の4割を奴隷化して、外為政策ではインチキで円安誘導してきたのです。

国際競争の意味が全く分からずに戦ってきた20年でした。
その結果が今です。

外為というとわかりにくく感じるかもしれませんが、簡単です。
円安にすると、日本はモノやらを輸出するときに、価格を安く設定できるんです。だから、インチキで円安にし続けてきた。

民主党政権下では白川日銀総裁によるレッセフェール(放置)政策で、一時期物凄い円高になっていましたが、外為レートの決定理論上は、放置すると円高になるんです。知らない人が多いですが、本来なら1ドルは70円当たりなんです。だから、円高というより、適正レートに近かったわけです。

この「本来」、というのを知らない人が殆どです。株でも為替でもそうですが、理論上の適正値というのがあるんです。
外為レートは長期的には購買力平価で決まるので、各国の物価で勘案した適正値を導き出せる。

適正値?アホか!
と言う人もいるのですが、あんたがアホです。
自由市場が正しいというのは刷り込みです。考えることのできない豚はいつもこういうことを言うんです。
購買力平価である程度コントロールされないと滅茶苦茶なことができる。
例えば、今、西側諸国はロシアと戦争してますが、当初、西側諸国はロシアの通貨暴落を狙って攻撃を仕掛けた。ロシアから見れば、自由市場であることを逆手に取られて攻撃されたのです。ロシアの場合は中銀総裁が天才だったので攻撃をかわせた。

こんな極端な例でなくても、そもそも、金融市場は操作することが出来るんです。
今、日銀がやってる異次元緩和もそうです。
人為的に市場操作しまくって、過剰流動性をバンバン供給しまくっているから、キャリートレードにより実体経済とはかけ離れたいわゆる投機マネーが世界を駆け巡る。

おかしなことをやる国が出てくると迷惑なんです。
でも、一方、それで儲かる人々もでてくる。

私は、外為レートは購買力平価に近い形で決まるように、国際的に、人為的にある程度コントロールしてもいいと思っています。
こんなこと書くと国際金融資本に暗殺されるかもしれませんが、外為レートがこんなに簡単に操作出来てしまうことは本来おかしいのです。
と私は勝手に思っています。
だって、いちいち外為に気を取られて生活をするのも面倒です。
金、金ばかりになってしまう。人生の無駄です。
本当に無駄ばかりの国際金融システムだと思います。それで儲かる人が牛耳ってるからどうにもならない。

それから、
小泉政権下では年金支給年齢が65歳になった。
5年遅らせることで、ざっくりいうと一人1000万くらい損しました。
それでも、この国の皆さんは文句を言わない。
1000万損するだけじゃない。もう5年も奴隷として働かなくてはいけない人が沢山でてくる。
つまり、これも奴隷化政策です。

年金制度を操作して、家畜を長く働かせている。
この辺りの論点は、ボードリヤールやフーコーを読んでください。
彼らがしてるのは本質論です。だから彼らは年金制度の話なんかしてないですよ。私独自の主張です。
過去記事でも言及してます。記事をパクらないでくださいね。YouTubeに上げる人がいるんです。気持ち悪いおっさんが私の記事をまとめて喋ってるんです。本当に、腰を抜かしてしまいます。
でも気をつけてください。この記事を読むと、あなたのこれまでの人生が無駄だったことがわかり、後悔してしまうことになります。

えっと、それでですね、
酔っぱらってるのでのらりくらり脱線が多いのですが、
本当に国際競争するつもりがあったのかってことですよ。
価格競争で新興国と戦うとか、年金支給をわざと65歳にするとか、普通に考えると絶対におかしいんです。こんなことすれば、イノベーションが生まれずに経済は疲弊するだけです。それに、消費にも金が回らなくなりますし。経済に悪い事ばかりです。考えればわかります。

ずっと言ってきたんですよ、一人で。
でも、こんな話通じる人いないんです、日頃、どっかで知人やらとウダウダ話しても。全く通じない。

つまり、冒頭で、「単に奴隷にしたかったのではなく、、、」って書いたんですが、
本当は、単に家畜化が目的だったのではないのかな、とわたしは思ってるんです。

そういう話が日ごろ通じないから、だからここに書いてるんです。
でも、こういうことをnoteに書くと、パクるやつが出てくる。
これまで誰にも伝わらずに悶々としてきてここに書いたら速攻パクられるんです。

最近は、全くモノを考える頭がないのに、SNSも含めネット上に国際金融資本がー!巨大資本がー!って喚いている人々が凄く多くて、そういう人が記事やツイートをパクるんです。SNSでもです。他人様のものをパクって、こんな社会おかしい!って言ってるんです。パクったやつが社会がおかしいって言ってるんです。ヤバすぎですよ。

ツイッターでも、リベラルもどきみたいな連中がマウントを取り合っていて、もううんざりでnoteに来てもやっぱり同じなんです。世の中のムードに乗っかってるだけで芯も無ければ考える頭も無い人々が夢遊病者のように新しい情報を求めているんです。もう、社会のシステムとして、そういう現代病に罹患したゾンビばかりです。
本当にこの世の中はクソです。
クソだらけなんですよ。

おわり

「動画投稿サイト」の誕生による国民肉塊化(記号化)についてはこの記事をみてください。

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