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北米・南米映画

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アメリカ、カナダ、メキシコ、キューバ、ブラジル、アルゼンチン、チリなど南北アメリカ大陸の映画のまとめ
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2023年2月の記事一覧

シン映画日記『アントマン&ワスプ:クアントマニア』

シン映画日記『アントマン&ワスプ:クアントマニア』

シネプレックス幸手でMCU映画『アントマン』シリーズ最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』を見てきた。

『アントマン』シリーズ3作目で、フェーズ5の1作目に当たる本作はアントマンことスコット・ラングの娘キャシーが作り出した装置でホープやハンク、ジャネットと共に粒子世界に行ってしまい、スコットとキャシーの親娘とホープらの親娘で離れ離れになり、お互いに探し合いながら粒子世界から脱出を試みる。同

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シン映画日記『対峙』

シン映画日記『対峙』

MOVIX三郷にてアメリカ映画『対峙』を見てきた。

とある高校で起こった銃乱射無差別殺人事件の6年後に、その事件の被害者の両親と加害者の両親が教会にある一室で話し合う会議が行われた。

ちなみに、加害者は事件直後に自害して亡くなっているため、当事者なし、まて事故等の回想シーンが一切ないまま、4人のそれぞれ息子を亡くした親たちの正しい回答がない話し合いが行われる。

そこには無念、後悔、憤慨、憤怒

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シン映画日記『バビロン』初見

シン映画日記『バビロン』初見

MOVIX三郷にてデイミアン・チャゼル監督最新作『バビロン』を見てきた。

1920年代後半から1930年代前半のサイレント映画からトーキー映画に切り替わって行くハリウッドの変換期と
サイレント映画時代に成り上がり栄華を誇った映画俳優、女優、プロデューサー、黒人音楽奏者、字幕担当、アシスタントたちの栄枯盛衰と時代のうつろいを描いたデイミアン・チャゼル版『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

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シン映画日記『バイオレント・ナイト』

シン映画日記『バイオレント・ナイト』

TOHOシネマズ日比谷でアクション、ブラックコメディ、ファンタジー映画『バイオレント・ナイト』を見てきた。

全体的にサンタクロースのファンタジーをメインに、ホーム・アローンmeetsダイ・ハードな展開とアクションを取り入れた映画で、
後半のアクションは圧巻。

クリスマスイブの夜にライトストーン家でクリスマスホームパーティーが開かれていたが、そこに傭兵のグループが金庫にある3億ドルを狙いに襲撃に

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シン・映画日記『キラーカブトガニ』

シン・映画日記『キラーカブトガニ』

ヒューマントラストシネマ渋谷でパニック映画『キラーカブトガニ』を見てきた。

人を襲う殺人カブトガニによるパニックを描いた映画で、CGや通常カブトガニや巨大カブトガニの造形、そして発達障害なウザい三枚目キャラなどやや難があるポンコツな作りではあるが、見ていくうちにポンコツさが妙な味わいに変わり、後半にある意外な展開があり、「悪くない」「むしろ、いいんじゃね?」とか褒めたくなる愛すべきD級映画である

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