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記事一覧
ヴィジョンと戦略をつなぐ絵を描く
1つ前のnote「時代が必要とすること」で書いた、"プロジェクトで何を目指すか、何がゴールなのか、スコープは何かを問うとき、どうすれば今の時代に必要とされるものを生み出せるのか?という視点で考えてみるとよいと思っている"ということについて、具体的に、どんなイメージをしてるかを図式化してみた。
「今の時代に必要なものを生み出せるか?」というヴィジョンを考えるためには、今がそもそもどういう状況なのか
ビジネスモデル講義03:ビジネスモデルと経営戦略
前回の記事でも紹介したように、ビジネスモデルは、経営戦略を策定するためのベースとなるものであると同時に、経営戦略を実際のビジネスプロセスへと結びつける橋渡し役を果たすものである。
ここでは、ビジネスモデルと経営戦略の関係について見ていこう。
1. 経営戦略の歴史的展開まず、三谷宏治『経営戦略全史』をもとに、経営戦略の歴史的展開を整理する。
まず、経営戦略はその起源を(1)テイラーの科学的管
1階づくりはまちづくりー田中元子 誰しもが「よかれと思ったこと」が実現できる場所
2019年9月7日、NPO法人場の研究所が主催する「場のシンポジウム2019」が、共催するエーザイ株式会社の大ホール(東京・文京区)で開催された。今回のシンポジウムのテーマは、「『〈いのち〉のオアシス』~生きにくい社会の形を底辺から変えていく~」だ。
株式会社グランドレベル代表取締役社長・喫茶ランドリー オーナーの田中元子氏による講演、「1階づくりはまちづくり」をご紹介する。(文:あおみゆうの/
都市*まちの作り方を台湾の「騎楼」に学ぶ!半屋外の歩行者空間の果てしなき可能性.「迪化街」から台北のまちを歩く.
お久し振りです。いろいろと新しいイベントごとが続いたので間が空いてしまいました。その間に広島県呉市と長崎市へ行ったり、東京生活でもグランドレベルネタは積もるばかりなのですが、今回はグランドレベル(1階)大国、台湾・台北ネタをもう一つお届けします。
というわけで、台北の迪化街というまちへ行きましょう。
迪化街は、いわゆる漢方、乾物、布などの問屋街です。まちへ入ると、鼻をつくのは漢方や香辛料の
都市開発事業と運営・エリアマネジメント─『202X URBAN VISIONARY Vol.3』
三井不動産、森ビル、三菱地所、東急など一度は名を聞いたことであろう大手デベロッパーが一堂に会するイベント「202X URBAN VISIONARY Vol.3」を聞いてきたので、簡単にメモをば。
イベント概要は下記より
モデレータ・MCは
ライゾマティクス・アーキテクチャー主宰の齋藤精一氏
noiz 共同主宰/gluon 共同主宰の豊田啓介氏
日経 xTECH・日経アーキテクチュア編集委員の山本
都市開発における地域連携の拠点が、“そこにあること”の意味
前回は、TokyoYard PROJECTのコンセプトである「共創」と「実験」、またプロジェクトを知るための入り口となる施設「Partner Base」をご紹介しました。
>>都市の課題を乗り越え、「共創」と「実験」を実装したまちづくりにするために
今回は、Partner Baseで品川開発プロジェクトのことを知ってもらったパートナーがより深く街に関わるための運営拠点「TokyoYard Bui
スポーツまちづくりとコンパクトシティ
コンパクトシティとは?
コンパクトシティとは、サステナブル(持続可能)な都市空間の再編成を目指す、都市政策モデルのひとつです。日本においても、高齢化と人口減が進展し、「街じまい」に関する議論が盛んになる過程で、経済成長にともなって無秩序な拡大(スプロール現象)によって膨張した都市を、歯車をゆっくり逆回転させるようにコンパクト化する試みが各所で行われています。そこで今回は、コンパクトシティの考え
SST:サスティナブルスマートタウンというパナソニックが志向する未来の3つのカタチ
SSTとは「Sustainable Smart Town(サスティナブルスマートタウン)」の略称
パナソニックが手掛ける持続可能性のある次世代スマートタウンのブランド
2020年9月現在、神奈川県藤沢市の藤沢SST、横浜市の綱島SSTがあり、大阪府吹田市の吹田SSTが第3弾として構想されている。
くらし起点のまちづくり従来のインフラありきの設計に偏重せず、「人」を中心に置いた、サスティナブル