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現在を考える

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大したことない人生の道程
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センスとテンポ

センスとテンポ

小さな頃はCMが好きでテレビばかり見ていた。
最近は、年のせいか、時代の変化のせいか、テレビは疲れて見れない。
だから情報収集は専らラジオ。

ラジオは想像する楽しみがある。
最近は森ビルのCMが好きです。(別に回し者では有りません)

多々ある森ビルラジオCMで、この「大事な話編」と「災い編」の2つは何度聴いても楽しくなれる。俺のビタミン剤。
※「災い編」は2022/4/12現在、非公開に

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情報発信衝動、平和の願い

情報発信衝動、平和の願い

なんかさ、世の中、情報過多になってるじゃん。
家のポストに入るDMとか、バーニラバニラうるさいデコトラとか含めると、商品のプロモーションが殆どかもしれない。

でもネットの社会でみんなが見たり聴いたりするものって、大概は個人発信のものが多くない?その個人も芸能人に限らず、一般の市民。

SNSで芸能人をフォローするけど、もともと情報を発信する立場にあるわけではない市民の情報もよく見てる。自分も含め

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見せたほうがいい弱み

見せたほうがいい弱み

人は誰しも弱みを持っている。
弱みを助けあって社会が成り立っている。

アタマでは理解していても、そう簡単に見せられない。
自分の弱み。みなさんはどのような弱みをお持ちかな?

弱みを一切見せない人もいる。
弱みを見せる人もいる。
弱みを見せる人でも見せない弱みもある。

見せない弱みとは何か?考えてみたら呪縛だった。
長年続けていた自縄自縛だった。なんてオチだ。

だれもそこまで期待してない。

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ボーイズステイト

ボーイズステイト

2月か3月に、Apple TV限定で公開されているアメリカのドキュメンタリー映画がAcross The Skyで紹介されていた。

高校生が政治を学ぶための実在するイベントなんだけど、この模擬選挙が本物さながらの展開をしているのだろう、1100人以上の少年が無作為に2党に振り分けられて争う選挙”戦”が生々しく映されていた。

出演した高校生から様々な感想が出てきたが、概ね「ゲーム(戦い)」だという

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自分の人生の責任者は誰?

自分の人生の責任者は誰?

忘れてはいけないこと、例えば

自分の人生の責任者は自分だということ。

いろんな辛いことに遭遇するだろう。
嫌なことに遭遇するだろう。
人が絡んだ嫌なことに遭遇するだろう。
人のせいにしたくなるだろう。
その気持ちを殺せとは言わない。

ただ、
そこからいつ抜け出すか、
抜け出してどんな行動をするか、
それは自分にかかっている。

人生は有限だ。
愚痴っていてもタイマーは回っている。
愚痴っても

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air out? or get out?

air out? or get out?

1915-1945 領土侵略時代  (国が土地を求める)
1945-1960 喪失と復興の時代(個人の生理的欲求・安全欲求)
1960-1975 物質的な富の追求(個人が便利さを求める)
1975-1990 経済的な富の追求(個人が名声を求める)
1990-2020 目標喪失時代  (社会が茫然自失)
2020-2050 精神的な富の追求(個人が幸福感を求める)

物質社会の高齢化
精神社会の高齢

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性的衝動の源(1)他者を求める本能

性的衝動の源(1)他者を求める本能

アニメ、アイドル、セックスシンボル、歪んだビューティ、
これらが無くても飢餓しない。本来、生命維持には後回し。
でも社会のニーズは高い。これらで満たせるのは性的欲求。

人がなぜ性欲を満たしたいのか。

人間は社会的な動物。
本能は他者を求めてる。
幸福感を求めてる。
だけど暴力的に他者を奪うわけにいかない。

社会に秩序があるから、人は安心を得られる。
秩序は自分たちの姿勢で作るもの。
理性と知

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優しい人の感情老化(福祉現場職員向け)

優しい人は、置いてけぼりにしない
優しい人は、他人を大事にする
優しい人は、自分を粗末にする
優しい人は、衰える

刃を砥げない (自己成長は後回し)
刃が鈍る   (特技の腕が落ちる)
刃が錆びる  (特技を失い意気消沈)
刃を捨てる  (自棄、ひきこもり)

安全サイクルで自分をスポイルさせる
前頭葉が老化して、感情老化が始まる
新しいことに挑戦できない自分に嘆く

そうならないためには、

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路線変更

路線変更

違うな。

受け手を気遣う丁寧な表現では
思ったことが出切らない。
残尿感が有る。

生身の声に説明なんかいらない。
思い切りビュッと出し切って果てる。

お誂え向きになるわけないだろ。←ルビ実験
生なんだから粗暴な味だ。

食いたきゃ自分でさばいて料理しな。

学校で教えない大切な技術(4)成長サイクルと安全サイクル

学校で教えない大切な技術(4)成長サイクルと安全サイクル

成長サイクルの説明をしていく。

道を追究しないのは、自分の個性を活かせていない状態。だけど、そんな余裕も無いならば、無理して急流の渦に身を投げてはいけない。渦巻く水槽の縁のような安全圏を緩やかに巡るのだ。怪我したらリハビリ。緩やかに。

怪我して辞める。辞められる技術なら、それでいい。
人と関わる技術は辞めようにも辞められない。
そんなときは、安全サイクルで、機が熟するのを待つのが善い。

次号

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学校で教えない大切な技術(3)孤立の古傷が強張らせる

他者と関わる場面で、問われる技術。
伝えること、愛すること…

大なり小なり失敗する。
大きな失敗が心に傷を残す。
その傷はきちんと癒えて、次の挑戦に進めるか?

傷は浅くてもある種の心的外傷。
傷が深くて痛むと、医者にPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されるだろうが、浅い傷では病院に行かないし、傷の存在すらわかってない。

実は、人の心には、癒えない小さな傷がたくさん潜んでいて、それが人格

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学校で教えない大切な技術(2)No Pain, No Gain 以外

学校で教えない大切な技術(2)No Pain, No Gain 以外

例えばカッターの扱い。
初めてのときはそりゃ怖いけど、すぐ慣れる。
慣れてきて怪我する ⇔ 怪我して慎重になる
を何度か繰り返して、徐々に扱いが上手くなる。

薄いものから厚いものまで、
硬いものから柔らかいものまで、
多少の材料の違いがあっても、扱えるようになる。
多少の道具の違いがあっても、扱えるようになる。

これが技術が身につく過程だろう。スポーツも一緒だ。
怪我まで行かなくても、怖い思い

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学校で教えない大切な技術(1)伝えること、愛すること

学校で教えない大切な技術(1)伝えること、愛すること

11年前、宣伝会議のコピーライター養成講座に参加した。半年間に渡る講義の初日、初回の講師は山本高史(やまもとたかし)さん。うわーすごい人だなー、と羨望して、講義直後に購入した山本さんの著書がこれ。

その衝撃的な帯のコピーが頻繁に脳裏に浮かぶ。
「そりゃ言葉には技術がいるよ、あぁ見えて結構難しいから」
自分への警鐘にも感じた。「言葉を迂闊に扱うな」と。

伝える本が教えてくれた。「伝えることには技

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母親を演じる人

母親を演じる人

先日、震度6の地震があったとき、直後に母親にLINEして安否を気遣った。
実家まで徒歩5分。喜寿を迎える母。きっと色々大変だろうと思ったが、実際、実家に赴いたのは、その4日後。薄情だと自分でも思う。

LINEしたけど、本当に心配だったのか自分でも良くわからない。かと言って「地震が多い地域だから、ある程度慣れているだろう」と安心していたわけでもない。心配していた。だけど、それ以上に会いたくなかった

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